9_27 編集後記

編集後記

 みなさん、こんにちは。トランプ大統領は19日、専門技術を持つ外国人向けのH1Bビザ申請について、雇用主の企業に年10万ドルの手数料を課す大統領令に署名しました。さっそく21日から発効しました。H1Bビザの申請には、これまで抽選登録料の215ドルと、雇用主が提出する請願書の申請料780ドルでしたが、これらに加えていきなり10万ドル(日本円で約1500万円)が必要になりました。適用されるのはこれから申請する新規のビザだけで、ビザの更新やすでにビザを持っている人には適用されません。しかしまた、どうしてこのような突飛とも思えるような政策を打ち出したのでしょうか。背景には、H1Bビザによって、雇用主は米国人労働者よりもはるかに安価で外国人を雇うことが可能になったことがあります。IT関連の職を求める理系の米国人の大卒者は職探しに苦労しており、コンピュータ・サイエンスとコンピュータ・エンジニアリング専攻の卒業生の失業率は、それぞれ6・1%と7・5%と、他の専攻に比べて高水準にあります。これは、生物学や美術史の卒業生の2倍以上です。昨年H1Bビザを最も多く取得したのはインドで全体の71%を占めました。中国は11・7%でそれに続きます。企業別では今年上半期で、アマゾンが約1万44件、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(インド系大手IT)が5505件、マイクロソフトが5189件、メタが5123件、アップルが4202件、グーグルが4181件など。かつては日本人利留学生の米国就職への登竜門的存在だっただけに、その衝撃は大きく、外国人が米国に定住することがさらに難しくなっていくのではないか不安になりそうです。でも外国人の増加によって、自国民がわりを食うというは、どうやらアメリカだけではないようです。日本の都心に近い中古住宅の価格が平均で1億2000万円になり、昨年同期比で3割以上の値上がりだそうです。お金持ちの外国人がキャッシュで都心の中古マンションをどんどん買っているのが背景にあるようです。日本人はそのような買い方はしませんし、できません。このままでは、日本人は日本の普通の住宅に住みたくても住めなくなってきてしまうかもしれません。自国民を守るための政策という意味で今回のH1Bビザの規制強化は、ある意味、理にかなったものなのかもしれませんね。いろんな意味で日米比較ができるのも、日本の外に住んでいればこそなのでしょうか。それでは、みなさんよい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)

【今週の紙面の主なニュース】(2025年9月27日号)

(1)H1ビザ取得に10万ドル  新規雇用企業に手数料

(2)ONE STORY AWARD 2025   ファッション美とスピーチ

(3)過去が未来になる  野田正明が個展

(4)大江千里NYライブ 満員御礼2日間

(5)NYで日本食紹介意義深い 来米の石破首相

(6)赤狩り2.0が始まる? 視座点描

(7)NY共同貿易 レストラン・エキスポ

(8)簡単にすぐ作れて美味しい一品 生き生きEATS

(9)瞑想で心の内側からの充電を説く ヨグマタ相川圭子さん

(10)カジキズショー 10月20日カーネギーで

H1ビザ取得に10万ドル  新規雇用企業に手数料

 トランプ米大統領は19日、専門技術を持つ外国人向けのH1Bビザ申請について、雇用主の企業に年10万ドルの手数料を課す大統領令に署名、21日から発効した。H1Bビザ申請にはこれまで抽選登録料の215ドルと、雇用主が提出する請願書の申請料780ドルだったが、これらに加えて10万ドルが必要となる。適用されるのは新規のビザだけで、ビザの更新やすでにビザを持っている人に10万ドルの手数料は必要ない。また国家の利益に資すると判断される場合には個別に免除を認める条項もあり、一部の企業や業界に回避の余地が残されている。

 「特定の非移民労働者の入国制限」と題する大統領布告では、H1Bビザ制度が本来の目的である「高技能労働者の補完」から逸脱し、「低賃金・低技能の外国人労働者による米国人労働者の置き換え」という形で悪用されており、国家安全保障上の脅威にもなると考えられるとしている。このため、優秀な外国人労働者の雇用を維持しつつも、この問題に対処するためには、H1Bビザの利用を希望する企業に高額なコストを課すことが必要と結論付けている。

 政府のデータによると、昨年H1Bビザを最も多く取得したのはインドで全体の71%を占めた。中国は11・7%で続いた。企業別では今年上半期で、アマゾンが約1万44件、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(インド系大手IT)が5505件、マイクロソフトが5189件、メタが5123件、アップルが4202件、グーグルが4181件など。

ONE STORY AWARD 2025   ファッション美とスピーチ

 ニューヨークで3年目となる国際文化交流イベント「ONE STORY AWARD 2025 NY」が、9月20日に開催された。本イベントは、日本文化をテーマにした学生スピーチコンテストと、NYで活躍するモデルによるファッションショーを同日別会場で開催したもので、いずれも日本文化の魅力を世界に発信し、日米での国際交流を目的としている。

 スピーチコンテストではニューヨーク在住のハンター大学の学生、カイル・フラーさんが優勝し、日本行きのチケットを得た(関連記事13面に)。ファッションショー部門では新進デザイナーのSHUNによる洋装と和装のランウエーショーが華やかに開催され、ヘセド・クリスティン・シッドさんが優勝し、日本行き航空券を手にした。主催はONE STORY AWARD(代表取締役 鶴田一磨)、共催はMina Corporation(USA  National Director 長久保美奈)、スピーチ部門プロデューサー・協賛・河野洋、Fashion部門プロデューサーSHUN。協賛・ニューヨーク生活プレス社。

日本文化スピーチコンテスト開催

カイル・フラーさん優勝

 今年で3回目となるワン・ストーリー・アワードNY(ONE STORY AWARD NY)の学生スピーチコンテスト が20日、マンハッタンのリプレイ・グリア・スタジオで実施され、ハンターカレッジで日本語を学ぶカイル・フラーさん(39)が日本食やアニメなどで親しみのある日本文化についてスピーチして優勝し、日本行き航空券を手にした。主催・Mina Corporation(長久保美奈)、プロデューサー・Mar Creation(河野洋)、共催・JAPAN AWARD(鶴田一磨)

過去が未来になる 野田正明が個展

NYで半世紀 野田正明が未発表作品で個展
10月2日から11日までNY日系人会(JAA)で

版画家、画家、彫刻家への葛藤の変遷を示す

 ニューヨーク在住のアーティスト、野田正明が10月2日(木)から11日(土)まで「過去が未来になる Past Becoming Future」と題する個展をニューヨーク日系人会ホール(西45丁目49丁目)で開催する。未発表作品の大作16点あまりを出品する。

 野田は1972年大阪芸術大学を卒業後、新進作家として精力的に発表活動を続け、76年には最も活躍する現代アーティストとして「アート・ナウ76」(兵庫近代美術館)に選抜され、翌77年に来米した。当地ニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグに入学し、NYでの芸術家としての新たなキャリアの第一歩をスタートさせた。

 その後、野田は、ニューヨーク滞在48年の間に絶え間なく続くアメリカのアートシーンの変貌を間近で体験しながら、野田自身もまた自己確立のため、具象と抽象の境界線の検証、メディアの枠を超えるためのさざまな実験を繰り返しながら作品を作り続けてきた。 

 今回の展示は時代の波の中で、新たな境地へと向かうための実験的作品が主体で大半が未発表作だが、発表をしてきた主軸となるこれまでの作品とは別に、野田が現在に至るまでの葛藤と模索の軌跡として、版画家、画家から彫刻家に至るまでの経緯を理解する手がかりとなる展示となる。

 分かり易く説明すると、野田はアメリカに来て版画作品を作り続けるうちに、ある時、米国におけるアートの世界のヒエラルキーというものを知ることになる。生活の中で実際に使うことを想定して作られる工芸品が、アートクラフトなどと呼ばれて純粋芸術のファインアートよりも一段低く見られるのと同様、刷り増しすることのできる版画は、米国では1点ものの油絵を売るためのいわば「付録」に近い存在だというシビアな現実を知らされ愕然とする。しかし、版画家としての誇りを曲げてまでジャンルの違う世界に飛び出すことを野田は恐れた。つまり、一貫性を失ったブレた作家は、アート界からだけでなく、自分自身にも自分はいったい何をやっているんだという自己嫌悪にも似た観念に見舞われることは明白で、それを人に見られたくなかったし、知られたくもなかったからだ。

 だから、版画と異なる大きな作品を何枚も何枚もペインティングで描いたが、人に見せることなく自らを封印してしまった。そして、芸術の世界では彫刻、しかもパブリックアートの彫刻が欧米では芸術の高見にあるということも知り、向上心のある野田は2次元の世界の呪縛から解き放たれたというべきか、3次元の彫刻の世界に鞍替えしたというべきか、いずれにしても彫刻家としての姿で世に飛び出し成功という名を手にすることになる。現在、野田のパブリックアートはアメリカ、ギリシャ、中国、モンゴル、日本を含め世界31か所にある。そのうちの25か所が日本で、その15か所が故郷福山市にある。

 今回のニューヨーク日系人会での展示には、前述したような理由で、これまで本人としてはあまり見せたくはなかった版画以外の絵画などが出展される。具象と抽象の境目のような実験的なものも出される。創作の歴史50年を俯瞰しながら現在位置を検証し、未来へと繋がる見応えのある展覧会となる。(三浦良一記者、写真も)

大江千里NYライブ 満員御礼2日間

 ジャズピアニストの大江千里が9月19日と20日、恒例のバードランドでのスペシャルライブを開催した。

 ゲストのローレン・キンハンとの出会いは4枚目のシーラ・ジョーダンに捧げるジャズボーカルアルバム「アンサージュライ」でコラボをしたのが最初。残念ながらシーラはこの夏に亡くなったが、彼女がジョン・ヘンドリックス作詞、大江千里作曲でこのアルバムで歌った曲を今回はローレンがリスペクトと愛を込めて熱唱した。ローレンの娘で歌手のエラ・マルカスも登壇して歌う一幕もあった。 

 公演は往年のロドニー・フランクリン の「ザ・グルーヴ(The Groove )」を彷彿させる大江のジャズピアノのメロディーに会場はまろやかな熱気に包まれた。大江は「多くのミュージックラバーのお客様に囲まれて暖かな気持ちで演奏することができました。演奏しながら、さまざまなアイデアが湧いてきて、その片鱗を演奏の中でさっそく試し、またメンバーが別のアイデアを投げ返してくれ、夢中でスリリングな音楽コミュニケーションでした。いらしてくださったみなさま、本当にありがとうございました」と演奏後に語った。 (写真・三浦良一)

「NYで日本食紹介意義深い」来米の石破首相

 マンハッタンのレストラン「アクアビット」で日本産食材を活用した日本食レセプション「テイスト・オブ・ジャパン・カリナリー・ジャーニー」(主催:農林水産省、ジェトロ、JFOODO)が23日夕に行われた。

 アクアビットのシェフ・エマ・ベングソンさんが、日本の食材、和牛、ハマチ、ホタテ、マグロ、そして、日本酒と米を使っての創作料理を披露した。

 また、「Odo」レストランのオーナーでエグゼクティブ・シェフの大堂浩樹さん、そして「WORLDWIDE-SOBA」の創設者でブルックリンの蕎麦店「Uzuki」オーナーの小谷修一さんの2人の親善大使によるそれぞれの料理のプレゼンテーションも行われた。

 この日ニューヨークの国連総会に出席のためニューヨークを訪れていた石破茂首相も駆け付けた。石破首相は、「ニューヨークで日本食が紹介されるのは大変意義深いことです」と挨拶した。山本佐知子農林水産大臣政務官もレセプションに参加した。 (石黒かおる・写真も)

(写真)写真左から 大堂浩樹さん、石破首相、 エマ・ベングソンさん、 小谷修一さん、 山本佐知子氏、森美樹夫大使

NY共同貿易 レストラン・エキスポ

131社が参加

サッポロプレミアムの新製品ノンアルコールビールは会場で人気

 NY共同貿易(大畑正敏社長)はジャパニーズ・フード&レスラン・エキスポ2025を9月20日、マンハッタンのメトロポリタンパビリオンで開催した。今年で28回目となった今回は食品メーカーなど131社が出店し、約2500人が来場した。

 開会式で祝辞を述べたジェトロニューヨーク事務所の伊津野智久次長によると、2024年の農林水産物・食品の輸出額は1兆5071億円と過去最高を更新、うち、1位の米国向け輸出額も2429億円と過去最高を更新、品目別では、アルコール飲料、ブリ、ホタテ貝、緑茶の順になっているという。

 大畑社長は「日本から米国に輸入している商品には15%の相互関税がかかっているため影響は少なくないが米国における日本食の裾野は広がっているのでレストラン関係者、食品関連産業の皆様の需要に応えていきたい」と抱負を述べた。

赤狩り2.0が始まる? 視座点描

 逮捕直後から発表の内容がどうも変だったのです。発生現場であるユタ州のスペンサー・コックス知事が、確保したタイラー・ロビンソン容疑者が外国出身者ではなく白人のアメリカ人という「ワン・オヴ・アス(我々の仲間の一人)」だったことを残念がったり、カシュ・パテルFBI長官が同じ会見でキリスト教徒のチャーリー・カークを追悼して北欧神話の「ヴァルハラで会おう」とトンチンカンなことを言ったり、殺されたのがトランプ当選の立役者だったためか、捜査当局のリークで出てくるメディア報道までがどこか政権のバイアスの匂いがして、私も危ないと気づいてすぐに逐一SNS投稿するのを止めました。

 トランプも21日のカーク追悼式典でMAGA派の意向に沿って「暴力は主に左翼からもたらされる」と事実と逆の言説を披露し「この暗殺の責任は極左にある」と決めつけています。一方でリベラル側も容疑者一家がモルモン教徒の根っからの共和党支持だったことや、ロビンソンがカークよりもさらに右のニック・フエンテス一派に属していたという未確認情報に飛びついて「MAGAの内部抗争」説を吹聴したりと、事件はアメリカ分断の火にさらに油を注ぐ結果となっています。

 で、現在までに分かっている確実な情報は、容疑者にはトランス女性のパートナーがいたこと、しかし左派とつながる証拠は出ていないこと、カークを憎悪の拡散者として嫌っていたこと、この3点くらいなのです。つまり動機が政治的なものか私的なものか、その辺りの見分けが全くついていない。

 にもかかわらずトランプ政権は事件を機に思想警察ぶりを強行する姿勢を隠しません。こないだCBSのスティーヴン・コルベアのトーク番組『レイト・ショー』が終了させられたばかりだというのに、今度はABCのジミー・キンメルのトーク番組の休止騒動。トランプのカーク追悼が「金魚の死を嘆く小学生」みたいだと揶揄したのを受けて(キンメルはカークには追悼の意を表していました)、トランプが指名した連邦通信委員会(FCC)委員長ブレンダン・カーがキー局ABCの放送免許剥奪をちらつかせた結果です(なんだか安倍政権時の高市早苗総務相発言みたい)。「表現の自由」への侵害との大抗議が起こって週をまたいで休止は撤回されましたがトランプはどこ吹く風、「私を否定する報道は違法だ」とまで言い始めた。おまけに国防総省は、機密か否かを問わず報道情報は承認を得よとの前代未聞の報道規制(なんだか大本営発表みたい)。

 右派や共和党支持者たちがネットを探ってカーク批判者を告発するドキシング(晒し)行為も急増し、「銃撃を祝うような発言をした」として官民、教職、メディアでも解雇・懲戒すでに数十件。先の「暴力は主に左翼から」の嘘と整合させるためか、司法省のサイトから急に極右の暴力報告統計が消えた(なんだか森友みたい)。

 まるで「赤狩り」です。1950年代、冷戦を背景に米国下院非米活動委員会の”共産主義者”追放運動「マッカーシズム」の狂乱で、人は自らの潔白を証明しようと友を、同僚を、隣人を根拠もなく身代わりの「非米的人物(un-American)」に仕立て上げて当局に売った。

 それは「共産主義者」を名目にした政府批判者狩り、でした。あのチャップリンでさえも告発され、再び米国の地を踏んだのは国外追放後20年経った1972年、アカデミー賞名誉賞受賞のためでした。

 今回のこの思想警察行動はトランプ政権が指針とする右派シンクタンク政策提言書「プロジェクト2025」に示されています。連邦官僚を政権忠誠度で再分類。DEI(多様性・公正性・包摂)推進を左翼思想として排除。関連するNGOや教育課程は左派の巣窟として攻撃対象……全部つながるのです。

 暗殺、暴力は非米どころか非人間的として非難し続けなくてはならない。けれど今あのミシェル・オバマの言葉「彼らが下劣であってもこちらは高潔でいよう」さえ、トランプ派を「下劣」と呼ぶのは非米だとして摘発されかねない。あの密告社会、相互監視社会……アメリカの狂気の歴史はまた繰り返すのでしょうか?(武藤芳治/ジャーナリスト)

簡単にすぐ作れて美味しい一品料理

プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)

元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (58)


 今月の生き生きEATSは、マンハッタンのMOMOYA SOHO店の料理長、奥田徹也さん(56)に、揚げ蕎麦あんかけ、エビマヨ、焼きおにぎり茶漬けの作り方を教えてもらいました。奥田さんは大阪出身で阪神タイガースとゴルフをこよなく愛し、寿司田、寿司石、マンダリンホテルのダイニングキッチンなどで修行して、現在は同店の料理長を務めています。

MOMOYA SOHO

47 Prince street, New York, NY 10012

646-429-9315

https://momoyanyc.com/soho.html

年中無休 12:00~22:00 (土日以外は15:30~17:00 休憩)


◾︎揚げ蕎麦餡掛け

材料

乾麺 少々

きのこ 少々

片栗粉 少々

蕎麦つゆ 100g

片栗粉 少々

白髪ネギまたはネギ

【作り方】 

 茹でた乾麺を油で揚げる。キノコ類をフライパンで焼く。片栗粉と蕎麦つゆの出汁を合わせて一煮立ちさせてとろみを付けてあんかけを作り、炒めたキノコ類を投入する。それを麺にかける。


◾︎エビマヨ

材料

海老 ブラックタイガー 3尾

市販のマヨネーズ 150g

コンデンスミルク 20g

コチュジャン 10g

チャイブ 少々

小麦粉、天ぷら粉、卵、揚げ油

【作り方】 

 セワタを取った海老に小麦粉をまぶし天ぷら粉と卵を混ぜた衣にくぐらせて170度の油で揚げる。

 ソースは市販のマヨネーズ、コンデンスミルクとコチュジャンを少々混ぜた物を揚げた海老にからませる。上にチャイブを飾りで乗せる。


◾︎焼きおにぎり茶漬け

材料

おにぎり 2こ

具材 シャケ、うなぎなど(自分の好きなもの)

【作り方】 

 おにぎりに醤油を塗ってオリーブオイルを敷いてフライパンで焼く。

 具は市販の鮭フレークや冷凍のうなぎなど、各自好きな物を乗せる。お茶漬けの素、もしくは出汁をかけて食べる。味が濃い具材の場合はお茶やお湯でも大丈夫。

瞑想で心の内側からの充電を説く ヨグマタ相川圭子さん

シッダーマスター

 ヨグマタ相川圭子さん(80)は、ヒマラヤの秘境で死を超える修行を重ね、最終段階のサマディ(究極の悟り)に到達した人だ、と書くとなんだかとても近寄り難い存在に聞こえるが、ヨガの世界を極めて行く過程は実に人間的なものだった。21日、NY日系人会で講演したが、その2日前に話を聞いた。

 相川さんは、高校生の時に顔に赤い吹き出物ができて、こするともっと赤くなってしまい、漢方とか断食とかいろいろ試しても、なかなか治らない。当時珍しいヨガに出会ったのもその頃だった。山梨県出身で、叔父が県議会議長、弁護士の父親は1歳半の時に亡くなった。七人兄弟で男3人女4人の末っ子の四女。アカデミックな家系で素直ないい子で育ち、5歳のころ友達の父親が友達にお土産をあげているのを見て、母親にどうして自分には父親はいないのかと聞いた。母親が困った顔をした。子供心に利己的でなく平等にするのがよいという心が芽生えた。

 中学時代は生徒会の副会長を務め、当時花形である電子のエンジニアにと、女子がほとんど入らない山梨県立甲府工業高校の電子科に進んだ。卒業後2年間就職したが、「もっといろいろ学問を学びたいと、昼間働いて夜に独学して明治大学文学部日本文学科に入学。皮膚の健康や整体、ヨガの研鑽を深め、学生ながらもヨガ講師として招かれることも多かった。学生時代以降さらにヨガと周辺の癒しの学びを深め、カルチャー教室や百貨店に要請されて都内に50か所ほどヨガ教室を開く。執筆、講演も増え、ヨガダンスや整体ヨガも発明し、若くしてヨガで成功していた。すべてを手に入れ、残す学びは最高の人間完成の悟りと思っている時に、テレビ出演に来日したヒマラヤ聖者に、番組の手伝いの際に出会い、その時にヒマラヤへの招待を受ける。その時38歳、すぐさまヒマラヤでの修行に向かい、7年間修行をして究極のサマディを成就。その後インドやクンブメラで16年間で18回、公開で4日間密閉された地下窟で究極のサマディに没入して復活、サマディパワーをシェアする。そして今なおヒマラヤシッダー瞑想伝授と合宿を開催し、人々に目覚めと進化を促している。

 「世界を平和にすることは大変。一人一人が本質につながってセルフ・リアライゼーションに向かうことができます。豊かになり、成功したとしてもそこからパワーを得られないのです。瞑想の実践で本質から心を満たし、人のために生きる。現実の中でそれを車の両輪のようにして実践すること、平和になって充電することが大切。そんなことを皆さんに伝えているんですよ」と目を細めた。

 (三浦良一記者、写真も) 

カジキズショー 10月20日カーネギーで

 第13回「カジキズショー」が10月2日(木)午後7時30分から9時まで、カーネギーホール・ワイルリサイタルホール(7番街と57丁目の角)で開催される。当日の来場者にはスワロフスキーのアクセサリーが進呈される。出演者は次の通り。

●梶木敏巳・西岡舞(MC&シンガー)

●響(ヒーリング音楽&太極拳)大嶧圭己・光恵・小鮒婦貴子・vivi 水の声・やまはる(フルート奏者)・やまだひろこ(太極拳)

●岩田みゆき(シンガー)●Waka Bloom (着物百人一首舞)桐山佐緒里・勘孫奈・浅田裕子・入本明日香・髙草木美江・佐々木径子・

日髙正恵・菊池美郁・大木志乃・森川里美・菅原裕美・犬飼えみこ・浦田美波

●ANGEL WINGS Produced by Cokori(コーラス)ここり・田中寿美子・古田暁子・石川容子・藤本英子

●丸田元光&TAKERU(禅宗御詠歌・和太鼓)

●碧 crew (ダンス)辛川碧・髙田珠菜・太田羽美・鬼木衣祢・中村歩夢・谷口麻里衣・麻生叶愛・今村咲奈・山口ひより・足立徠菜

●Lumiere doree (ピアノ&着物)白石美麗・清水由紀子

●唐津エンヤー体操(ダンス)九鬼泰子・九鬼静子・重香織・内山明子・大庭三佳・中村由紀

●Petit Allonge Bella NY(バレエ)

●YAMATO no Hibiki (シンガー&書家)青山ひかる、西山嘉克 

 入場無料、招待チケット制。希望者はEメール[email protected]、または電話(日本)+81・90・1090・5070(西ケ谷さん)まで。