努力は運を呼び込む 大森智子・著KATSU ZEN USA・刊 ニューヨークには、日本から転勤や大きな後ろ盾の企業のサポートなどを受けずに単身やってきて、自分の夢を叶えようとする若者たちがいる。その元若者たちがこの地で […]
カテゴリー: 書評
米語ウオッチ 米国で続々と生まれる新語
旦 英夫・著 PHPエディターズ・グループ・刊 本紙経済面に隔週で連載されているコラム「米語Watch」の単行本第2弾が出版された。「米語ウォッチ・アメリカの『今』を読み解くキーワード131」(PHP刊)だ。 この […]
想像を超えた難事の日々 仲本光一(書評)
医務官と邦人支援 仲本光一・著世論時報社・刊 在外公館に派遣されている医務官の仕事は、館員と家族の健康管理、現地医療事情の調査と在留邦人への情報発信だ。 さらに、 在留邦人や邦人旅行者への健康相談や緊急事態の時の邦人援 […]
何をやっても怒られません
和田秀樹・著 青春新書・刊 日本は、会社勤めの勤労者なら、60歳という一般的な定年制度があり、その後5年間は、同じ会社の名刺を使いながら、役職が取れた配置転換などの中で「元は私◯◯にいまして」という前置詞がついての名刺 […]
つげ義春の妻が描いた絵日記
藤原マキ・著 ライアン・ホルムバーグ・訳 DRAWN & QUARTERLY・刊 この本は、早逝した「状況劇場」の女優で、つげ義春の妻、藤原マキが綴る絵日記とエッセイ『私の絵日記』の英訳本だ。つげとの […]
日本人の精神性ここに
稲垣沙織・著 ワンピース・ブックス社・刊 何か大事なことをする時は、なぜか部屋を掃除したり、台所を片付けたり、机の上を綺麗に整頓したり、一見関係のないことをしてしまう。そんな心の準備をして、気持ちを整理してから大事な一 […]
米社交会を魅了した日本人画家
デイヴィー美代子・編著 吉備人出版・刊 ニューヨークで活躍した日本人芸術家と言うと、イサム・ノグチ、草間彌生、国吉康雄の名前はすぐに浮かぶだろう。しかし、その国吉と同じ時代の20世紀の初頭、岡山から海を越えアメリカ社会 […]
SDGs目標達成のカギ握るZ世代
古市裕子・著新潮社・刊 いまや書店に行けば、SDGs(サスティナブル・デベロプメント・ゴールズ、持続可能な開発目標)という言葉の付いた本が書棚に所狭しと並び、日本でもかなり浸透してきていて、いまさら感もあるが、本書は「 […]
父親が書いた解説書
住山一貞・著 ころから・刊 米国同時多発テロで当時富士銀行勤務だった息子の陽一さんを失った東京都在住の住山一貞さん(86)が、パンデミックを超え4年ぶりにマリ夫人(84)とニューヨークを訪れた。米国がまとめた報告書を日 […]
ホワイトカラー消滅?
平 和博・著文藝春秋・刊 会社の企画書も人事評価もすべてAIによってなされ、ホワイトカラーのやっている職種はどんどんと、なくなって最後には消滅してしまうのではないか、その「凄さ」と「怖さ」を知るための必読書とでも言おう […]
ハリー王子が暴露本
Prince Harry, Duke of Sussex・著ペンギン・ランダムハウス・刊 英国王室から離脱し米国に移住したハリー王子の回顧録「SPARE(スペア)」が1月10日に発売された。子ども時代から陸軍時代、母ダ […]
アメリカに裁かれる日本企業
秋山武夫・著幻冬舎・刊 今から丁度10年ほど前に、週刊NY生活の編集部に1本の電話がかかってきた。アメリカ人の弁護士からだった。「日本企業が大変なことになっています。70社近い日本の自動車部品メーカーが違法カルテルで米 […]