和と国際社会の融合 おにぎりでいただく

プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)

元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (59)

 今回の生き生きEATSは、マンハッタンの象徴、エンパイアステート・ビルディングの1階にこのほどオープンした寿司店「Sushi Beauu」の寿司シェフ山元玲美さんに、日本人の定番、きんぴらごぼう、昼の部のシェフ、トマサ・ザレテさんにメキシコのアボカドディップ風サラダの「ワカモーレ」、メキシコのソーセージ炒め「チョリソ・コン・パパス」という料理を作っていただきました。世界中からの観光客が集まるエンパイアビルにおいて日本の定番だけにとどまらない新しいおにぎりを提供しています。

 山元さんは、漫画家・寿司シェフ。本紙第4週のローカル面で『ブルックリンのYAMAMOTOさん』の作者としてお馴染み。夜のおまかせ寿司担当の女性寿司シェフとして活躍中。Sushi Beauuオープニングスタッフ。福岡県出身。

 トマサさんとは国籍・年齢を超えて大の仲良し、お互いをMi hermana(私の姉・妹)と呼ぶ仲に。

 トマサさんはシェフ・料理研究家。Sushi Beauuオープニングスタッフ。メキシコ・プエブラ出身。

Sushi Beauu NYC

15 w 33rd st, NEW YORK NY 10118

https://www.opentable.com/r/sushi-beauu-new-york

夜は日・月曜定休(月曜は10:00-15:00)

火曜〜土曜(10:00~15:00,17:00~22:00)


◾︎きんぴらごぼう

材料

(1) ごぼう 大2本

にんじん 大1本

(2)水 200g

薄口醤油 200g

砂糖 100g

【作り方】 

(1)の材料を千切りにして、ごま油少々でしんなりするまで炒める。

(2)を加えて、水分が無くなるまで煮て完成。


◾︎ワカモーレ

材料

アボカド 3つ

赤玉ねぎ小 1つ

パクチー 少々

セラノ・ペッパー 1本

トマト小 1つ

オレガノ 小さじ0.5

【作り方】 

 下記の材料を全て微塵切りにして混ぜる。混ざったらライム1つ分の果汁を絞り、完成。


◾︎チョリソ・コン・パパス

材料

チョリソ(メキシコのソーセージ) 1パック

大きなジャガイモ  2

【作り方】 

芋を茹で、柔らかくなったら皮を剥き潰す。微塵切りにしたチョリソーをフライパンで炒る。(量はお好みで)潰した芋を加え混ぜて、塩で味を整えて完成。