ブライアント公園で夏の野外映画

8月11日まで

 毎夏恒例のブライアントパークの芝生で見る無料映画上映会、第32回「サマームービー・アンダー・ザ・スターズ」が8月11日まで、毎週月曜の午後8時から開催されている。42丁目と6番街にある公園内の会場は午後5時から入場可能なので、映画前にはブランケットを持参してピクニックを楽しもう。

 上映作品は、7月7日が青年と精神分析医との心の交流を描いたヒューマンドラマ『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(Good Will Hunting)』(1997年)、14日が人類の滅亡が迫る近未来を舞台にしたSF映画『インターステラー(Interstellar)』(2014年)、21日が暴漢に殺された男性が幽霊となって恋人を守る姿を描く『ゴースト/ニューヨークの幻(Ghost )』(90年)、28日がタランティーノ監督作品『パルプ・フィクション』(94年)。8月4日は2人の男性フィギュアスケーターがペアで世界に挑むコメディ『俺たちフィギュアスケーター(Blades of Glory)』(07年)、11日が当時32歳のコッポラ監督によるファミリードラマ『ゴッドファーザー』(72年)。詳細はウェブサイトhttps://bryantpark.org/activities/movie-nightsを参照する。

【今週の紙面の主なニュース】(2025年6月28日号)

(1)参院選在外選挙 7月4日から公館投票実施

(2)人魚姫が大集合! マーメイドパレード

(3)パスタと人生の共通点 40+ 女の人生

(4)沖縄舞踊の赤嶺姉妹 カーネギーホールを魅了

(5)漆のアートNYで披露

(6)米が核施設攻撃4日後の停戦 攻撃直後米の論調

(7)生き生きEATS   夏の季節感ある3品

(8)Brooklyn のヤマモトさん  20

(9)日本の美を海外のテーブルで披露 大石育子さん

(10)NY植物園で特別展 「ゴッホの花」

参院選在外選挙 7月4日から公館投票実施

 第27回参議院選挙の日程が「7月3日公示、20日投開票」で閣議決定されたことを受け、ニューヨーク日本総領事館は24日、在外公館投票を7月4日(金)から13日(日)まで10日間実施すると発表した。7月4日は米国の独立記念日で祝日だが、在外公館投票は平日・週末・祝日共に関係なく行われる。投票に必要はものは在外選挙人証、パスポート等の写真付き身分証明書(例・米国の自動車運転免許証など)。投票時間は、午前9時30分から午後5時まで。投票のための予約手続きはいらない。日本の投票日となる20日までに全世界の在外公館で投票された票が日本全国の選挙管理員会に届けられる。

 今回の参院選では、総議席248の半数124議席と東京で出た欠員1人を加えた125議席が選挙対象となる。選挙区の総数は日本全国で45。このうち、鳥取と島根、徳島と高知が合区となる。1人区は32。選挙区は75あり、立候補予定者は311人となっている。比例区は50で立候補予定は137人。立候補予定は選挙区・比例代表合わせて計448人で前回の参院選比97人減。今回の参院選の争点は、日本国内における物価高対策、企業・団体献金、選択的夫婦別姓、少子化対策、社会保障制度など。海外から投票する方法は、「在外公館投票」のほかに「郵便等投票」がある。ニューヨーク日本総領事館は、郵便投票をする予定の有権者に対して、登録先の市区町村選挙管理委員会に投票用紙を、早めに請求するよう呼びかけている。詳細はhttps://www.ny.us.emb-japan.go.jp/files/100865398.pdf 

人魚姫が大集合! マーメイドパレード

ブルックリン Coney Island Mermaid Parade 2025


 毎年恒例、初夏を彩る第43回マーメイドパレードが21日(土)午後1時から、ブルックリンのコニーアイランドで開催された。1983年から続くこのパレードでは、王冠をかぶった海の神ネプチューンとクイーン・マーメイド、幻想的な海の生き物に扮した仮装行列のほか、マーチングバンドやダンスグループなどが登場し、スタート地点からサーフアベニュー、ビーチ沿いのボードウォークを練り歩いた。(Photo:Gregory D’Agostino)

パスタと人生の共通点 40+ 女の人生

「40代からのアルデンテ-Sporkfulのダンに学んだ、パスタと人生の共通点」

 最近、「人生、もうひと味ほしいな」と思ったことはありませんか?

 仕事も家庭も落ち着いてきた40代。だけど、ふとしたときに「私自身の“楽しみ”ってなんだっけ?」と考える瞬間、ありますよね。

 そんなとき、私はあるイベントで出会ったダン・パッシュマンさんに、人生のヒントをもらいました。彼は、アメリカの大人気ポッドキャスト「Sporkful」のホストであり、オーガニック&メイド・イン・USAのクラフトパスタブランド「Sfoglini」の仕掛け人。しかも、自分で新しいパスタの形「カスカテッリ」まで作ってしまったという情熱男!

 …え? パスタの形を自分で作ったの!?

 そうなんです。5年かけて研究し、ソースの絡みやすさ、フォークの刺さりやすさ、そして食感まで計算して設計したというのだから、もはや芸術。しかも、彼のトークがまた面白くて、会場中が爆笑と感動の渦。

 私はそのとき、「ああ、こういうふうに何かに夢中になれるって、素敵だな」と素直に思いました。

 40代からの人生は、「自分がどう生きたいか」を再発見する旅。若い頃の“must”や“should”から解放されて、今こそ“want”や“love”を大事にしたい。

パスタ一皿にそんな思いを込めるなんて、まさに大人の遊び心と知性の融合です。

 私たちだって、まだまだ「新しいカスカテッリ」を人生に作れるはず。

 今からでも遅くない。新しい趣味、新しい旅先、新しい味覚、新しいチャレンジ。40代の女性こそ、「何かを始める最高のタイミング」にいるんです。

 そして、もし迷ったら、美味しいパスタから始めましょう(笑)。それも、オーガニックで、ちゃんと愛情込めて作られた一皿を。

それが、ダンさんのパスタだったらなお最高。

 だって私たちの人生、まだまだ“アル・デンテ”なところ。柔らかくなるには早すぎますからね。

藤田カンナ

美容クリニック「Re:forma」と「Kirei House」代表として日本の美の哲学と、米国および世界中から取り入れた先進的な技術を融合させ、心身の調和を重視した総合的な美容と健康ケアを提供。女性の健康をサポートするために開発、Femtechアワードを受賞した幹細胞製品の米国代表。KAATSUスペシャリスト認定資格およびインテグレーティブ・ニュートリション認定ヘルスコーチの資格を持ち、コロンビア大学で学んだビジネスと経営の知識を活かし、事業運営や顧客サービスにおいて、常に最先端のアプローチを追求している。

沖縄舞踊の赤嶺姉妹 カーネギーホールを魅了

 沖縄県那覇市出身で東京を拠点に活動する琉球舞踊の姉妹ユニット「赤嶺姉妹」の姉・奈津子さん(35)と、妹・真希さん(33)が20日、満席となったカーネギーホールのワイル・リサイタルホールで単独公演「志舞(しまい)」を上演した。琉球舞踊と最先端のAR(拡張現実)技術を融合させた舞台で、沖縄の美と精神を世界に発信し、戦後80年の節目に、琉球舞踊の持つ「癒し」と「祈り」の力を世界へ届けた。

(写真上)沖縄舞踊を披露する赤嶺姉妹(20日、カーネギーホールで、Photo: Tokio Kuniyoshi)

 色鮮やかな衣装に、厳かなメロディ、表情を変えずに情念を抑えたミニマムの動作は、日本舞踊や能、歌舞伎とは一味も二味も異なるエキゾチックな世界が2人の演技と歌で表現され、会場のニューヨーカーたちを釘付けにした。

  2人は、琉球舞踊八曄流餘音の会家元・前田千加子に6歳で入門し、首里城公演や国立劇場おきなわ主催公演に出演する。姉妹とも沖縄タイムス主催の伝統芸能選考会古典舞踊部門の最高賞を受賞。姉の奈津子さんは2019年度沖縄タイムス芸術選賞奨励賞を最年少受賞。現在は東京を拠点に数多くのステージに出演する。2019年には紀尾井ホール、国立劇場おきなわで主催公演を開催し好評を得る。東京都港区芝に琉球舞踊教室を開設。後進の育成に力を注ぎ、伝統芸能の伝承者及び実演家として琉球舞踊の普及に献身する。沖縄舞踊のユニットを組んで今年で9年になる。

 姉の奈津子さんは「遠く離れた地での挑戦を、多くの方に応援してもらえて嬉しかったです。この経験を誇りに今後も琉球舞踊の魅力を伝えていきたいです」と語り、妹の真希さんは「由緒ある舞台で琉球舞踊を披露でき、大変光栄でした。格式高い空間に飲み込まれるのではと緊張もありましたが、舞踊の力が場と調和し、温かく力強いひとときを共にできたと感じています」と舞台後に語った。

 会場のニューヨーカーからは「想像していた日本の舞踊とは違って、能のような抑えた動きと歌舞伎のような色鮮やかな装束の対比がとても美しく、独特の音楽と所作から宮廷舞踊らしい厳かでリッチな舞台なのがとても素晴らしかった」という感想が聞かれた。会場にはニューヨーク在住の沖縄県出身者たちも大勢詰めかけていた。「琉球舞踊を世界に知ってもらうきっかけにしたい」という姉妹の夢は、この夜、見事にカーネギーホールで実現した。同演目は今年11月23日(日)に東京都港区の増上寺大殿で上演される。(三浦)

漆のアートNYで披露

 山久漆工(福井県鯖江市、山本泰三社長)は23日、漆器の高い技術力を世界に発信するためのイベントをマンハッタンの日本料理店「ひろ久」で開催した。山久の漆の器を使った食事を招致客に楽しんでもらいながら日本の高い技術力を世界に発信するのが狙いで、当日はファッション業界のラグジュアリー層のアメリカ人や美術関係者を中心にゲストとして招き、宣伝、拡散してもらえるインフルエンサーを招待して日本の美をアピールした。今回は、「kasane」というシリーズで本格的な漆の技術と伝統の蒔絵を見てもらい、ただの器ではなくアートを感じていただきたいという思いから、さらに1ランク上の美術作品として漆の技術をアメリカで評価して欲しいという願いを込めて漆で作ったチェスセットも展示した。イベントをプロデュースしたのは本紙連載「暮らしのテーブル」でお馴染みの大石育子さん。当日は「七夕」をテーマにミニ畳や源氏物語の七夕の句を書いた奉書と短冊と筆、和紙で折った折方のKing&Queen(チェスにちなんで、織姫と彦星)、組紐、着物の帯のコースターなど日本の伝統を取り入れたディスプレイも来場者は楽しんだ。

 山久漆工の山本社長は「漆器の美しさ、素晴らしさ、日本の文化や職人技を紹介する趣旨の今回のイベントをひとつのきっかけとして次のステップに繋げていきたい」と話す。26日(木)からは日本クラブで「金継ぎと漆」展が開催される。

米が核施設攻撃4日後の停戦 攻撃直後米の論調

イスラエルとイランの攻防
〈イラン攻撃と米国の論調〉

唐突な軍事行動

 トランプ大統領は23日午後6時すぎ、イスラエルとイランの間で「完全かつ全面的な停戦が合意された」とSNSに投稿した。急転直下沈静化に向かうかに見えるが、停戦の条件とした双方の攻撃が、発表後もイランからイスラエルへのミサイル発射があったとイスラエルが非難、イラン側は数時間発射はしていないと反論するなど余談を許さない状況が続いている。

 トランプ氏は最初の投稿で、まずイランが攻撃を停止し、その後、イスラエルも停止すると説明。24時間後に交戦を終わらせるとした。「12日間戦争の正式な終結」を迎えることになると主張し、「この戦争は何年も続き、中東全体を滅ぼす可能性もあったが、そうはならなかった。これからも決してならない!」と強調した。24日午前1時すぎには「おめでとう。いま停戦が発効した。どうか違反しないでくれ!」と再び投稿した。米軍が「ミッドナイト・ハマー(夜中の鉄槌)」と題してB2爆撃機でイランの核施設を攻撃して4日後の停戦に世界は大きく振り回されている。

米攻撃直後の主要メディアの反応

 イスラエルとイランの交戦が10日目に入る中、米軍は21日、イランにある3か所の核施設を空爆した。トランプ大統領は自身のSNSトゥルース・ソーシャルで「我々は、フォルド、ナタンズ、イスファハンを含むイランの核施設3か所に対する攻撃を成功させ、完了した」と投稿、その後の記者会見で「イランの主要な核濃縮施設は、完全かつ徹底的に抹消された」と述べた。攻撃の目的は「世界最大のテロ支援国家がもたらす核の脅威を阻止することだった」と述べ、「中東で周囲を威圧するイランは今や、和平を受け入れなくてはならない」と強調した。

 作戦は「ミッドナイト・ハンマー」と名付けられ、7機のスティルス爆撃機B2からの地中貫通弾(バンカーバスター)14発のほか、トマホーク巡航ミサイル20発以上、また軍用機125機余りが投入された。

 CBSニュースによると、米側はイラン政府に対し、核施設の破壊のみが目的で「体制転換の取り組みは計画していない」と伝えていたという。イラン国営テレビなどによれば、イラン側は攻撃された核施設3カ所から濃縮ウランや機材、職員などを退避させていたと発言。国際原子力機関(IAEA)は「周辺地域の放射線レベル上昇は報告されていない」との声明を発表した。

共和党内でも分断

 トランプ大統領は米国第一主義を掲げ、米軍を外国の紛争に関与させないことを標榜してきた。ところが今回はイランとの交渉も続けていた中での唐突な軍事行動となった。共和党にはリンジー・グラハム上院議員(サウスカロライナ州選出)やテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)のように強固なイスラエル支持者で、軍事介入に積極的な議員もいるが、今回の作戦を否定はしないもののさらなる介入には慎重な議員が多い。上院外交委員会のジム・リッシュ委員長(アイダホ州選出、共和党)は

「この戦争はイスラエルの戦争であり、われわれの戦争ではない。イスラエルは同盟国だが、イランの国土に米国の軍隊が入ることはない」と語った。マイク・ジョンソン下院議長(ルイジアナ州選出、共和党)は「世界最大のテロ支援国家が、地球上で最も致命的な兵器を手に入れることを阻止するものだ」とイランの核兵器開発阻止に絞った発言に留めている。

 自身の支持基盤であるMAGA(米国を再び偉大に)派は、イラクやアフガンでの長年にわたる軍事関与に有権者が不満を募られる中で拡大してきた経過がある。マージョリー・テイラー・グリーン下院議員(ジョージア州選出、共和党)やトーマス・マッシー下院議員(ケンタッキー州選出、共和党)らからは「憲法違反」「泥沼化する海外介入」などとの批判の声が上がっている。マッシー議員は民主党のロー・カンナ下院議員(カルフォルニア選出)と組み、トランプ大統領が議会承認なしに軍事介入することを阻止するため、超党派で戦争権限の決議案を17日に議会に提出していた。これには民主党のアレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員(ニューヨーク州選出)なども賛同した。

 政治家ではないが、トランプ支持者とされる元フォックスニュース・キャスターで政治評論家のタッカー・カールソン氏や第1次トランプ政権で首席戦略官を務めたスティーブ・バノン氏らも軍事介入には作戦実行前から強く反対していた。

 なお、同じく軍事介入に否定的だったバンス副大統領は一転して支持に回り、「核放棄を促すリセット」「地上戦ではなく抑止のための空爆」と強調、イランが反撃をすれば「愚かな行為」と断じた。

 民主党では議会の承認なしの攻撃に反発する声が広がった。ハキーム・ジェフリーズ下院少数党院内総務(ニューヨーク州選出)やタミー・ダックワース上院議員(イリノイ州選出)らから「戦争権限法の軽視」「地域不安定化」「適切な議会承認がない」との批判が出ている。パレスチナ移民の娘であるラシダ・トライブ下院議員(ミシガン州選出、民主党)は「私たちは、何十年にもわたる中東での終わりのない戦争が何をもたらすかを見てきた。全て『大量破壊兵器』という嘘に基づいていた」と激しく非難した。今回の空爆前から、上院ではティム・ケイン上院議員(バージニア州選出)やリス・マーフィー上院議員(コネティカット州選出)が大統領だけで戦争を始める権限はないと批判しており、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)が厳格な戦争権限の決議案を提出していた。

 マスメディアの論調では、ニューヨーク・ポストが「世界に対し米国の本気度を示した」と評価し、「米国の抑止力と信頼回復につながった」と評価する論説を掲載した。一方、ワシントン・ポストはベトナム戦争などの過去の教訓から、「イラン国内の強硬派を助長する恐れがあり、軍事力による解決は恒久的解決策ではない」と批判、法的整合性や合法性も問う論説を掲載した。ニューヨーク・タイムズはトランプ政権が発表する「成功」「壊滅的損害」という言葉を鵜呑みにせず、冷静な分析が必要との慎重な姿勢を示した。

岩屋外務大臣が米攻撃について談話

 米国によるイラン核施設に対する攻撃について6月23日岩屋外務大臣の談話は次の通り(抜粋)。

 日本時間6月22日朝、米国は、イランにおけるフォルド、ナタンズ、イスファハンの3か所の核関連施設に対する攻撃を実施したと発表しました。我が国として引き続き重大な関心を持って状況の推移を注視しています。6月13日のイスラエルによるイランに対する攻撃、及びその後のイランによるイスラエルに対する攻撃以降、報復の応酬に至っていることは極めて遺憾です。 中東地域の平和と安定は、我が国にとっても極めて重要であり、国際社会とも連携し、我が国として必要なあらゆる外交的努力を引き続き行っていきます。政府としては、今回の事態を受け、イラン及びイスラエルを始め、地域全体の邦人の安全確保に引き続き万全を期していきます。(外務省)

夏の季節感のある3品

プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)

元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (55)

今月の生き生きEATSは、ブルックリンの日本食レストラン和参とa-unのオーナーシェフでNY日本食レストラン協会理事を務める櫻井覚三郎さんに夏の旬のメニューを3品ご紹介してもらいます。

 以下レシピです。

「夏の季節感のある3品」という事で、スタミナメニューとさっぱりメニューを考えました。

Wasan Brooklyn

440 Bergen Street, Brooklyn NY 11217

   718-864-3549

wasan-ny.com

営業時間

7days open 11:30am-9:15pm

a-un Brooklyn

156 Knickerbocker Ave, Brooklyn NY 11237

718-678-6628

aunbrooklyn.com

Mon-Fri  5:00pm-9:30pm Sat.Sun 12:00pm-3:30pm, 5:00pm-9:30pm


◾︎冷やし焼きナスと海老のゴマソースがけ

材料

〇ゴマソース (A)

練りごま(タヒニでも可) 60g

砂糖 70g

酢 70g

オリーブオイル 30g

醤油 20g

塩 8g

水 90g

スリラチャ 15g

以上を混ぜ合わせる。

〇漬ける出汁 (B)

カツオ昆布だし(顆粒でOK)

300g

薄口しょうゆ 20g

みりん 20g

火にかけてひと煮たちさせた後、よく冷やしておく。

【作り方】 

 なすび1本はへたを落として、周りに切り目を入れて、塩をこすりつけて、網を載せた直火で柔らかくなるまで焼けたら、粗熱をとって皮をむき、(B)のだしにつける

 海老4匹は殻つきのまま塩少々を入れ、沸騰しているお湯に入れて30秒ほど加熱してとりだし、粗熱が取れたら、しっぽだけ殻が残った状態に剥いて、(B)のだしにつける。

茄子と海老は同じ出汁に入れて、30分ほど冷蔵庫でさらに冷やしてから、取り出し、ペーパータオルで水気をとってから切って、器に盛り付け、(A)のゴマソースをかけて、上に刻みネギとおろししょうがを盛り付ける。赤かぶのスライスを添えると美しい。


◾︎ホタテカルパッチョ、キュウリソース

材料

キュウリ 1本

(すりおろして、ざるにとって水気が少し残る状態にする)

オリーブオイル 30g

酢 30g

砂糖 4g

塩 2g

柚子胡椒 3g

以上を混ぜ合わせる。

【作り方】 

 2分の1にスライスしたホタテをお皿に盛りつけて、キュウリソースをかけて、ホタテの上にイクラをのせ、周りにオレンジ、グレープをあしらう。


◾︎サーモンライス春巻き、八丁味噌ソース

材料

八丁味噌 100g

水 100g

砂糖 45g

みりん 3

コチュジャン 20g

おろしにんにく 5g

【作り方】 

 八丁味噌ソースの材料すべてを木べらで混ぜながら火にかけて、沸いたら火からおろして冷ます。

サーモンは軽く塩を振って、オーブンで焼いてから、30gをとりわけ20gの炊いたご飯と混ぜ合わせる。春巻きの皮の上にシソの葉2枚を並べて、その上にサーモンご飯を置き、その上にピザ用のチーズ10gを載せて、春巻きの皮のふちに、水で溶いた小麦粉をしっかり塗って、包む。

フライパンに多めの油をいれて、春巻きを皮全体に焼き目が付くように焼いてから電子レンジで15秒ほど加熱して、内部を加熱する。

お皿に4等分した春巻きを盛り付け、上から八丁味噌ソースを少し欠けて、刻みネギを載せて、七味少々振ってから、糸唐辛子を盛り付け、春巻きの周りに八丁味噌ソースをかける。

Ornithology Brooklyn のヤマモトさん 20

【20】 今回ご紹介するのはBushwickにあるOrnithologyです。こちらはBrooklynではかなり知名度が高いジャズクラブなので、行ったことがある人も多いかもしれません。カフェとバーの2つの店舗に分かれており、10ドルの入場料を払えばどちらの店舗も自由に行き来が可能。そして、ほぼ毎晩両方の店舗でさまざまなバンドによる演奏が行われています。これが10ドルで観られるのが信じられないほどにレベルの高いミュージシャンばかり。簡易な作りの店ですが、音響や設備は本格的。ブルックリンらしい狭いスペースにたくさんの人を詰め込むような形式で、毎夜楽しい宴が開催されています。メジャーすぎない場所でNYらしい経験がしたい時、個人的には一押しのお店です。

 ヤマモトレミ 89年生まれ、福岡県出身の漫画家。2017年に仕事の異動で東京からNYへ移住。日本食スーパーで社員として働きながら趣味で漫画を描いていたら楽しくなってしまい2021年に退職、漫画家として本格的に活動を開始。2023年現在ブルックリン区在住。単行本発売中!(Instagram:@Yamamotoinnyc)

日本の美を海外のテーブルで披露 大石育子さん

インテリアデザイナー
テーブルデザイナー

 本紙連載「大石育子の暮らしのテーブル」でお馴染みのインテリアデザイナー兼テーブルデザイナーの大石さん。およそ14年間のニューヨークマンハッタン暮らしを経て2021年に帰国後は、「NY流のおもてなし」に必要なテーブルコーディネートを始め、フィンガーフードや紅茶などトータルでおもてなしの空間を作るためのレッスンを日本に拠点を移して開講している。現在では、さまざまな器の商品撮影やそれを使った季節のテーブルデザイン、百貨店や有田焼窯元の東京のショールームでのディスプレイ展示や、陶磁器、漆器などの伝統工芸を始め、和洋アンティークとのコラボなど活躍の幅を広げている。

 今回は、山久漆工(福井県鯖江市、山本泰三社長)の漆器の高い技術力を世界に発信するためのプロデューサーとしての来米だ。イベントには、ファッション業界のラグジュアリー層のアメリカ人や美術関係者を中心にゲストとして招き、宣伝、拡散してもらえるインフルエンサーを招待して日本の美をアピールした(関連記事3面に)。

 大石さんは、横浜出身。元々は日本企業で働くキャリア・ウーマン。結婚後インテリアデザイナーの仕事を経て渡米。日系不動産会社米国現地法人の社長夫人としてニューヨークで生活した。渡米中に一時帰国した時に実家の父親から古伊万里のうつわのセットを受け継いだことがきっかけとなり、1800年代に米国に輸入された古伊万里のアンティークを自身のテーブルコーディネートにも取り入れるようになった。

 宅地建物取引士の資格も持つ大石さんは、米国で1950年代に富裕層に流行ったミッドセンチュリースタイルと呼ばれる和洋折衷のインテリアにも魅了され、食卓の上でも和洋折衷の美を追求することになる。古伊万里の青い色が好きで、ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッド、スポードのブルーイタリアン、オールドウィローのブルーと合わせたテーブルが評判となった。ティファニーブルーと古伊万里を組み合わせたり、屋外での独立記念日のテーブルでは星条旗の小旗の横に古伊万里の皿にハンバーガーやフレンチフライを乗せたり、その斬新なアイデアがニューヨーカーたちの心を掴んだ。

 「アメリカは、国をあげての祝日や季節の記念日がいっぱいあり、そして日本には美しい四季があります。毎年の繰り返しでも、同じ組み合わせではなく、毎回が私にとっては通過点なんです。完璧を求めすぎずに、今の私を表現することを大切にしています」と気負わない。

 在米中からテーブルコーディネートの甲子園といわれる日本最大のコンテスト、東京ドーム「テーブルウェアフェスティバル」での受賞歴は多数。2019年特別審査部門入選、翌年2020年テーブルウェア・コーディネート部門入選、特別審査部門奨励賞受賞、帰国後の2023年 も同部門で佳作受賞、特別審査部門入選と大活躍だ。

 「4年ぶりのニューヨークで、帰ってきたという感じです。お友達からもお帰りなさいと歓迎されて、やっぱり私はニューヨークが大好きなんですね」と笑顔で話した。

 (三浦良一記者、写真も)