プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)
元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (55)

今月の生き生きEATSは、ブルックリンの日本食レストラン和参とa-unのオーナーシェフでNY日本食レストラン協会理事を務める櫻井覚三郎さんに夏の旬のメニューを3品ご紹介してもらいます。
以下レシピです。
「夏の季節感のある3品」という事で、スタミナメニューとさっぱりメニューを考えました。
Wasan Brooklyn
440 Bergen Street, Brooklyn NY 11217
718-864-3549
営業時間
7days open 11:30am-9:15pm
a-un Brooklyn
156 Knickerbocker Ave, Brooklyn NY 11237
718-678-6628
Mon-Fri 5:00pm-9:30pm Sat.Sun 12:00pm-3:30pm, 5:00pm-9:30pm
◾︎冷やし焼きナスと海老のゴマソースがけ
材料
〇ゴマソース (A)
練りごま(タヒニでも可) 60g
砂糖 70g
酢 70g
オリーブオイル 30g
醤油 20g
塩 8g
水 90g
スリラチャ 15g
以上を混ぜ合わせる。
〇漬ける出汁 (B)
カツオ昆布だし(顆粒でOK)
300g
薄口しょうゆ 20g
みりん 20g
火にかけてひと煮たちさせた後、よく冷やしておく。
【作り方】
なすび1本はへたを落として、周りに切り目を入れて、塩をこすりつけて、網を載せた直火で柔らかくなるまで焼けたら、粗熱をとって皮をむき、(B)のだしにつける
海老4匹は殻つきのまま塩少々を入れ、沸騰しているお湯に入れて30秒ほど加熱してとりだし、粗熱が取れたら、しっぽだけ殻が残った状態に剥いて、(B)のだしにつける。
茄子と海老は同じ出汁に入れて、30分ほど冷蔵庫でさらに冷やしてから、取り出し、ペーパータオルで水気をとってから切って、器に盛り付け、(A)のゴマソースをかけて、上に刻みネギとおろししょうがを盛り付ける。赤かぶのスライスを添えると美しい。
◾︎ホタテカルパッチョ、キュウリソース
材料
キュウリ 1本
(すりおろして、ざるにとって水気が少し残る状態にする)
オリーブオイル 30g
酢 30g
砂糖 4g
塩 2g
柚子胡椒 3g
以上を混ぜ合わせる。
【作り方】
2分の1にスライスしたホタテをお皿に盛りつけて、キュウリソースをかけて、ホタテの上にイクラをのせ、周りにオレンジ、グレープをあしらう。
◾︎サーモンライス春巻き、八丁味噌ソース
材料
八丁味噌 100g
水 100g
砂糖 45g
みりん 3
コチュジャン 20g
おろしにんにく 5g
【作り方】
八丁味噌ソースの材料すべてを木べらで混ぜながら火にかけて、沸いたら火からおろして冷ます。
サーモンは軽く塩を振って、オーブンで焼いてから、30gをとりわけ20gの炊いたご飯と混ぜ合わせる。春巻きの皮の上にシソの葉2枚を並べて、その上にサーモンご飯を置き、その上にピザ用のチーズ10gを載せて、春巻きの皮のふちに、水で溶いた小麦粉をしっかり塗って、包む。
フライパンに多めの油をいれて、春巻きを皮全体に焼き目が付くように焼いてから電子レンジで15秒ほど加熱して、内部を加熱する。
お皿に4等分した春巻きを盛り付け、上から八丁味噌ソースを少し欠けて、刻みネギを載せて、七味少々振ってから、糸唐辛子を盛り付け、春巻きの周りに八丁味噌ソースをかける。