新型コロナウイルス感染者の確認について(3月8日現在)

在ニューヨーク日本国総領事館からのお知らせ

○ニューヨーク州,ニュージャージー州,ペンシルバニア州及びコネチカット州(フェアフィールド郡)において新型コロナウイルスの感染者が新たに確認されました。
○在留邦人の皆様におかれては引き続き関連情報に注意して予防に努めてください。

1 3月8日現在,当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数は以下のとおりです。(( )内は前日の感染者数)
○ニューヨーク州: 106名(76名)
【内訳】
ニューヨーク市: 13名(11名)
ウエストチェスター郡: 82名(57名)
ナッソー郡: 5名(4名)
サフォーク郡: 1名(0名)
ロックランド郡: 2名(2名)
アルスター郡: 1名(0名)
サラトガ郡: 2名(2名)

○ニュージャージー州: 6名(4名)
【内訳】
バーゲン郡: 5名(3名)
カムデン郡: 1名(1名)

○ペンシルベニア州: 4名(2名)
【内訳】
デラウェア郡: 1名(1名)
モントゴメリー郡: 2名(0名)
ウェイン郡: 1名(1名)

○コネチカット州(フェアフィールド郡): 1名(0名)
【内訳】
フェアフィールド郡: 1名(0名)

2 クオモ・ニューヨーク州知事は,8日に行われた新型コロナウイルスに関するブリーフィングにおいて,更なる感染防止の観点から在宅勤務の導入や,人が密集した空間を可能な限り避けるよう述べました。

3(1)CDCはホームページ上で新型コロナウイルスの典型的症状として「熱,咳,息切れ」を挙げています。NY市以外にお住まいの方も含め,これらの症状があり,感染が疑われる場合は医療機関に電話で相談をした上で,医療機関の指示に従って受診してください(特定の医療機関がない場合には地元保健当局等(NY市の場合は311)に電話してください)。
また,CDCは予防措置として以下を挙げています。
○石けんを使用した20秒以上の手洗い(水が利用できない場合はアルコール除菌液でも可)
○洗っていない手で目,鼻,口を触らない
○症状のある人との至近距離での接触を避ける
○症状があるときは外出しない
○咳やくしゃみをする際はティッシュで口鼻を覆い,ティッシュはゴミ箱に捨てる
○多くの人が触った物をこまめに拭く,又は消毒する
(2)CDCの予防措置に加えて,ニューヨーク市では更なる感染を防止するため以下のような予防措置等を呼びかけています。
○握手をしない
○風邪やインフルエンザの症状について注意深く観察する
○熱,咳,息切れ,喉の痛みのような症状がある場合,自宅で療養し医師に電話で相談する
○24時間から48時間の間に症状が改善しなければ医師に診てもらう
○治療が必要な場合311に電話する
○ニューヨーク市は移民の地位や支払い能力如何にかかわらず,適切なケアを提供する
○呼吸器疾患,心臓疾患,糖尿病,癌等の疾患を有する場合には集会や行事に参加することを控える
○在宅勤務や時差出勤を行う
○可能な場合には徒歩や自転車で通勤する
○電車が混雑している場合は,次の(空いている)電車を待つ
ニューヨーク市の予防措置の詳細については下記ホームページを参照ください。
https://www1.nyc.gov/assets/doh/downloads/pdf/imm/stop-the-spread-poster.pdf

4 在留邦人の皆様におかれては引き続き関連情報に注意して予防に努めてください。各州等の新型コロナウイルスの予防策やホットライン等は以下をご参照ください。
各州等のリンク集 https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-refs.html
また,御不明な点がありましたら当館まで御連絡をいただけますようお願いします。(電話:212-371-8222)

日本における新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の抜本的強化について

在ニューヨーク日本国総領事館からのお知らせ

○3月5日,新型コロナウイルス感染症対策本部で「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」が決定されました(3月6日関連閣議了解)。
○本件措置のうち,在留邦人の皆様に関連する主要点は以下のとおりです。日本への帰国等の際には必ず最新情報をご確認ください。
○コロナウイルス関連情報は,領事メール,大使館/総領事館HP及び各州等保健関係当局から,最新情報をご確認ください。

○3月5日,新型コロナウイルス感染症対策本部で「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」が以下のとおり決定されました。本件措置は,諸外国で新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中,今が正念場であり,感染拡大を防止するため,国内対策はもとより機動的な水際対策についても,引き続き躊躇なく断行する観点から実施されるものです。

○本件措置のうち,特に「2 検疫の強化」については,中国(香港及びマカオを含む。以下同様。)及び韓国から入国される日本人の皆様も対象となるところ,ご注意ください。また,「3 航空機の到着空港の限定等」についてもよくご確認ください。

***
水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置
1 入国拒否対象地域の不断の見直し(法務省)
韓国及びイランに対して包括的な入国禁止措置の適用を可能とし、韓国及びイランのそれぞれの一部地域(注)を追加指定。
(注)韓国:慶尚北道慶山(キョンサン)市、安東(アンドン)市、永川(ヨンチョン市、漆谷(チルゴク)郡、義城(ウィソン)郡、星州(ソンジュ)郡、軍威(グンウィ)郡
イラン:コム州、テヘラン州、ギーラーン州

2 検疫の強化(厚生労働省)
 中国(香港及びマカオを含む。以下同様。)及び韓国からの入国者に対し、検疫所長の指定する場所で14 日間待機し、国内において公共交通機関を使用しないことを要請。

3 航空機の到着空港の限定等(国土交通省)
(1)航空機:中国又は韓国からの航空旅客便の到着空港を成田国際空港と関西国際空港に限定するよう要請。
(2)船舶:中国又は韓国からの旅客運送を停止するよう要請。

4 査証の制限等(外務省)
(1)中国及び韓国に所在する日本国大使館又は総領事館で発給された一次・数次査証の効力を停止。
(2)香港及びマカオ並びに韓国に対する査証免除措置を停止。

5 水際対策に関する日中韓を始めとする国際協力の強化

 上記1.の措置は、3月7日午前0時から当分の間、実施する。ただし、実施前に外国を出発し、実施後に本邦に到着した者は、対象としない。
上記2.~4.の措置は、3月9日午前0時から3月末日までの間、実施する。右期間は、更新することができる。
***

 また,上記2 検疫の強化に関連し,中国や韓国経由で日本に入国する場合は上記2の措置の対象となりますところ,厚労省からの本件に関する以下のメッセージをご紹介します。
○3月9日(月)午前0時から、まずは3月末日までの間、検疫の強化を開始する。
○具体的には、日本へ入国した後、14日間、検疫所長が指定した場所に待機することが要請されることになる。
○この期間中に日本へ帰国することを検討している在留邦人におかれては、新型コロナウイルス感染症にかかる日本の水際対策の強化の必要性についてご理解いただき、上記の日本政府の取組にご協力いただきたい。
○なお、当該措置によって必要となる宿泊施設や交通機関のキャンセル料は(国から補償されることはなく)すべて自己負担となるので、あらかじめご留意いただきたい。

(関連情報のホームページ)
ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
詳細ページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00098.html

(上記に係る連絡先)
国内の方向け 0120-565653(フリーダイヤル)
国外の方向け
0120-485―188(日本語)
   :+81-3-3595-2176(英語)

○なお,当館管轄における新型コロナウイルス関連情報は,領事メール及び当館HPで累次お伝えしているとおりです。また,他国に渡航される際には,新型コロナウイルス感染症を受け,各種入国制限等を導入・強化している国・地域が増えているところ,必ず渡航先政府の最新情報を事前にご確認ください。なお,日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限については,以下のHPにとりまとめています。

○新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合は,当館まで御一報願います。

○渡航先における情報を迅速に入手するためにも,「たびレジ」が大変便利です。第三国へ渡航の際は,下記のリンクから訪問先の「たびレジ」登録をよろしくお願いいたします(⇒https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

参考:新型コロナウイルス感染症対策本部(第17回)資料
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/sidai_r020305.pdf

参考:査証の制限についてのご案内(外務省HP)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/page1_000848.html

参考:日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

参考:外務省海外安全HP
https://www.anzen.mofa.go.jp/

参考:当館HP 新型コロナウイルス関連情報

参考:当館管轄内の新型コロナウイルス関連サイトリンク
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-refs.html

参考:厚生労働省ホームページ(新型コロナウイルス感染症について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

新型コロナウイルス感染者の確認について(3月7日現在)

在ニューヨーク日本国総領事館からのお知らせ

○ニューヨーク州及びニュージャージー州で新型コロナウイルスの感染者が新たに確認されました。
○在留邦人の皆様におかれては引き続き関連情報に注意して予防に努めてください。

1 3月7日現在,当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数は以下のとおりです。(( )内は前日の感染者数)
○ニューヨーク州: 76名(44名)
【内訳】
ニューヨーク市: 11名(4名)
ウエストチェスター郡: 57名(34名)
ロックランド郡: 2名(2名)
ナッソー郡: 4名(4名)
サラトガ郡: 2名(0名)

○ニュージャージー州:4名(2名)
【内訳】
バーゲン郡: 3名(2名)
カムデン郡: 1名(0名)

○ペンシルベニア州:2名(2名)
【内訳】
ウェイン郡: 1名(1名)
デラウェア郡: 1名(1名)

2 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ペンシルバニア州は6日に、ニューヨーク州は7日に、非常事態宣言を発出しました。ペンシルベニア州の非常事態宣言は、州の非常事態担当部局に州の人員や資源を指揮・管理する権限を付与するための措置であり、ニューヨーク州の非常事態宣言は、清掃用品や消毒剤の迅速な調達,研究室の迅速なリース,試験資材・機材の迅速な調達等を目的とした措置です。

3 CDCはホームページ上で新型コロナウイルスの典型的症状として「熱,咳,息切れ」を挙げています。NY市以外にお住まいの方も含め,これらの症状があり,感染が疑われる場合は医療機関に電話で相談をした上で,医療機関の指示に従って受診してください(特定の医療機関がない場合には地元保健当局等(NY市の場合は311)に電話してください)。
また,CDCは予防措置として以下を挙げています。
○石けんを使用した20秒以上の手洗い(水が利用できない場合はアルコール除菌液でも可)
○洗っていない手で目,鼻,口を触らない
○症状のある人との至近距離での接触を避ける
○症状があるときは外出しない
○咳やくしゃみをする際はティッシュで口鼻を覆い,ティッシュはゴミ箱に捨てる
○多くの人が触った物をこまめに拭く,又は消毒する

4 在留邦人の皆様におかれては引き続き関連情報に注意して予防に努めてください。各州等の新型コロナウイルスの予防策やホットライン等は以下をご参照ください。
各州等のリンク集 https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-refs.html
また,御不明な点がありましたら当館まで御連絡をいただけますようお願いします。(電話:212-371-8222)

新型コロナウイルス感染者の確認について(3月6日現在)

在ニューヨーク日本国総領事館からのお知らせ

【ポイント】

○ニューヨーク州,ニュージャージー州及びペンシルベニア州にて新型コロナウイルスの感染者が新たに確認されました。

○在留邦人の皆様におかれては引き続き関連情報に注意して予防に努めてください。

【本文】

1 3月6日現在,当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数は以下のとおりです。

○ニューヨーク州:44名

【内訳】

ニューヨーク市:    4名

ウエストチェスター郡:34名

 ロックランド郡:    2名

ナッソー郡:      4名

○ニュージャージー州:2名

【内訳】

バーゲン郡:      2名

○ペンシルベニア州:2名

【内訳】

 ウェイン郡:      1名

 デラウェア郡:     1名

2 3月5日,ニューヨーク市長は会見において,最近中国,韓国,イタリア,イラン及び日本を訪問したNY市民は,帰国後14日間,自宅待機すること及び自宅待機中に症状が出た場合は医療機関に必ず連絡することを求める旨発言しましたが,日本からの観光客等が対象となるかについて,当館からニューヨーク市当局に引き続き照会中です。

なお,本日(6日)も日本からの観光客がJFK空港に到着しましたが,入国時の手続について問題があったとの報告は受けておりません。

本件についても御不明な点がありましたら当館まで御連絡をいただけますようお願いします。(電話:212-371-8222)

3 CDCはホームページ上で新型コロナウイルスの典型的症状として「熱,咳,息切れ」を挙げています。NY市以外にお住まいの方も含め,これらの症状があり,感染が疑われる場合は医療機関に電話で相談をした上で,医療機関の指示に従って受診してください(特定の医療機関がない場合には地元保健当局等(NY市の場合は311)に電話してください)。

また,CDCは予防措置として以下を挙げています。

○石けんを使用した20秒以上の手洗い(水が利用できない場合はアルコール除菌液でも可)

○洗っていない手で目,鼻,口を触らない

○症状のある人との至近距離での接触を避ける

○症状があるときは外出しない

○咳やくしゃみをする際はティッシュで口鼻を覆い,ティッシュはゴミ箱に捨てる

○多くの人が触った物をこまめに拭く,又は消毒する

4 在留邦人の皆様におかれては引き続き関連情報に注意して予防に努めてください。各州等の新型コロナウイルスの予防策やホットライン等は以下をご参照ください。

各州等のリンク集 https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-refs.html

編集後記 3月7日号

ニューヨーク市のデブラシオ市長は5日会見し、最近、中国、韓国、イタリア、イランおよび日本を訪問したニューヨーク市民は、帰国後14日間、自宅待機すること、および、自宅待機中に症状が出た場合は医療機関に必ず連絡することを求める内容の発言をしました。同時に公式文章を発出しました。ニューヨーク日本総領事館によると、これに一般の旅行者が対象となるのかなどの詳細はニューヨーク保健局に問い合わせて欲しいとした上で、これはあくまで「市民に対するアスキング、お願いであり、強制力はなく、入国を制限することができるのは国土安全保障省のみで、現段階ではオーダー、命令ではない」との理解だそうです。一時帰国していた駐在員や日本からの旅行者がこの発言の対象になるのかは、総領事館では「現段階では不明」とのこと。「明日には少し全容が分かるかもしれない」とのことでした。確かに、ニューヨークのジョン・F・ケネデイ国際空港で規制しても、ニューアークはニュージャージー州でNY市長の意向に従わなくてもよく、さらにワシントンなどからの陸路だと関所があるわけでもないので関係ないことになってしまうなど、今回の発言がどこまで効力を発揮するものかは不明です。
ニューヨーク州のクオモ知事は1日、同州で初の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者が確認されたと発表。感染者は39歳の女性で、マンハッタンの病院で受診。29日に連邦政府の許可を受けたアルバニーのワズワース・ラボで陽性と確認。女性は2月末に渡航したイランで感染したとみられます。3日には同州ウエストチェスター郡において新型コロナウィルスの感染者1名を確認したと発表。感染者はニューロッシェルに在住の50代の男性弁護士でマンハッタンの42丁目で勤務しており、現在は市内の病院において治療中で重篤な症状。メトロノース鉄道のニューヘブン線を使ってグランドセントラル駅を利用していたそうです。ニューヨーク日本総領事館は3日午後、在留邦人に対して引き続き関連情報に注意して予防に努めるよう注意を喚起しました。疾病管理予防センター(CDC)によれば、米国では3月5日までにニューヨーク州を入れて149人の感染者を確認。米国内での死者は2日までにワシントン州で2人が確認されていたが、キング郡保健当局は5 日までに、新たに9人を追加、計11人が死亡したと発表しています。サンフランシスコでも1人死亡が確認され、米国での死者が12人に。ニューヨーク州は5日夕現在で、22人の感染者が確認されています。ウエストチェスター郡ニューロッシエル近郊の1000人の感染者接触者に自宅待機を要請しました。また、イタリア、韓国、日本、イランに留学中のニューヨーク州立大学の学生を州のチャーター機で帰国させ2週間隔離させると4日、クオモ州知事が発表しています。またニュージャージー州のバーゲン郡でも2人の感染者が確認されています。NYでも感染の拡大が予想されています。日系団体の集会や行事も相次いで中止になるなど影響が出ています。それでは、みなさん、よい週末を。(週刊NY生活 発行人兼CEO 三浦良一)

NYで感染拡大の兆し

NY市長が日本からの帰国市民に14日の自宅隔離を要請

 デブラシオNY市長は5日会見し、最近、中国、韓国、イタリア、イランおよび日本を訪問したニューヨーク市民は、帰国後14日間、自宅待機すること、および、自宅待機中に症状が出た場合は医療機関に必ず連絡することを求める内容の発言をした。同時に公式文章を発出した。ニューヨーク日本総領事館によると、一般の旅行者が対象となるのかなどの詳細はニューヨーク保健局に問い合わせて欲しいとしてた上で、これはあくまで 市民に対するアスキング、お願いであり、強制力はなく、入国を制限することができるのは国土安全保障省のみで、現段階ではオーダー、命令ではないとの理解。一時帰国していた駐在員や日本からの旅行者がこの発言の対象になるのかは、総領事館では現段階では不明とのこと。明日には少し全容がわかるかもしれないとのこと。ニューヨークでのJFK国際空港で規制してもニューアークはニュージャージー州でNY市長の意向に従わなくてもよく、さらにワシントンなどからの陸路だと関所もないので関係ないことになってしまうなど、今回発言がどこまで効力を発揮するものかは不明だ。
 ニューヨーク州のクオモ知事は1日、同州で初の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者が確認されたと発表した。感染者は39歳の女性で、マンハッタンの病院で受診。29日に連邦政府の許可を受けたアルバニーのワズワース・ラボで陽性と確認された。呼吸器症状が見られるが重症ではなく、自宅で隔離状態に置かれているという。女性は2月末に渡航したイランで感染したとみられる。 また3日には同州ウエストチェスター郡において新型コロナウィルスの感染者1名を確認したと発表した。感染者はニューロッシェルに在住の50代の男性でマンハッタンで勤務しており、現在は市内の病院において治療中で重篤な症状と言う。メトロノース鉄道のニューヘブン線を使ってグランドセントラル駅を利用していた。
 ニューヨーク日本総領事館は3日午後、在留邦人に対して引き続き関連情報に注意して予防に努めるよう注意を喚起した。ウエストチェスター郡は日本人駐在家庭が多く住む。
 また、報道によれば、この男性が感染したことを踏まえて親族(子)が通っていた学校を含む次の学校が予防措置として閉鎖された。ママロネックのウエストチェスター・デー・スクール(Westchester Day School in Mamaroneck)、ホワイトプレーンズのウエストチェスター・トラー・アカデミー(Westchester Torah Academy in White Plains)、ブロンクス区リバーデールのサランター・アキバ・リバーデール・アカデミー(Salanter Akiba Riverdale (SAR) Academy in Riverdale, Bronx.)、ブロンクス区リバーデールのSAR高校(SAR High School in Riverdale, Bronx.)
 疾病管理予防センター(CDC)によれば、米国では3月5日までにニューヨーク州を入れて149人の感染者を確認。米国内での死者は2日までにワシントン州で2人が確認されていたが、キング郡保健当局は5 日までに、新たに9人を追加、計11人が死亡したと発表した。サンフランシスコでも1人死亡が確認され、米国での死者が12人になった。
 ニューヨーク州は5日夕現在で、22人の感染者が確認されている。ウエストチェスター郡ニューロッシエル近郊の1000人の感染者接触者に自宅隔離を命じた。また、イタリア、韓国、日本、イランに留学中のニューヨーク州立大学の学生を州のチャーター機で帰国させ2週間隔離させると4日、クオモ州知事が発表している。またニュージャージー州のバーゲン郡でも2人の感染者が確認されている。

入国規制対象に3国注視
大統領初めて「日本」言及

 トランプ大統領は3日、米国の入国規制について、「日本や韓国、イタリアの状況を注視している」と述べ、3か国が対象となることを示唆した。

 米国務省は、先月22日、日本国内で新型コロナウイルスの感染経路が分からないケースが相次いでいるとして、日本への渡航情報を4段階のうちいちばん低いレベルから「レベル2」に引き上げている。同省は、高齢者や持病のある人は不要不急の場合、渡航の延期を検討するよう呼びかけている。

 またCDC=疾病対策センターも同日、各国への渡航情報を更新し、日本国内で新型コロナウイルスの感染経路が特定できていないケースが継続的に起きているとして、3段階ある注意情報を2番目の「レベル2」(経路不明の感染が広がっている事態)に引き上げた。 

83人を14日間自宅待機に
ナッソー郡保健当局が中国からの帰国者

 ナッソー郡の保健当局は2月26日、感染の中心地である中国から過去14日以内に帰った83人を14日間、自宅に待機させる「自己検疫」措置にしたと発表した。疾病管理予防センター(CDC)の「帰国者がナッソー郡の住民をウイルスにさらす可能性がある」との通知を受けて実施した。中国からの帰国者はほとんどがナッソー郡の住民で、自発的としているが事実上、自宅に隔離させるもの。家族も濃密接触しないようにする。保健当局が毎日訪問して体温や症状を監視、症状がある場合はウイルス検査を行う。

感染予防措置ガイド
石鹸で手洗いを励行

 米連邦政府は個人のとるべき感染予防措置として

▽体調不良者との濃厚接触を避ける▽手で目・鼻・口を触らない▽体調が悪いときは外出せず自宅に留まる

▽咳やくしゃみの際はティッシュで口鼻を覆い、ティッシュはすぐにごみ箱に捨てる▽頻繁に触る物は、通常のクリーニング剤(スプレーやシート)を使ってこまめに拭き消毒する。手洗いをこまめに行う=石鹸を使い20秒以上=特に洗面所を利用した時、食事前、咳やくしゃみをした時などはすぐに手洗い=水を利用できない時は最低でも60%のアルコールを含む(ハンド・サニタイザー)を使用する。

 新型コロナウイルスの典型的症状として「発熱・咳・息切れ」を挙げ、感染が疑われる場合の対応として概要以下のとおり。

▽皿・グラス・カップ・ナイフ・フォーク・タオル・ベッドシーツ・枕などを共有しない▽症状を観察する=医療機関や州・地方保健当局に相談しながら他者への感染リスクがなくなるまで自宅療養(自宅での隔離)を続け

医療機関の受診を除き、外出を控える。職場・学校・公共の場等へ行かない。公共交通機関やタクシー等の利用も控える。症状の改善がみられない場合は、医療機関(かかりつけの医師等)に事前に電話で相談する。その際は新型コロナウイルス感染が疑われる具体的理由(渡航歴や感染者との濃厚接触など)がある場合にはその旨を必ず伝える。

行事・集会中止続々

NY日系社会にも余波

 新型肺炎コロナウイルスの米国内感染拡大を受け、日系社会での集会やさまざまな行事の中止が相次いでいる。ニューヨークで8日開催が予定されていた東日本大震災TOGETHER FOR 3.11追悼式典は主催者代表のAKさんが3日、正式に式典開催中止を発表した。借りた会場の教会で500人規模の不特定多数の集会になるため「来場者の健康と安全に配慮した」という(詳細5面に)。

 ニューヨーク日系人会でも12日と26日の敬老会が中止となったのをはじめ、12日の JAAビジネスウーマンの会3月の講演会、20日のアップルキッズ企画のリトミッククラス、4月4日「春のフリーマーケット」が相次いで中止となった。高齢者や子供に配慮した。

 日系企業の中には、2週間以内に日本と韓国から来米した人と接触した社員は、2週間在宅勤務をするよう通達が出たところもある。在留邦人の間では感染に対する警戒感を強めつつあるが、先行きが見えないことから、一方でさまざまな意見もあり、北陸6県と北海道出身者らで作る「ほくほく会」は、8日(日)午後1時30分からニューヨーク日系人会で予定している追悼式典について協議した結果、規模を縮小しながら開催することにした。

関連記事:第9回TOGETHER FOR 3・11東日本大震災追悼式開催中止のお知らせ

ワインサービス するから来て

リトルイタリー閑散

 ニューヨークで新型肺炎コロナウイルスの感染者が相次いで確認されているが、その前から、マンハッタンのチャイナタウンをはじめ、その中華街北側に隣接するリトル・イタリーやミッドタウンの韓国人街の商店街がひっそりとしている。入国拒否されている中国はもとより、感染者急増の韓国、イタリアには入国制限が課せられているため、普段なら大勢の観光客やニューヨーク市民、家族連れで賑わうレストラン街に閑古鳥が鳴いている。

 リトルイタリーの店員はメニューを持って「ワインをグラス2杯サービスするから食べて行って」とたまに通りかかる観光客に寂しそうに声をかけていた。

ニューヨークから、たったの4時間で、常夏のパラダイスへ!

メキシコ ユカタン半島

 カリブ海沿いにオールインクルーシブホテルが立ち並ぶ、リゾートの代名詞、カンクン。ホテルでは、お財布いらずで飲み放題、食べ放題という究極のパラダイスが楽しめる。

 実は、カンクンには、美しいビーチやマリンスポーツはもちろん、世界中から多くの人々を惹きつける見所がたくさんある。今回は、そんなカンクンから日帰りでも行ける、ユカタン半島の魅力的なスポットをご紹介。

①新世界7不思議の一つ チチェンイッツァ遺跡

 まずは、絶対に外せないチチェンイッツァのピラミッド。中南米のジャングルに点在するマヤ遺跡の一つで、ユネスコの世界遺産にも登録されている、見ごたえのあるマヤ最大の総合複合都市である、チチェンイッツァ。

 マヤ人の建造技術や天文知識には、コンピューターを駆使したハイテク社会に生きる私たちも驚愕の、たくさんの仕掛けが施されている。春分・秋分の日頃には、羽の生えた蛇の神、ククルカン様が降臨することでも有名。現代社会に生きる私たちが、当たり前のように使うカレンダーがない時代、マヤ人はこのピラミッドを使って1年を把握し、日々生活をしていたという。

 また、遺跡内には、儀式での生贄を決めるために行われていたという球技のための球戯場もある。マヤの遺跡には多く見られるものではあるが、チチェンイッツァのものは特大サイズ。サッカーのように手は使わず、でもサッカーとも異なり足も使わずに(諸説あるが)、腰を使ってボールを操るボールゲーム。両サイドの壁上部にある小さな丸い輪のゴールに、腰のみでボールをパスしながらシュートをするとは想像を絶する難易度。ゲームとはいうものの、生死をかけた聖なる戦いが幾度となく行われていた場所。謎を秘めた見どころが多数あるので、ガイドを付けて回ると理解が増し満足度がアップ!

②ユカタン半島の独特な地形上に数千と存在する セノーテ

 マヤ人に聖なる泉と崇められ、死後の世界とつながる場所でもあったとされるセノーテ。数百万年かけて形成されたユカタン半島の独特な石灰質地形の元、世界で最長ともいわれている地下水系が形作られ、セノーテが出没。水質は淡水で、基本的に透明度がとても高い。

 数千もあるセノーテの中で特に人気があるのは、グランセノーテ、イキルセノーテ、スイトゥンセノーテ、セノーテドスオホス。それぞれ特徴が異なる。

 シュノーケル体験では、水中に広がる鍾乳洞の美しい地形や、そこに住む小さな魚やカメをみたり、光が差し込むタイミングでは、光のカーテンがオーロラのようにゆらゆら見えてとても美しい。

 鍾乳洞の迫力を堪能したい方にはダイビングという手もある。体験ダイビングなどがある海でのものとは異なり、迷路のようなセノーテ内でのダイビングは上級者向けのみ。暗闇の中、ライトで浮かび上がる鍾乳洞は目を見張る美しさ。興味を持った方はぜひ挑戦していただきたい。

 セノーテによっては水深が非常に深い井戸型のものもあり、飛び込み大会が行われたりもする。井戸型の代表、セノーテイキルは、地上から見下ろすと、その名の通り、巨大な井戸のように数十メートルも下に水面が見える。蔦が垂れ下がっており、水面にぷかぷかしながら上を眺めると、現実なのか夢の世界なのか錯覚に陥る。そのわきでは飛び込み好きな人たちが、にぎやかにジャンプしているが、それを視界に入れなければ一人で天国にいるようなとっても美しい光景を楽しめる。

③ファンタジーの世界 ピンクレイク

 カンクンから車で約3時間半の、ユカタン半島の北部メキシコ湾沿いのラス・コロラダス。老舗塩工場の敷地内に、とっても美しいピンク色の世界が広がっている。

 塩を作る過程で発生する微生物のおかげで、こんなに美しいピンク色に見えるのだとか。向かい側のエリアではピンク色のフラミンゴに遭遇できることもあったりと、まさにファンタジーの世界。3時間以上の道のりではあるが、一見の価値あり! 

 今回紹介したおすすめスポットは、ほんの一部。カンクン周辺にはほかにも見所がたくさんあり、一度で見切れないのでリピーターが多い。

 こういった観光地はもちろん、世界的にもファンの多いメキシコ料理も絶対に外せない。カンクン滞在中には、多様なサルサ(メキシカンソース)をお好みで楽しめる本場のメキシコ料理を是非ご堪能いただきたい!

(HISインターナショナル・ツアーズ カンクン・メキシコ・デスク 高橋 希)

盛りつけ元気マイ東京の寿司

 バブル時代と比べると数は減ったものの、ウェストチェスターに住む日本人は多い。自然に恵まれ治安が良く、公立学校の質も良いため家族連れで住む人が多いが、最近はホワイトプレーンズ近辺に事務所を構える日系企業が増えたこともあり、単身者の数も増えているようだ。そんなウェストチェスターだが、日本食レストランは意外に少ない。特にハドソンライン沿いの地域はほとんど無いに等しい。そこへ彗星の如く登場したのが「マイトーキョー」。昨年の7月、良質なレストランが多いと評判のタリータウンにオープンした。メインストリートに面した店の向かい側が町営駐車場入り口という抜群のロケーションだ。間口は狭いが奥行きのある店内はレンガの壁にシンプルなテーブルと椅子が並び、おしゃれなカフェのような雰囲気が漂う。韓国系オーナーシェフのハリーさんが腕を振るうのは各種寿司を中心に親子丼(14ドル)、カツ丼(15ドル)、お好み焼き(12ドル)、餃子(7ドル)など。今回は通常のちらし寿司(19ドル)にプラス6ドルでウニを乗せ、つまみにから揚げ(8ドル)をオーダー。ちらし寿司はネタが新鮮で量も多く充実の内容で、特に赤身とトロのマグロが絶品。これですし飯がもっと美味しかったら百点満点なのに、と考えながら完食。お腹はち切れんばかりで、から揚げ(8ドル)には箸をつけられず。でもデザートは別腹、この店自慢の抹茶アフォガート(7ドル)を頂く。アフォガートはイタリア語で「溺れた」という意味で、元々はアイスクリームまたはジェラートにエスプレッソや紅茶、リキュールをかけて食べるデザートのこと。「マイトーキョー」のアフォガートは抹茶アイスに抹茶をかけたもので、その組み合わせからまずいわけがない、と思いつつひとさじすくって口に入れて見ると……ほーら、やっぱり美味しい!

My Tokyo
31 Main St. Tarrytown, NY 10591
TEL 914-909-4451/4452
https://mytokyo-tarrytown.com/
火〜金 11:30〜16:00/17:00〜21:30
土日 11:30〜21:30
月曜休業

組み立て式茶室 トランク一つで世界へ

一穂堂NYギャラリーで披露

 持ち運び便利な組み立て式「茶室」「ZEN-An禅庵」のワークショップが21日夕、ニューヨークのアッパー・イーストサイドにある一穂堂NYギャラリー(東67丁目32番地3階)で開催された。

 茶室「禅庵」は椿建築デザイン研究所の椿邦司氏により設計されたもので、「禅の精神は不動のままに、どこにでも移動できる庵」という意味のもと2017年に誕生した。

 椿さんは、スーツケースの中に詰まった柱、畳、簾、和紙と伝統的な匠の技の組立茶室を持って、世界中を旅しながら「茶」の歴史や文化を越えた「心」を伝えている。線香が1本燃え尽きるまでの短い時間に組み立てていく。「伝統は常に新しいことを発明し、革新を起こさないと続かない」と椿さんは来場者に説明した。

 昨年は、国連本部で開かれた国連日本政府代表部主催の平和イベント「Peace is ... 」でも茶室の組み立てを披露して各国大使や一般来場者を驚かせた。この日は、石兼公博国連大使も招かれた=写真=。

 ブルックリンのインテリアデザイナーで禅を学んでいるというポリー・ホーンさんは「椿さんは現代社会において伝統をいかに生き生きと分かち合えるかを示してくれた。ポータブルな茶室と複雑さを排したお点前も多くの人々を茶の世界へと誘うだろう。禅庵は、高度な日本の工芸技術の結晶と言え、新しい発見と革新を伝統の中にどう活かしていけば良いかという私たち上手に示してくれた。今日はとても楽しかった」と感想を述べていた。