紅葉前線ただ今南下中

  暑かった長い夏がようやく終わり、ニューヨークに短い秋がやって来た。郊外では紅葉前線が南下中だ。ウエストチェスターの手軽なハイキングトレイルとアップステート秋のおすすめどころをローカル面で紹介する。

 写真は、北郊ポキプシー、ハイランドにある「ウォークウエー・オン・ザ・ハドソン」。その名の通り歩いてハドソン川を渡る道で、橋の上から眺める紅葉の景色は絶景。もともとは19世紀終わりに鉄道用に建造された橋で1974年の火災を機に閉鎖、長いこと放置されていたが2008年に修復工事開始、翌年歩行者専用道路として再開した。高さ65メートル、全長2063メートルで歩行者専用道路として世界で2番目に長い。駐車場は橋の両側にあるが(4時間5ドル)橋に近い場所は狭く、週末は混雑する。エレベーターは橋の両側に一箇所ずつ設置されている。写真・https://walkway.org/

週刊NY生活が移転

同じビル内の12階に

 本紙「週刊NY生活」を発行するニューヨーク生活プレス社は1日付で本社オフィスを現在のマンハッタンのミッドタウン47丁目にあるビルの3階から同じビル内の12階に移転した。

 新型コロナウイルスの感染拡大に対応できるリモート就業の促進とソーシャル・ディスタンスを保てる就業態勢を整えた。企業のオフィス離れが加速するなか、ポスト・コロナ、ウィズコロナを見据え、エッセンシャルワーカーの報道機関としての機動力を発揮できるロックフェラーセンター地区のビジネス街中心地に引き続き本社機能を構え、取材活動、新聞発行を続ける。

 所在地は五番街と6番街の間で変わらず、部屋番号が1205に変更となる。電話番号、代表メールアドレスは同じ。新住所は、

NEW YORK SEIKATSU PRESS, INC.

71W47th St. Suite 1205

New York, N.Y.10036 USA

Tel: 212-213-6069

E-mail: [email protected]

100円ショップのダイソー

東海岸4号店レゴパークにオープン

 日本の100円均一ショップの大手「ダイソー」が19日、クイーンズ区レゴパークにあるショッピングモール「レゴセンター」の1階にオープンした(61-35 Junction Blvd, Rego Park)。この店は昨年3月にオープンしたクイーンズ区フラッシング店、ニュージャージー州ミツワ店、ウェストチェスター郡スカースデール店に続き東海岸における第4号店となる。「レゴセンター」は敷地内にコストコやベッドバス&ビヨンド、マーシャルズ、イケア(10月オープン予定)などがある大型ショッピングモールで、連日多くの買い物客が訪れる好立地。

 手続き上の関係と新型コロナウイルスの影響などで当初予定の昨年末オープンが延期になっていたが、コロナの鎮静化により準備も進み、ようやくオープンにこぎつけた。

 売り場面積は約3500平方フィート。 日本のダイソーで見かけるお馴染みの日用雑貨、家庭&キッチン用品、食品、和食器、お菓子、おもちゃ、便利グッズなどがズラリと陳列されており、ほとんどの商品を1ドル99セントで販売。大型店舗ではないため取り扱い品目は5000点ほどだが、随時日本から新アイテムを仕入れて商品を入れ替えているので、いつ行っても新しい発見がありリピーターを飽きさせない工夫がされている。 

 同店店長の下司修平さんは「おかげさまでオープン以来すでに大勢の近隣の方にご来店いただき、日本人の家族も大勢いらっしゃいました。クイーンズ区で2つめの店舗となりますが、より生活の身近にダイソーをご利用いただき、日本初の便利で手頃な価格の商品を広く届けたい」と話す。ダイソーは来年を目途にニューヨークとニュージャージー界隈にあと5、6店舗のオープンを目標としており、同地域の日本人家庭にとってもより身近に買い物ができることになりそうだ。

 19日のオープン当日は記念の粗品が進呈されることもあり、開店時間前から長い列ができた。人種多様なクイーンズで早くもいろいろな国籍のファンがついている。

風の環コンサート、11月5日仙台でコンサート

 今年で第13回目となる風の環コンサートは初めてニューヨークを離れ、11月5日(木)午後7時から宮城県仙台市の仙台銀行ホール・イズミティ21小ホールで開催されると発表された。出演はニューヨークから田村麻子さん(ソプラノ)、門間信樹さん(バリトン)と、バイオリンの大曲翔さん率いる風の環室内アンサンブル。特別参加は仙台出身でボストン在住の作曲家・ピアニストの秩父英里さん、さらに東北大学男声合唱団OB有志のほか、風の環少年少女合唱団がビデオ出演する。コンサートはNYを舞台にした親しみのある音楽をメインに演奏し、日本国内のほかアメリカやスペインにもライブ配信される。入場料の一部はNYの医療従事者や高齢者施設などの支援活動を行うNYライオンズクラブに届けられる。

 ニューヨークのNPO法人「9・11風の環メモリアルコンサート」と日系混声合唱団ジャパン・コーラル・ハーモニー「とも」は2001年の米同時多発テロの犠牲者を追悼するコンサートを毎年9月に開催してきた。2011年からは東日本大震災の犠牲者追悼・被災地支援を併せてチャリティコンサートを行っている。今年は新型コロナウイルスの感染拡大によりNYでの開催が事実上不可能なため、仙台市に拠点を持つハポン・ハセクラ後援会との共催により「ニューヨークの風」と題してコンサートを開催する。

 入場料は3000円。問い合わせはEメール [email protected] まで。有料でのリモートライブ配信予定。チケット・詳細はウェブサイト https://circlewind.peatix.com/ を参照。

日本の伝統前掛け

MoMA(NY近代美術館)デザインストアに

 日本の伝統的な前掛けが、このほどニューヨーク近代美術館のMoMAデザイン・ストア(西53丁目44番地、電話212・767・1050)で販売を開始した。有限会社エニシング(西村 和弘代表取締役社長、本社東京都)が製造販売する前掛けで、今年1月にフランスのパリで開催された見本市で、MoMAのバイヤーが気に入ったのがきっかけでニューヨークでの販売につながった。

 同店のドナルド・コロー店長=写真左=は「1か月ほど前から展示販売しているが人気商品だ。マテリアルが頑丈で、耐久性に飛んでいるだけでなく、日本レストランで見かけるようなクールなイメージだ。MoMAのバイヤーは世界中を飛び回って、ユニークで他のどこにも売っていないようなデザインを掘り出してくる。西洋のエプロンは首からかけるが、これは腰で縛って止めるところが粋だね」と腰骨にかけるようにつけて前で結んでポーズをとってくれた。価格は48ドル。説明書きには「このコットンの前掛けは、エコロジーの工場で手染めされた日本の職人の1世紀に渡る技術が込められている。リッチなテクスチャーで、丈夫で頑丈だがとても柔らかい」とある。紹介のタイトルは「ジャパニーズ・マエカケ・ワークショップ・エプロン」。

 前掛けの原型は室町時代に生まれ、現在の形になったのが江戸時代、と言われているが、前掛けは、神社からの流れを汲む「神聖な」用途と、腰を守る「実用的な」用途の2つで長年形を変えず使われてきた。これらの伝統と本質的な魅力を「未来につなげたい」と、2005年に前掛け事業を開始。2019年、令和元年6月21日、愛知県豊橋二川に「エニシング前掛けファクトリー」を設立。約100年前のトヨタ、スズキ、遠州のシャトル織機9台が現役稼働し、分厚く柔らかい前掛けを製造している。

 西村社長の話「ニューヨークは2007年から前掛けを広めるためイベントなどを行っていたが、近年はヨーロッパ中心に切り替えたため、しばらく時間が空いていた。再びNYで日本伝統の前掛けが、デザイン、機能の両面で評価され、発売につながったことをうれしく思う。日本の文化、ものづくりを世界に知ってもらうチャンスとして活かしていきたい」

14丁目で地下鉄脱線

破壊行為の男逮捕

乗客150人は無事

 8番街14丁目駅の地下鉄A線北行きホームで9月20日午前8時15分頃、男が建築物などに使われている破片を線路に投げ、ホームに入ってきた列車が脱線した。先頭列車が軌道を外れ、支柱にぶつかった。乗っていた約135人は避難、3人が軽傷を負った。

 男はブロンクス在住のデメトリウス・ハーバード(30)容疑者で、ホームに居合わせた利用客に取り押さえられ、駆けつけた警官に逮捕された。

 線路はかなり破損しており修理のため終日運休した。停電も起こしたためほかの軌道も使えなくなり別のA列車も停止、トンネルで立ち往生したため125人の乗客が避難した。14丁目駅に乗り入れているC、D、E、F線も影響を受け大幅遅延するなど終日、混乱が続いた。

 破片を投げているハーバード容疑者を取り押さえたのはリキエン・ワイルダーさんで、当初は投げ込まれた破片を取り除こうとしたという。しかし列車が近づいてきたことからハーバード容疑者を捕まえることにし、警察が駆けつけるまでの15分間、拘束した。

 ワイルダーさんの勇気ある行動に、地下鉄を運行するメトロポリタン交通局(MTA)は23日、1年間有効の無制限メトロカードと「ニューヨーク・タフ」と書かれたTシャツおよび「ヒーロー・オブ・ザ・サブウェイ」と書かれたベストを贈呈した。

 ハーバード容疑者は、無謀な危険行為、犯罪的いたずら、暴行、不法侵入などの容疑で起訴された。

情報の大切さ

コロナ時代の帰国受験 第1回 田畑康

 2020年、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国内首都圏では3月上旬から多くの学校が臨時休校となり始めました。その後世界規模のパンデミックになることなど夢にも思わず、私たち学習塾業界では「教え子たちの受験が終わった後でよかった」という声が上がりました。「よかった」というコメントは、コロナで多くの犠牲者が出ていることを考えると不謹慎な表現ではありますが、送り出した受験生の進学先が決まった安心感から出てきた正直な思いであったことは間違いありません。

 もし、コロナの感染拡大が受験期である1月頃から始まっていたらと思うと、本当にぞっとします。

 10月現在、あれから半年以上が過ぎますが、残念ながら今年送り出す受験生を安心させる情報は揃っていないのが現状です。

 先月中旬、私が校長を務める早稲田アカデミーニューヨーク校では毎年恒例の「帰国生入試出願ガイダンス」をオンラインで実施いたしました。受験を控えた小6・中3受験生および保護者向けの、願書の書き方や面接試験対策を紹介するイベントなのですが、今年は非受験学年の保護者のオブザーバー参加も目立ちました。さらにはオンライン参加の気軽さもあってか、通塾圏の方だけでなく、マンハッタン、ニュージャージー州、ワシントンDC地区、ペンシルベニア州、カリフォルニア州、オレゴン州、ジョージア州、チリからの参加もありました。私どもの持つ「情報」がとても大きな意味を持つものだとあらためて認識し、気が引き締まった思いです。

 このコロナの時代、「オンライン」がとても大きなキーワードになっています。国内の私立中学・高校は、休校期間中にオンライン授業を速やかに提供できたかどうかが大きな話題になりました。特に、大学受験を指導する進学校は合格実績すなわち進学指導を大きな「売り」にしてきましたが、これからは休校中や再開後の対応も志望校選定の材料になってきたということです。マスクの着用やソーシャルディスタンスといった生活スタイルの変化とともに、学校生活の送り方、すなわち学校の選び方も大きく変わってきているといえます。

 次回以降、今年の受験生だけでなく、来年度以降の受験生とそのご家族にも参考にしていただきたい「帰国受験への取り組み方」をお届けいたします。

田畑康(たばたやすし)
早稲田アカデミーニューヨーク校校長。海外生・帰国生指導歴15年。自らも帰国生(オーストラリア、マレーシア)であった経験を生かし、「合格のその先」を見据えた指導を心掛けている。

日本画家の原田隆志、アーティストトーク

郷さくらギャラリーで3日と17日

 日本画家・原田隆志さんのアーティストトークが10月3日(土)と17日(土)の両日ともに午後2時から、チェルシーの郷さくらギャラリーNY(西20丁目501番地)とオンラインにて開催される。現在、同ギャラリーで会期を10月17日(土)まで延長して作品展「As in a Dream」を開催中の原田さんが、日本画の魅力や作品の制作プロセスなどを語る。

 参加費無料だが要事前予約。定員はギャラリー内が10人、オンライン参加(ズームの使用を予定)が100人。問い合わせは電話212・741・2120まで。参加申し込み・詳細はウェブサイトwww.satosakuragallery.comを参照する

アートの水先案内人目指す

キュレーター 佐藤 恭子さん

 3月20日に新型コロナウイルスの感染拡大により自宅待機令がニューヨークで出された後、芸術家は作品の発表の場を失ったが、一方でオンラインによるビデオ発表やアーティストトークなどは盛況だ。アートは人々の生存のために必要不可欠と、自分ではエッセンシャル・ワーカーだと思ってともかく休みなく活動し続けている。  

 現在、イーストハーレムにあるアートセンター、ホワイトボックスのキュレーターとして企画展を手がけている。同画廊で一昨年開催した1950年代から現代までニューヨークで活動してきた日本人芸術家を紹介する「大きな世界を求めて」展は国吉康雄から小松美羽まで55人の作家を取り上げ大きな話題となった。

 佐藤さんがニューヨークでキュレーターとしての地位を確実にしたのは、朝日新聞社の窓口として2014年に「メトロポリタン美術館古代エジプト展 女王と女神」を東京都美術館と神戸市博物館で開催する大規模プロジェクトに参加することができたことだった。きっかけは2006年にメトロポリタン美術館で開かれた「ハトシェプスト:女王からファラオへ (Hatshepsut: From Queen to Pharaoh)」展を見て、朝日新聞社と美術館へそれぞれ提案し、8年もの歳月をかけて実現した。なぜあの展示をあのような長い間、諦めなかったのか、時間を経て最近やっと理解ができたという。

 一つは2002年からニューヨークに移転した佐藤さんは、東京でとても楽しく経験したキャリアが途切れつつあり自己実現のかけらもなく生きた心地がしなかった頃で、しかも子供を二人産んでいた。それでも自分にしかできない仕事をどうしてもしなければならないと信じて、空から細く垂れているエジプト展へ繋がる糸を掴んだまま離さなかったこと。そしてもう一つはテーマだった。エジプト王妃の胸像を思春期に見たインパクトそのままに、女王や女神というテーマは恐らく佐藤さんの追求するテーマの一つなのだろう。

 ホワイトボックス で2018年秋に開催した「コシノヒロコ バウハウスの香り」展には特に力が入った。彼女は何と言っても戦後日本を代表するデザイナーの一人で、女性だ。二人の女の子を産んで離婚、シングルであの地位を築いた彼女の姿が自分と重なったせいもあるだろう。彼女をニューヨークのアートシーンで押し上げるためできることは全てやった。

 米大統領選で民主党候補になるジョー・バイデン前副大統領が同士としてホワイトハウスを目指す副大統領候補にカマラ・ハリス上院議員を指名した時は胸が踊った。女性の中のカリスマ性に惹かれる。同時に虐待されたり、暴力を受けたりする弱い立場の女性をサポートしたいという衝動も秘めている。

 昨年夏、愛知トリエンナーレ中止直後に開催した慰安婦問題のパフォーマンス開催も、アクションも芸術表現の一つであると理解するようになったからだという、芸術と一般人をと結びつけるアートの水先案内人として「この世の中に少しでも幸せな人が増えることを」願っている。

 (三浦良一記者、写真も)

冬の東海岸を抜け出して南国リゾートへ

ビーチから世界遺産まで満喫できるメキシコ・カリブ海リゾート

夏も終わり、まだまだ海外旅行に行くには難しい状況が続くなか、メキシコ・ユカタン半島の先端にあるカリブ海リゾート「カンクン」の人気は衰えることを知りません。マリンスポーツを楽しめる鮮やかなターコイズブルーの海、のんびり過ごせる真っ白なパウダービーチなど、カンクンはいまも開放的な世界が待っています。

 ニューヨークからカンクンまでのフライトは直行便で片道およそ4時間。航空会社によっては10月から増便も予定されているほど人気の路線です。渡航の際は機内での簡単な問診票への記入、カンクン空港でのサーモグラフィーによる検温のみで、PCR検査はなくコロナ前と変わらないほど簡単に入国することができます。

 カンクンでは海沿いに立ち並ぶリゾートホテルのほとんどは営業を再開しており、衛生面においても州よりも厳しいガイドラインに沿ってお客さまを迎えています。ホテル・レストランスタッフにも出勤時からチェックが行われ、必要に応じてシャワーで身体を清潔にするなど、衛生面の徹底が図られていて安心です。

オーソドックスな旅「カンクン」

 カリブ海旅行が初めての方に人気のカンクン。ホテルエリアには大小約50のホテルが建ち並び、それぞれのニーズに合ったホテルを選ぶことができます。日本人に長年愛されている人気のホテル「Grand Fiesta Americana Coral Beach」は、6月から食事やドリンク、アクティビティーなどの費用がコミコミの、お財布いらずの“オールインクルーシブホテル”に姿を変え、再オープン。繁華街まで徒歩2〜3分で立地条件もよく、ファミリーで楽しめる有名なホテルです。

 また、ハネムーン旅行やカップルに人気の大人専用のホテル「Hyatt Zilara Cancun」はホテル内のアクティビティーが充実しており、カクテル片手にナイトライフを楽しんだり大人だけのラグジュアリーな時間を過ごすことができます。

ハイクラスな旅「リビエラマヤ」

 カンクンとは一味違った高級な雰囲気で人気急上昇中のリビエラマヤ。透明度抜群の泉「グランセノーテ」やマヤの都市「トゥルム」、大自然を活かしたアクティビティーが充実のテーマパーク「シェルハ・エコパーク」など観光名所が多数あり、滞在中の移動時間を抑えたい方にもおすすめです。のんびりと自分の時間を満喫することができます。

 また、マヤコバと呼ばれる地域には「Banyan Tree Mayakoba」、「Andaz Mayakoba Resort Riviera Maya – a concept by Hyatt」などのハイクオリティーなホテルも多く、世界各国の旅行者から高く評価されています。毎年PGA USAがMayakoba Classicを開催するCamaleon Mayakoba Golf Couseもあり、世界中から多くのゴルファーも訪れています。

リラックスな旅「プラヤ・ムヘーレス」

 カンクンダウンタウンの北に位置するプラヤ・ムヘーレスエリアは新規開発され、家族向けから大人専用までさまざまなスタイルのハイクラスなオールインクルーシブホテルが建設されています。そのなかでも家族向けの「Estudio Playa Mujeres」、大人専用の「Atelier Playa Mujeres」はデザイナーによる洗練されたホテルで、有名シェフが監修するレストランやオペラ劇場の雰囲気漂うナイトショーなど、ホテルライフを充実することもできます。

 ビーチやホテル以外にも、カンクンの魅力と言えば世界遺産巡り。滞在中はビーチを楽しみながら偉大なマヤ文明にも触れることができます。中でも代表的な「チチェン・イツァ遺跡」はカンクンから車でおよそ2時間半、日帰りで観光することもできます。(チチェン・イツァ遺跡は9月22日より再開)そこには時代の浪漫を感じる歴史と文化が織りなす、不思議な世界が待っています。現在はコロナ対策で入園時にサーモグラフィーによる検温、抗菌ジェルによる消毒、マスク着用が義務付けられています。

 もう一つ見逃せないのが、本場のメキシコ料理。タコスやエンチラーダスをはじめ、アボカドディップのワカモーレ、白身魚にライムをマリネしたセビーチェ、鉄板で肉と魚を炒めたファヒータスなど、チリやサルサが効いた料理は食欲をそそります。本場のテキーラやサルベッサ(メキシカンビール)もお忘れなく。

 あっという間に夏も去り今年の旅行を諦めている方も、これからやって来る東海岸の冬から南国リゾートへ抜け出してみませんか?

旅行会社 アムネット バケーション/テーマパークデスク amnet-usa.com

【編集後記】9月26日

みなさん、こんにちは。ワシントンDCの日本大使館が14日、ソーシャル・セキュリテイー番号(SSN)に関する詐欺の手口を公開して注意を呼びかけました。詐欺行為者は社会保障局その他政府機関職員を装い、「あなたのSSNに問題がある」などと電話やEメールなどで連絡してきます。逮捕その他法的措置を取ると脅してきたり、給付金の増額をオファーしてきたりすることもあります。次に該当する連絡は詐欺と疑った方がいいそうです。まず。SSNやアカウントに問題があると言う。反則金や債務の支払いをギフトカード、電信送金、プリペイド式デビットカード、デジタル通貨、または現金の郵送で行うよう求める。逮捕や法的措置を取ると脅す。社会保障局から電話することはあっても、次の行為を行うことはないそうです。「脅す」「SSNを停止する」「至急の支払いを求める」「現金、ギフトカード、プリペイド式デビットカード、電信送金による支払いを求める」「ギフトカードの番号を聞く」などです。自分と家族を守るためにとるべき行動は、疑わしい電話を受け取った場合、電話を切り、社会保障局OIG(https://oig.ssa.gov/)に報告する。不明の番号に折り返し電話しない。大きな買い物や財政的な決定を行う前に信頼のおける人に助言を求める。被害にあったら恥ずべきものと思わず届け出る。さらに詳しくオンラインサイト(https://oig.ssa.gov/scam )で学ぶ。この情報を他の人とも共有する、などです。私の知り合いなんかは、電話が鳴っても知らない人の電話は取らないそうです。確かに自分にとって本当に必要は情報はメールかラインでしかこないですね。かかってくる電話の半分が録音によるセールスコールだったりすることも多く、電話機による通話、会話というもの自体がコミュニケーションツールとしての優先順位(プライオリティー)を下げている印象です。ともあれ詐欺にはご用心です。それでは、みなさんよい週末を。(「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一)