屋外の食事席 年内使用可能に

 NY市議会は13日、カフェなどの飲食店の屋外ダイニングスペースの年間営業の認める法案を可決した。

同市ではこれまでは、歩道沿いの店舗は屋外スペースを年間を通して営業できていたが、道路上の店舗の屋外スペースは4〜11月限定となっていた。

 コロナ禍で店内の代わりに屋外席の運営を許可したことで、同市は10万人以上の雇用や多くの店舗経営を保持した。しかし規制緩和後に路上に放置された屋外席用の小屋は、ネズミや害虫の住処と化し衛生問題となり、2023年に市営の道路上の店舗を対象に、屋外の運営を春から秋の8か月間に制限した。

 近年は、屋外部分の解体、撤去費用の負担が重荷となり屋外スペース営業許可の申請さえをも断念する経営者が増えていた。同法の5年ぶりの復活法案を提出したブルックリン選出のリンカーン・レスラー同市議会議員は「多くのレストランが屋外スペースを断念する理由はシンプルに、設置、解体、撤去費用が異常に高いことで、小規模店舗にとっては運営不可能である」と話している。

 マムダニ市長が同法案を承認し改訂後は、屋外スペースのゴミ処理を適切に行うことが条件で、違反した場合は最高500ドルの罰金が課せられる。

 また営業は午後11時までで、2年間で3回違反した場合は屋外営業許可が失効となる。

手近な食材で作る美味しい家庭料理  生き生きEATS

プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)

元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (69)

 まだまだ暑い日が続く8月下旬、もうすぐ始まる新学期と、休暇明けの仕事始めに備えて、体と心のバランスを整えるのが大切。今回はハーツデールのセントラルパーク・アベニュー(ルート100)沿いにあるラーメンヌードルバー「紀州屋」と、ホワイトプレーンズの食料品店ダイドー隣のテイクアウト専門店「すし辰」オーナーのエディ黒川さんに、手近な食材を使って家庭で作る美味しい2品を紹介していただきます。

紀州屋は醤油・塩とんこつやスパイシーガーリック味噌など各種ラーメンと、チャーハン、餃子、カツカレーを主力に、炙りツナやチャーシューコロッケ、バッファロー唐揚げなど豊富なアペタイザーメニューを揃え、居酒屋としても楽しめる店。また、全て店内で手作りしている旬のフルーツを使った特製デザートは週末には早々に売り切れてしまう人気商品。


紀州屋

163 S Central Ave.  Hartsdale

Tel: (914) 949-0600

すし辰

522 Mamaroneck Ave.  White Plains

Tel: (914) 428-2460


◾︎温玉とシラスのサラダ


 アクセントに油揚げを加えて、和風ドレッシングで頂くごちそうサラダ。

【材料】(一人分)

ミックスグリーン  適量

温泉卵 1個

シラス 適量

油揚げ 4分の1

プチトマト 2〜3個

〜ドレッシング〜

麺つゆ(ストレート) 大さじ2

ポン酢 大さじ1

オリーブオイル 大さじ2

【作り方】

①ドレッシングの材料を合わせておく。

②温泉卵とシラスを用意して、プチトマトは半分に、油揚げは短冊に切る。油揚げはそのままでも良いが、オーブントースターで軽く炙ると香ばしさが出てさらに美味しくなる。

③お好みのミックスグリーンの上に温玉を乗せ、シラスと油揚げ、プチトマトを散らす。

④食べる直前にドレッシングをかけて、いただく。

温泉卵のコツ(Lサイズ卵4個分の目安):鍋に1250ccのお水を沸騰させて火を止め、冷水200ccと生卵4個を入れ、蓋をして14分待ち、取り出して冷水で冷やす。


◾︎チキンカツ特製うまみソース添え


 ふんわり揚げたササミを、各種うまみを隠し味に使った特製ソースでいただく。このうまみソースは黒川さんのオリジナルで9月中旬から紀州屋でテスト販売を開始するが、今回は自宅にある材料で作れる家庭版レシピをご紹介。

【材料】(一人分)

鶏ささみ 1.5本

パン粉 適量

白胡麻 お好みの量

オリーブオイルまたはサラダ油

季節の野菜(今回はナス、シシトウ、しめじを使用)

〜うまみソース =写真=

(出来上がり150g・約2人前)

トマトピューレ  100g

醤油 30g

黒砂糖 15g

米酢 15g

酒 10g

和風出汁の素 1g

山椒パウダー 少量

あれば柚子のしぼり汁 少々

【作り方】

①うまみソースの材料を合わせて、沸騰させて火を止める。

②パン粉に白胡麻を加えて混ぜておく。

③片側に切り込みを入れて開いて2枚にしたササミに塩コショウしてから小麦粉、卵、ゴマ入りパン粉の順で衣をつける。

④フライパンに油を多めに入れて、ササミを揚げ焼きにする。片面が狐色になったらひっくり返し、お好みの野菜も加える。ササミと野菜に火が通ったら取り出す。

⑤お皿にうまみソースをたっぷりと敷き、揚げたてのササミと野菜を乗せて出来上がり。お好みでササミに青紫蘇の千切りを乗せる。

コツ:パン粉に胡麻を加えることで香ばしさを出す。これまでにない風味を持つうまみソースはチキンカツだけではなく、ステーキや魚のグリルなど、洋風・和風を問わず料理の味を引き立ててくれる万能ソース。

5ive Spice Brooklynの山元さん


 今回ご紹介するのは、Brooklynとマンハッタンにお店を構えるチェーン店の5ive Spiceです。突然ですが、ベトナム料理が大好きです。胃が疲れた時や体調が悪い時、また二日酔いの時、ラーメンを食べる気にはなれず、素うどんのような優しい食べ物はアメリカにないかと模索した結果、似て非なるPhoに辿り着きました。Phoはベトナムを代表する麺料理ですが、ラーメンやうどんと違うのは麺が米粉でできていること。透明な出汁に入って、大量のハーブ皿と共に出てきます。一番スタンダードなPhoは牛骨スープに半生の牛肉が入ったものですが、サラッとした味わいで、なんとも体に優しい感じがして美味しい。野菜が摂れるのも嬉しいです。何気に当たり外れも大きい食べ物だと思いますが、今回の記事のお店のPhoはNY内でもトップクラスのおいしさ。レベルの高いPhoがPark Slopeで味わえるとは全く予想外です。チキンもポークも美味しくて全力でおすすめ。お腹が減っている時は、具沢山の5ive Spice specialを試してみて。米粉の麺を使ったサラダや、ベトナムのエッセンスを感じるタコス、ベトナムのサンドイッチのバインミーなど、どれを食べてもとても美味しいですが、結局Phoに戻ってきてしまう。いつも混んでいますが、回転が速いので待ち時間はそこまで無いはずです。是非行ってみてね! ヤマモトレミ 89年生まれ、福岡県出身の漫画家。2017年に仕事の異動で東京からNYへ移住。日本食スーパーで社員として働きながら趣味で漫画を描いていたら楽しくなってしまい2021年に退職、漫画家として本格的に活動を開始。2023年現在ブルックリン区在住。単行本発売中!(Instagram:@Yamamotoinnyc)

JAA軟式野球決勝  ニコニコ8度目の優勝

 第40回JAA外務大臣杯軟式野球大会が4月26日から11チームで熱戦が繰り広げられた。16日、好天の下、その決勝戦がセントラルパークで開催され、強豪ニコニコがダンボーズを2対1で下して優勝した。7年ぶり8度目の優勝。準優勝はダンボーズ、3位はピギーズ、4位じゃんくすだった。

(写真上)勝利投手の丸田選手を胴上げする、ニコニコ(写真提供・NY日系人会)

 決勝戦終了後には佐藤貢司NY日系人会会長と松永直樹在NY日本国総領事館領事部長の来席の元、大会の閉会式および表彰式が開催され、優勝・準優勝・3位チームの表彰に加え、今シーズン活躍した選手たちへの個人賞の表彰が行われた。個人賞は次の通り。JAAスピリット賞:石塚智哉 (ピギーズ)、最多勝利投手賞:丸田尚輝 (ニコニコ)、最多本塁打賞:藤下晧平 (ルーキーズ)、最多打点王賞:ナギ・アボウシャカ(ジョーカーズ)、最優秀選手賞 (MVP):丸田尚輝 (ニコニコ)。

80年代サウンドを!セントラルパーク無料公演


 全米で人気の実力派トリビュートバンド「M80s New York」による、スペシャルライブイベントが8月25日(火)午後7時から9時まで、セントラルパーク内のウォルマンリンクで開催される。同バンドは懐メロのカバーバンドの枠を超え、聴衆を「1980年代へ連れて行くタイムマシン」として全米各地のライブハウスを熱狂させている音楽集団。ボン・ジョヴィやジャーニー、ザ・ゴーゴーズなど、シンセポップからヘアメタルの名曲まで、80年代のMTV黄金期を彩ったヒット曲をアリーナロックスタイルの迫力サウンドと、鮮やかなネオンの演出で再現する。入場無料、予約不要。詳細はhttps://m80sny.netを参照する。

及部恭子トリオ 9月3日 FIVE SPOT JAZZ


 ニューヨークを拠点に活動するジャズピアニストの及部恭子が9月3日(木)午後8時から10時まで、イーストビレッジにある新しいジャズクラブ「ファイヴ・スポット・ジャズ」(東9丁目231番地)でコンサートを行う。出演は及部のほか、ベーシストのオレッグ・オセンコブ、ドラマーのジャン・ジョンとのトリオ。「彼女の音楽は、日常の中にある特別な美しさを見つけ、それをジャズを通して分かち合う旅そのものだ」と好評の及部のオリジナル曲を中心に、アレンジされたスタンダード曲も交えて演奏する。ミュージックカバー20ドル。予約・詳細はウェブサイトhttps://www.fivespotjazz.com/を参照する。

NYでアイヌ伝統文化紹介の夢果たす 溝口 尚美さん

映像作家
ドキュメンタリー「Ainu-ひと」監督

 ジャパン・ソサエティー(JS)で7月と8月の両月、「アイヌ・サマー・フェスティバルーアイヌの物語、文化、そして伝統」と題するイベントが開催された。北海道の平取町二風谷地区は住民約300人の約7割がアイヌの血を引き、アイヌ文化に関する施設が多くある事で有名だ。そんな平取町から総勢30人の文化継承者を2年がかりで今回NYに呼び寄せた。自身制作の映画を上映したり、伝統舞踊や刺繍、木彫などアイヌ文化を体験する10のプログラムを実施し、4日間でおよそ1000人のニューヨーカーが参加、会場は連日熱気に包まれた。(関連記事3面に)

 同フェスティバルは、平取町出身でアイヌ初の国会議員となり、アイヌの伝統文化の継承に生涯を捧げた故・萱野茂氏の生誕100年を記念して同町とJSが「協働」開催したものだ。

 映像作家の溝口尚美さんは、兵庫県出身でアイヌではない。2008年からニューヨークで世界の先住民族コミュニティーを訪れ、映像制作を教える事を目的とした非営利団体を運営していた時に、同僚から日本の先住民族について聞かれ何も答えられなかった自分が恥ずかしかった。そんな思いが、アイヌに目を向けるきっかけとなった。

 母国の先住民族のことを知るために北海道を訪問。アイヌのコミュニティラジオ局があった平取町へ向かった。アイヌ語教室で出会った川奈野一信さんの厚意でその後、ホームステイをしながら平均年に一度の割合で通い続けた。その中から2018年に生まれたのがドキュメンタリー映画「Ainu ーひと」だ。19年に英語版も制作。これまで、世界中で10の映画祭に入選し、ブラウン大学やブリティッシュコロンビア大学などでの上映会やレクチャーも行った。2年前にロンドンのジャパンハウスで開催されたアイヌ文化紹介イベントを見て、いつかニューヨークでもアイヌ文化を紹介したいと思った。その夢を今回実現に漕ぎ着けた。

  「平取町の若い世代が今回来米して、本当に生き生きと自分たちの文化に誇りを持って舞台に立つ姿がとても誇らしかった。2019年に日本政府が新しい法律を施行した時に手を挙げて会社を作った事も今の文化継承活動にとって良かったと思う。例えば踊りだけしていた人が、アイヌ語や工芸など他の分野でもスキルを磨き始めるなど、活気は行く度に高まっていると感じます。舞台にはアイヌの文化に誇りと自信を持って楽しんで伝えている姿があった。まさに、私はこれをニューヨークで見たかったんです」とジャパン・ソサエティーの前で満足そうな笑顔を見せた。  

 (三浦良一記者、写真も)

編集後記

編集後記



 みなさん、こんにちは。ゾーラン・マムダニNY市長は、市の公益事業を支援する非営利団体「市長基金」の諮問委員会を全面的に刷新し、現委員全員を退任させる方針を明らかにしました。委員全員が交代するのは、少なくとも過去3代の市長政権では初めてとされ、市政と経済界との関係に変化をもたらす動きとして注目されています。


 退任する委員には、NYの経済界を代表する企業幹部が名を連ねています。マムダニ市長は今年就任後の4月、市長基金の理事会に元港湾労働者や高校教師を起用するなど、従来の経済界中心の運営体制を大幅に見直しています。今回の諮問委員会刷新も、その流れを引き継ぐ施策とみられています。


 1995年に設立されたこの「市長基金」は、企業や財団、個人から募った資金を、市の公共事業や緊急支援活動を後押しする役割を担ってきました。民間から集めた資金をどの公共事業に振り分けるかの言わば御意見版として君臨してきた企業トップを全員すげ替えた今回の改革の動機がどこにあったのか、発表された内容には、その理由は示されていません。


 お金に絡む癒着や腐敗を妨げるために、制度としての刷新システムの構築はもちろん理にかなっていますが、なんでもそうですが、長年にわたって機能しているシステムにはそれなりの安定した仕組みに支えられているものです。今回の市長の発言やトランプ大統領の「出生地主義の制限」の大統領令もそうですが、アメリカの政治はトップダウンといえば聞こえがいいですが、要するに独断でなんでも決めているだけではないのかとも見えます。


 日本の国会のように、政策の文言一つを巡って与野党の駆け引きが何日も続くような牛歩の国会も、どうかと思いますが、アメリカから学んだ民主主義を実直に行使している日本と、勝手に「自分の頭の中で信じた理想」を押し付ける政治が目立つ今のアメリカと、日米のいいところと悪いところの両方が見えてしまう在米邦人としての視座がゆらゆらと揺れているのを感じた今週号でした。


 そもそも姉妹都市の東京の小池都知事が、NYに1週間も異例の長期滞在をしても、面会することすらしなかったマムダニ市長は、外交を軽視しているのではないか、失礼だという声も聞かれます。今回の諮問委員会委員の全員のいきなりの解任にも経済界から反発の声が出そうです。市長には、一般常識で考える人間としての何かが、一部別の異次元の細胞に置き換わっているような印象を持つのは、私くらいなものかもしれませんが。そういえば昔、新人類という言葉が日本で流行りましたね。死語ですが、なんかNYで今ごろになって思い出してしまいました。それではみなさん良い週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)








【今週の紙面の主なニュース】(2026年8月15日号)

(1)出生地主義を制限へ 大統領令に署名

(2)ダレカ買ッテクダサイ メトロカード自販機競売

(3)第6回ジャパンビレッジ夏祭り 日本の地方都市文化を紹介

(4)相続対策は「節税」だけではない  帰国に関する相談室

(5)広島、長崎、原爆投下から81年  NYで平和の集い

(6)同時多発テロから25年 9.11博物館で特別展

(7)週刊やさしいにほんご生活

(8)矢野顕子が特別公演 JSで上妻宏光らと9月18日

(9)地下鉄で、アケマシテ、オメデトーゴザイマス

(10)42歳で来米して振付師として活躍  戸塚 慎さん

出生地主義を制限へ 大統領令に署名

「出産ツーリズム」も標的に

 トランプ米大統領は8月6日、米国内で生まれた子どもに原則として米国籍を与える「出生地主義」の適用を制限し、外国人女性が子どもの米国籍取得を目的に渡米して出産する「出産ツーリズム」を取り締まる二つの大統領令に署名した。

 米連邦最高裁は6月30日、不法滞在者や一時滞在者の子どもへの出生地主義を否定したトランプ氏の従来の大統領令について、6対3で認めない判断を示していた。トランプ氏は新たな大統領令で、外交官など外国政府職員の子どもや、「外国の敵」とみなされる人物、指定テロ組織の構成員らの子どもなどを出生地主義の対象外とする方針を示した。

 もう一つの大統領令では、出産を主目的として非移民ビザで米国に入国する「出産ツーリズム」の取り締まり強化を国務省と国土安全保障省に指示した。出産目的と判断された外国人へのビザ発給や入国を拒否したり、虚偽申告が判明した場合にビザを取り消したりする措置を想定している。

 トランプ氏は出生地主義を定めた憲法修正14条について、南北戦争後に解放された奴隷の子どもに市民権を保障するためのものだったと主張している。

 一方、最高裁は6月の判決で、米国内で生まれ米国の管轄下にある子どもには原則として市民権が保障されるとの判断を示した。米自由人権協会(ACLU)は、新たな大統領令によって憲法の意味を変更することはできないと批判しており、今回の措置についても今後、法廷で争われる可能性が高い。

ダレカ買ッテクダサイ メトロカード自販機競売

19日まで入札受け付け 

 NYCトランジット・オーソリティは現在、昨年で販売が終了したメトロカードの発券機の競売を行っている。約30年間使われたメトロカード・ベンディング・マシーン(MVM)とメトロカード・エクスプレス・マシーン(MEM)の競売の買受可能価格は1500ドルからで、今月19日まで入札を受け付けている。 

 MVMの初代は1999年1月25日に設置され、高さ80インチ(2・3メートル)、幅42インチ(1・7メートル)、奥行き36インチ(92センチ)、重さ約1050ポンド(476キロ)、小型の非キャッシュのMEMは重さ約210ポンド(95キロ)で支払処理機能は外されている。最高額入札者には、8月末の入札終了後に都市交通局(MTA)からEメールで通知があるが、通知当日に全額を一括で支払い、10日以内に自身で輸送を手配しなければならない。廃止になったプラスチック製のメトロカードは、競売サイトで3500ドルの高値が付いている。入札など同競売の詳細はhttps://www.mta.info/article/mvm-mem-saleを参照する。

第6回ジャパンビレッジ夏祭り 日本の地方都市文化を紹介

青森、山口、盛岡、山形

8月29日(土)午後1時からブルックリンで開催

 ブルックリン区サンセットパークにある日本文化発信のための複合商業施設ジャパンビレッジ(934 3rd Avenue)の中庭で29日(土)午後1時から6時まで、日本の夏の風物詩である夏祭りの文化をニューヨーカーに紹介するイベント「ジャパンビレッジ夏祭り」が開催される。今年で6回目の開催となる。 

 今年は、昨年に続き「日本の地方都市文化の紹介」をテーマに、青森、山口、盛岡、山形の4つの都市をメインに紹介するほか、各地の郷土芸能の披露や観光案内を行い、日本のさまざまな都市の魅力をニューヨークで発信する。  メインとなる4つの都市の紹介内容は次のとおり。  

【青森】 

・地元の名酒「田酒」「八仙」「杉玉」の試飲会 

・県内の伝統芸能である「黒石よされ」などの郷土舞踊を披露 

【山口】 

・昨年に続き、山口市の市民総踊りで知られる伝統芸能「大内の殿様」のダンスコンテストを開催 

・優勝者には山口旅行を進呈 

【盛岡】 

・第4回わんこそば大会の開催 

・優勝者には日本行き航空券を進呈 

【山形】

 ・「花笠踊り」「酒田甚句」など地元の伝統芸能の踊りを披露 

・庄内地方の銘菓「オランダせんべい」の試食と販売  

 さらに、日本舞踊の民舞座、阿波踊りニューヨーク連、よさこいグループ・紅玉、タイコマサラなどが出演しステージパフォーマンスでお祭りを盛り上げる他、フィナーレには「炭坑節」や「東京音頭」などの盆踊りを来場者と一緒にみんなで輪になって踊る。イベント敷地内には、ヨーヨー釣り、おめん販売、おもちゃくじ、綿あめ、かき氷、ラムネ、日本のおかし、焼きトウモロコシなどの屋台が出店し、子供から大人まで日本の夏の祭りを堪能できる体験型・交流型のイベントとなっている。雨天の場合は、ジャパンビレッジ2階のイベントスペースで開催する。ジャパンビレッジ・ウェブサイト www.japanvillage.com