中米リゾートの楽園「コスタリカ」

地球幸福度指数1位!?  人と自然が織りなす癒しの地

 中米の楽園・癒しの楽園と呼ばれるコスタリカ共和国をご紹介します。この国の魅力は何と言っても、さまざまな生き物たちとのワクワクドキドキの感動的な出会いでしょう。世界一美しい鳥と賞賛されるケツァール、森の宝石ハチドリ、くちばしの長いひょうきんなオオハシ(トゥーカン)、愛くるしいナマケモノの親子、驚きの水面を走る美しいトカゲのバシリスク、集団で葉っぱを運び農業をするハキリアリ、そして夜は暗闇の中に浮かび上がるアカメアマガエルなど、亜熱帯特有の鮮やかな美しい生き物たちとの出会いが待っています。

●生物王国の小さな国

 面積は5万1100平方キロメートル、日本の四国と九州を足したほどの小さなこの国は、世界の陸地面積のわずかか0・03%にす

ぎませんが、なんと世界の全生物種の5%が生息する多様性生物王国なのです。コスタリカの野生生物観察の魅力は、わずかな移動で景色や生き物の種類が変わること、長年の野生生物保護により野鳥もサルも人間を恐れないので驚くほど近くで観察できることです。

●自然の中で楽しめるアトラクション

 太平洋とカリブ海に挟まれ国土の中央を背骨の様に山脈が走り、年中泳げる数々の美しいビーチから高山の火山まで、変化に富んだ多様性の自然を育みました。その豊かな自然の中でさまざまなアトラクションを楽しめます。熱帯雨林のトレイルやジャングルクルーズでの野生動物探索、日本にはないおしゃれなジャングル温泉での癒し、森の中で木から木に渡されたワイヤーロープを滑車で滑り渡るキャノピーツアー(ジップライン)、水しぶきを浴び爽快なリバーラフティング、シュノーケリングにイルカウォッチング、コーヒー好きの方はコーヒーツアーに参加し知識を深めるのも良いでしょう。

●1年中春の快適さ

 温暖な気候で首都サンホセなどは年中常春の快適さ、浜辺は年中最高気温が30度を超えます。年間の温度差は少なく、12月〜4月の乾季と5月〜11月の雨季の2つの季節です。3月〜5月はケツァールなどの多くの野鳥の営巣時期、7月〜9月はウミガメの産卵時期と見所が異なります。

●コスタリカの食文化

 あまり知られていないコスタリカの食事について。特別に変わった料理はありませんが、素材の良い野菜や肉を使った料理は、味付けがあっさりしていて日本人の口に合うと評判です。特に毎朝のように食べる「ガジョ・ピント」は赤飯のような見た目のご飯と豆のピラフの様です。

●コスタリカのCOVID-19現状

 2021年1月24日、1日あたりの感染者は1000人前後、累積感染者数18・9万人、回復者数14・6万人、死者2518人となっています。現在コスタリカへの入国に関してはPCR検査は不要で、健康状況に関する質問のフォーマット記入と規定の保険への加入が必須です。国内での主な規制は、午後10時〜午前5時の車両外出禁止、店内への入場者数制限、サッカーなどの無観客試合、外出時は100%近くの人がマスクを着用しています。コスタリカでの観光は屋外なので密集した環境は少なく、コロナ感染のリスクが低い国と言えるでしょう。

 1949年に軍隊が廃止され平和をこよなく愛するコスタリカ人の多くは、寛容で明るく親切です。環境保護の先進国とも呼ばれ、国土の約30%が国立公園・自然保護区などの何らかの保護区になっており、豊かな自然を利用したエコツーリズムが盛んです。教育に力を入れているのもコスタリカの特徴で、観光地では普通に英語が通じます。

 コスタリカを旅している際に頻繁に耳にする言葉があります。プーラ・ビダ(Pura Vida)、Pure Life(純粋人生・生活)の訳ですが、ポジティブな意味でさまざまな場面で使われます。「元気ですか?」「調子はどう?」と聞かれた答えに「プーラ・ビダ」、「Good」「最高!」って感じですね。「ありがとう、どういたしまして」などの意味としても使います。また「あいつは、プーラ・ビダ」=(クールな奴)なんて言い方もします。地球幸福度指数で何度か1位に輝いた、楽しく幸せに生きる術を知っているコスタリカ人ならではのフレーズです。

 スペイン語を公用語とする国は世界に30か国ありますが「プーラ・ビダ」を使うのはコスタリカだけ。旅行者のあなたが「プーラ・ビダ」と話せば、コスタリカ人は間違いなく喜びます。

 コロナ禍の閉塞した生活の中に必要なのは癒しです。コスタリカの自然と「プーラ・ビダ」のフレンドリーなコスタリカ人があなたをお待ちしています。

※記事作成時の情報となりますので、最新情報は各公式機関にてご確認ください。

※現在地域により移動制限等が発表されておりますので、各州の最新情報や現地大使館・総領事館からの安全情報をご確認ください。

旅行会社 アムネット バケーション/テーマパークデスクamnet-usa.com

地下鉄で通う編集長

常盤新平 ニューヨーカー三昧 I LOVE NEW YORKER 11

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 四月も半ばなのに、きょうの東京は寒い。

 この冬は例年よりも寒かったように感じられて、ほとんど外出せずに家にこもっていた。

 街へ誘ってくれる人もなく、冬ごもりだった。出不精になっている。

 家にいても本を読むくらいしかない。

 そんなとき嬉しいことに四月五日付けのニューヨーク・タイムズの切り抜きが送られてきた。有り難いことだ。

 その切り抜きは週刊誌「ニューヨーカー」と編集長のデーヴィッド・レムニックのことが書かれている。

 翻訳すると四百字詰原稿用紙で十枚ほどになるだろうか。レムニックと「ニューヨーカー」のオフィスの写真が出ている。

 レムニックは「タウン・カー」は使わずに、毎日地下鉄で通っているという。

 「ニューヨーカー」も彼も倹約を旨としている。食事なども彼は大衆レストランですましてきた。

 前任のティナ・ブラウンという女性は万事に派手な人だったが、レムニックは彼女とは対照的で地味に徹しているようだ。

 アメリカの雑誌は厳しい状況にあるが、「ニューヨーカー」の広告ページも昨年は二十四パーセント減ったとはいえ、ほかにくらべるとはるかにましなほうだ。

 レムニックはニュージャージー州出身で、若いころは「ビレッジ・ヴォイス」を読んでいた。

 大学卒業後はワシントン・ポストに勤めた。今年五十一歳のレムニックは「ニューヨーカー」入りして十一年になる。

 今でも新人と思われることもあるらしいが、社内での評判はすこぶるよい。

 親会社であるコンデ・ナスト社は傘下の雑誌に二十五パーセントの経費削減を一律に命じたが、「ニューヨーカー」だけは例外だ。

 倹約が「ニューヨーカー」を守ってきた。

 レムニックのもとで週刊誌の部数が二十三パーセント増えて百万部を超えた。ただしニューススタンドの売り上げは少し減っている。

 私が「ニューヨーカー」を購買するようになった五十年前ごろは、部数は五十万にも達していなかった。部数を増やすまいとしているかのようにも見えた。

 今はアメリカの雑誌は一週間遅れで読めるようになった。一か月ほどかけて届くのを待っていたころにくらべると、便利な世の中になったものだ。

 レムニックは現在オバマ大統領の評伝を書いているという。早起きして書き、夕食後も週末も書いている。

 オバマの本は何十冊も出ているが、レムニックの書いたものなら読んでみたい。今年中に出るそうで、初版は十三万部で、版元のクノップフ社もベストセラーになることを期待している。

 「私はジャーナリストだ」と彼は言う。「毎日仕事がある。それもたいへんに疲れる仕事だ」

 彼はエスプレッソが好きらしい。ダブル・エスプレッソに角砂糖を一個入れて飲む。

 ニューヨーク・タイムズのこの記事は寒い春の午後に日なたぼっこをしながら読んだ。

 この週刊誌を読みはじめて、私もまもなく五十年になる。その間、私の英語力はちっとも進歩しなかった。

 今回だって英語辞書を十八回も引かなければならなかった。でも、辞書を引くのは厭わない。辞書を引くのが習い性になってしまった。

 それにヒマもできて、辞書を引くのがむしろ楽しいくらいだ。辞書を引きながら、ニューヨークに遊んだ遠い昔を思い出したりする。

 もう彼の地を訪れるのは無理だ。若いうちに行くことができてよかった。西四十四丁目に「ニューヨーカー」のオフィスを訪ねることもできた。

(2010年4月14日掲載)

(写真)乗車客で賑わうタイムズ・スクエア地下鉄駅(写真・三浦良一)


■常盤新平(ときわしんぺい、1931年〜2013年)=作家、翻訳家。岩手県水沢市(現・奥州市)生まれ。早稲田大学文学部英文科卒。同大学院修了。早川書房に入社し、『ハヤカワ・ミステリ・マガジン』の編集長を経てフリーの文筆生活に入る。86年に初の自伝的小説『遠いアメリカ』で第96回直木賞受賞。本紙「週刊NY生活」に2007年から2010年まで約3年余りコラム「ニューヨーカー三昧」に24作品を書き下ろし連載。13年『私の「ニューヨーカー」グラフィティ』(幻戯書房)に収録。本紙ではその中から12作品を復刻連載します。

編集後記 1月30日号

編集後記. 1月30日号

 みなさん、こんにちは。新型コロナウイルスのワクチン接種は、65歳以上が対象となっていますが、居住地域の接種センターでの予約が取れない状況が続いています。昨年100人近い死者を出したマンハッタンの高齢者施設イザベラの、高齢者アパート棟イザベラハウスには日系人の高齢者が20人住んでいます。ナーシングホーム棟ではワクチン接種が予約なしのウォークインで始まりましたが、アパート棟の住民は、同じ敷地内に併設されているとはいえナーシングホームではないので接種できずにいます。高齢者アパート管理事務所では「ワクチンは、ナーシングホームとそのスタッフ限定で連邦政府から供給されているため」、「コミュニティーに属する高齢者アパートの住民は、主治医を通して施設以外で予約を取る必要がある」との説明を先週まで繰り返しナーシングホーム住民に伝え、接種を断り続けていました。ワクチン不足で主治医を通してもなかなか接種のアポイントが取れない現状の中、日系高齢者の住民に不安が広がりました。先週末、その窮状を訴える入居者家族から編集部に連絡がありました。週明けの25日月曜日朝、高齢者アパートの管理事務所に状況を聞くため取材の電話を入れると、担当責任者は前述の接種拒否の説明を一通りした後、同高齢者アパートでは、マンハッタンの同地区にある総合病院大手NYプレスビタリアン病院と「現在、接種を受けられるよう交渉しているので、もう少し待ってほしい」との説明をしました。1日おいた翌々日の27日水曜日午前11時50分(印刷所に紙面を送る10分前)、急転直下「イザベラ高齢者アパートの住民にNYプレスビタリアン病院で接種をしてもらえるようになった」とのアパート管理事務所から電話。事務所の電話口で予約第一号となった中野敬子さん(89)は「これで少し安心しました」としっかりした日本語で喜んでいました。イザベラハウスには本日、その記事が掲載された今週号が配達されているので、入居されている日系高齢者の愛読者の皆さんが新聞を手に取り、胸を撫で下ろしている姿が目に浮かびます。それでは、みなさんよい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)

【今週の紙面の主なニュース】(2021年1月30日号)

(1)ワクチン出荷遅れ気味も日系高齢者住宅で接種 

(2)卒業証書は18万ドルのアート

(3)いまライブが熱い 鼓舞と寺久保エレナ

(4)フレッド・コレマツ30日に記念式典

(5)核兵器禁止条約発効で国連に感謝状

(6)ブルックリン発祥の人気チョコレート

(7)おうちバレンタインを楽しもう

(8)EATOUT  山小屋風が人気

(9)生き生きEATS

(10)古い日記の中の古本屋

ワクチン出荷遅れ気味

NY市2万3000人の接種予約キャンセル

 米国の新型コロナウイルス(COVID-19)による累計感染者数が24日、2500万人を超え、死者は41万7000人に達した。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によるもので、いずれも世界最多となっている。

 米国の累計感染者数は今年1月1日に2000万件となった。わずか3週間で500万件が追加された。米国の人口は3億2820万人で、米国人の13人に1人がウイルス陽性であり、800人に1人がコロナで死亡したことになる。 

 感染者数は最近はやや減少傾向が見られるが、英国で見つかったものとも違う感染力のより強い変異ウイルスも全米各地で確認されており、収束は見通せない状態が続いている。米疾病対策センター(CDC)の新しいディレクターであるロシェル・ワレンスキー博士は「2月中旬までに50万人が死亡すると予想されている」と述べている。

 ファイザー/ビオンテックおよびモデルナ製造の2社のワクチンは昨年12月末より接種が開始されたが、CDCによれば24日までに接種できているのは計画の半分ほどの2180万回。接種対象となっている16歳以上の米国人口の6%に留まっている。

 ワクチンは連邦政府から各州に届けられる形だが、接種自体は地元任せで、保冷輸送の難しさもあり供給と需要の不一致が生じている。ワクチンが到着しても接種場所や人員確保の時間も予算も足りない自治体や病院もある一方、供給不足のケースもある。例えばニューヨーク市は20日、モデルナからの出荷が遅れ2万3000人の接種予約を取り消したと発表した。市保健局によれば、遅れは連邦政府が委託している業者の問題という。保管ケースや保冷剤をモデルナの提携業者が用意できなかったと見られる。

 市は24時間体制で接種が受けられる場所も設置し、1月中に100万人という目標にしているが、ワクチンを拒否する人も多く暗雲が立ち込めているのが現状だ。

 20日に発足したバイデン政権はコロナ対策の国家戦略として100日間で1億回分のワクチン接種を掲げている。 

日系高齢者に接種も
高齢者アパートのイザベラ

 65歳以上がワクチン接種の対象となっているが、居住地域の接種センターでの予約が取れない状況が続いている。昨年100人近い死者を出したマンハッタンの高齢者施設イザベラの、高齢者アパート棟には日系人が20人住む。ナーシングホーム棟ではワクチン接種が予約なしのウォークインで始まっているが、併設のアパート棟の住民は、ナーシングホームでは受けられずにいる。高齢者もおり、住民に不安が広がった。ワクチンは、ナーシングホームとそのスタッフ限定で連邦政府から供給されているため、コミュニティーに属する高齢者アパートの住民は主治医を通してここの施設以外で予約を取る必要がある。しかし同高齢者アパートでは、NYプレスビタリアン病院と交渉した結果、高齢者アパートの住民にも接種をしてもらえるようになった。27日、予約第一号となった中野敬子さん(89)は「これで少し安心しました」と喜んでいた。

1枚18万ドルのアート

天にも届く大学卒業証書のお値段

 天高く舞い上がる紙吹雪のように見えるのは、米公立私立大学の本物の卒業証書。その数は2600枚。米ビール会社が、グランドセントラル駅で16日まで開催した「ダビンチの負債」展。米国で4年生大学を卒業するまでに学生が抱える学費ローンの負債平均額は18万ドル。ニューヨークで昨年最も学費が高かったのはコロンビア大学で年間7万ドルだった。天井知らずの卒業証書1枚18万ドル也の世界で最も高額なアート展。展示終了後にはもちろん持ち主に返却された。

(写真)宙を舞うように展示された本物の大学卒業証書(16日グランドセントラル駅で、写真・三浦良一)

いまライブが熱い!

鼓舞が演奏、毎週土曜日

 日本人女性ばかりの和太鼓集団「鼓舞」が、ライブエンターテイメントの壊滅的状況の中、ガレージパフォーマンスを毎週土曜に続けている。客はストリートから無料で観劇できる。23日、昨年10月末から続けてきた13回目のパフォーマンスが氷点下の寒空の下行われた。場所はイーストビレッジ10丁目の1番街と2番街の間にあるシアター・フォア・ザ・ニューシティのガレージ。出演は宮本やこ、大塚文葉、山下真由、福山浩子、松井華奈の5人。ライブ演奏は午後2時から。これからも毎週続ける。(関連記事デジタル版15面に)

寺久保エレナ
総領事公邸からオンライン配信

 サックス奏者の寺久保エレナとハモンド・オルガンの敦賀明子、ドラムスの田井中福司、ギターのポール・ボーレンバックという豪華メンバーによるジャズのライブ演奏が22日、ニューヨーク総領事公邸から実況生中継でオンライン配信された。パンデミックの中でニューヨークで活躍する日本人音楽家を支援するため山野内勘二大使が毎月1度金曜の夜に開催しているもので今回が4回目。

 寺久保は北海道札幌市出身。2010年スイングジャーナルゴールドディスク受賞。翌年、特待生としてバークリー音楽大学に留学。15年同大を卒業し、活動拠点をニューヨークに。当日はダブルアンコールを含め7曲を演奏。「お客様の前での演奏は数か月ぶりで、とても幸せな時間でした。大使やゲストの皆さんの笑顔が見れてとても嬉しかった」と演奏後話した。

戦時日系強制収容の不当訴えたコレマツ氏

30日に記念式典
NY市とNJフォートリーからオンライン

 第二次世界大戦中の日系人強制収容の不当性を訴えた権利擁護活動家、フレッド・コレマツ氏(1919年〜2005年)の誕生日に当たる1月30日は米国市民の自由と憲法を遵守するフレッド・コレマツの日として2010年にカリフォルニア州で、2017年にニューヨーク市評議会で記念日として制定された。また、ニュージャージー州フォートリー区も昨年東海岸で二例目となる記念日が制定された。コロナウイルス感染拡大以降、アジア系へ差別が高まったことで、日系人の戦時中の強制収容が、憲法の認める人権を普遍的に訴えていく反アジア差別抗議活動の成功例としても注目を集めている。その記念式典が30日午前11時から午後1時までニューヨーク市の市民団体The New York Day of Remembrance Committee (NYDOR) 主催で、午後1時からはニュージャージー州での記念日制定を働きかけているフォートリー区の人権活動家、古本武司さん(不動産会社社長)主催のユーチューブ動画配信で行われる。

 コレマツ氏は、本名をフレッド・トヨサブロー・コレマツ。日本名は是松豊三郎(これまつ・とよさぶろう)。戦後、日系人への1人2万ドル補償への道筋をつけた。1988年には、アメリカにおける文民向け最高位の勲章「大統領自由勲章」を受章している。

参加は以下から

ニューヨーク(ZOOM方式=要登録)

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZAvdO-vrTgtE9yfkwpg-eAnpEY6LMmLqzQb?_x_zm_rtaid=BnGcGRcmS8i7ar0NP9YLJA.1610395321299.dd5b3b56462af97b189aa127a0076c94&_x_zm_rhtaid=78

フォートリー(ユーチューブ配信)

https://www.youtube.com/channel/UCQbY5u4co2lCwsaR2Z4CpFA

Photo by Shirley Nakao. Courtesy of the Fred T. Korematsu Institute

核兵器禁止条約発効

日米市民が国連に感謝状

 核兵器の開発、保有、使用などを全面的に禁止する核兵器禁止条約が22日発効した。全米各地での祝賀イベントの一環として18日から4日間、ニューヨーク市在住の有志約30人が同条約の署名・批准を行った51の国と地域の国連代表部へ挨拶に出向いた。40余の賛同団体を代表して有志らは4チームに分かれ、黄色いバラと感謝状などを届け、各国の大使ら代表部の歓迎を受けた。

 同条約の批准には、広島・長崎の被爆者や市民団体の地道な活動が大きく貢献したとされ、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)は17年ノーベル平和賞を受賞した。ピースアクション基金NYSのサリー・ジョーンズ会長は「『署名・批准するな』という核兵器保有国による大きな圧力にもかかわらず、同条約を批准した51の国と地域の勇気ある行動に深く感謝する。米国の備蓄を含むすべての核兵器は国際社会から非合法と宣言されている」とする。また、核のない世界のためのマンハッタンプロジェクト共同設立メンバーで弁護士の井上まりさんは「核兵器保有国の『核の傘』依存国に対しても、このような依存は国際法の上で違法行為に共謀する可能性があることを突きつけなければならない」とし、まだ署名や批准をしていない日本を含む各国への呼びかけを続けていくと話している。

(小味かおる、写真は井上さん提供)

一手間でグッと美味しくなる三つの秘密

プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)

元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (10)

 マンハッタンの老舗レストラン「しんばし」閉店後、その名を受け継ぎつつ、より大衆的な和食店としてオープンした「しんばし72」。今号ではその「しんばし72」のオーナー片山貴之さんがちょっとした一手間でグッと美味しくなる秘密を三つ伝授します。

秘密その1 美味しいごはんを炊くには

 お米を炊くのはガス釜や電気釜のスイッチを入れて待つだけ、美味しく炊くための手を入れる余地は限られています。洗米時に大事なことは米糠をきれいに取り除くことですが、ここで問題になるのは水桶に米を入れて洗うと、米から取れて水中に出た糠が再び米粒に浸透することです。

 再浸透を防ぐためには手早く洗い、水を頻繁に変えれば良いのですが、これが結構煩わしい。更に手で揉むように洗うと米粒はもろいので壊れて細かくなってしまいます。これらを防ぐためにはどのようにすれば よいか考えた末、良いやり方を思いつきました。

 ステンレス製の目の細かいざるに米を入れ、手は一切触れずに流水のみで洗うことです。しかもアメリカの一般的なシンクには食器やシンクを洗うためのシャワーが付属しているので、そのシャワーを使えば簡単にきれいに米を洗えて、糠をしっかり取ることが出来ます。

 水温は40℃ぐらいのぬるま湯で、古米の場合は少し温度を上げ気味にすると良いです。家庭での場合はお米の量が少ないので、このやり方が最善です。

秘密その2 自宅でアレンジするポン酢

 次は驚くほど美味しく、しかも簡単にできるポン酢の作り方です。40年前「しんばし」の板長がフロリダの甘いオレンジに眼を付け、手絞りのオレンジでポン酢を作っていたのを今の「しんばし72」の阿紀子社長が思い出しチョイチョイと再現しました。市販のめんつゆとポン酢、トロピカーナのオレンジジュース(オリジナル、パルプなし)を混ぜれば出来上がり。割合はお好みですが、僕の好みはオレンジジュース1、ポン酢1、めんつゆが三分の一から半分といったところでしょうか。このアレンジポン酢以上の味を探すのは至難と思います。是非お試しを。

秘密その3 冷凍ウナギが大変身

 最後は冷凍ウナギの処理の仕方です。解凍したウナギをまずお湯で洗ってたれを取り除き、更に酒で洗ってから焼いて、たれを塗ります。以前は白焼きが輸入できましたが、現在はたれで焼いてあるものしか手に入りません。こうして一手間加えると、冷凍ウナギがぐんと美味しくなります。たれは市販のものでも良し、お好みの甘さ、辛さのたれを自作しても良し。ご自宅でレストラン並みの美味しいうな丼をお楽しみください。


【しんばし72】

218 W 72nd St. 

New York, NY 10023

11:00〜21:00 月曜定休 

*現在はテイクアウトのみ

http://shinbashi72.com/

おうちバレンタインを楽しもう♪

工夫とアイデアで食卓を美しく飾る

 昨年からおうち時間が長くなり、家で過ごすことが増えました。アメリカのバレンタインは男性がバラの花束を贈るイメージですが、たまには素敵なテーブルで女子力を上げて彼に、夫に、友達に褒めてもらいましょう。

テーブルコーディネートとは?

 おいしいものをよりおいしく見せるための食空間演出の事。人がおいしいと感じるのは五感。そのうちの8割以上を視覚が占めます。お料理も大事ですが得意ではなくても大丈夫。見た目がとても大切なのです。

◆センターピース

  主にテーブルの真ん中に置くことが多く、花が代表的。テーブルを作る時、その集まりのテーマになるもの、話のきっかけになるもの。今回はバラの花とチョコレートがバレンタインのテーブルだと表しています。花束の中から一色をテーブルクロスの色などにするとまとまりやすいです。少し高さのある花を飾る時、視線を遮ってしまうような場合はサイドに置きましょう。

◆なるべく手に入りやすいもので、バレンタインらしいテーブルが作れるように

ポイント1 お皿にリボンをかける。プレゼントのイメージ。赤いリボンで華やかに。

ポイント2 センターピースはデリで買った花とお気に入りのチョコレート。紙袋も花瓶代わりに。

ポイント3 近所のファーマシーで購入したカードを使ってメニューカードにする。手作りもいいけれど手軽にバレンタインのカードで代用。

ポイント4 テーブルクロスがなくても大丈夫、使わなくなったマフラーやスカーフもテーブルで活用。二人の思い出の品なら尚いいですね。

 相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら考えるテーブルやお料理はたのしいですね。今年は一味違った自分らしい特別な時間を楽しんでくださいね。


 大石育子(Ikuko Oishi)=インテリアコーディネーター、食空間プランナー、日本クラブカルチャー講座講師。東京ドームテーブルウェアフェスティバル2019、2020入選&奨励賞受賞。

http://atelierdeikukony.amebaownd.com