BCG重篤化抑制か

医療従事者が臨床試験で接種

 新型コロナウイルスに感染した場合でも、BCGワクチンを接種している人は重篤にはなりづらいという相関関係が今医学界で注目されている。すでに3月末にニューヨーク工科大学の研究者らによって出された論文でも指摘されているが、11日に、米国日本人医師会の協力でニューヨークの日本クラブが行った医療ウエブセミナーでオーストラリアやオランダで医療従事者や感染して重症化するリスクのある人たちに臨床試験としてBCGワクチンが投与されていることが明らかになった。患者と濃厚接触する医療従事者がBCGを接種していることが明らかになるのは初めて。

 これは当日の参加者から「BCGは肺結核のワクチンなので、新型肺炎であるコロナウイルス退治に効果があったとしてもおかしくないのではないか」という質問に対して、講師として参加した金原聡子医師(小児科、内科医、コミュニティーヘルスケアネットワーク)が答えた中で明らかになった。

 金原医師は説明の中で、まず、「BCGはアメリカでは基本的にやっていないので、米国の報道ではまだあまり言われてないのだと思うが、データは少ないが、確かにBCGがコロナウイルスに効くのではないかというデータは出ている。特に日本のBCGが良いのではないかというデータは出ていて、実際に感染を防ぐ訳ではないが、感染した場合に症状が軽くなるのではないかと言われている。免疫のシステムが変わるんじゃないか、免疫がつくのではないかと言われている」と述べた。

 続いて「それで今どういう状態になっているかというと、オーストラリアやオランダでBCGを打つことによって医療従事者やコロナウイルスによって重傷になるリスクの高い人が重傷にならないのではないかという臨床が進められているが、今の時点ではよく分かってないので、コロナウイルスのためにBCGを打つことはしないようにということが言われている。効果はあるのではないかと期待はされているが、まだ、これから色々データが出てこないとわからないと思う。米国にはBCGのワクチンはないし、世界中にも少ないので、結核の予防のために必要な子供たちの方がプライオリティーとしては高いので、今の状態では臨床試験で使うことはあっても、本当の臨床の現場ではまだ使ってはいけないというようなことになっている」と説明した。

舞台芸術はナマだからこそ

新ブロードウエー界隈
文・トシ・カプチーノ

 風薫る5月。長く辛ーいNYを越冬し、地元民と観光客が街中に繰り出して、いつもの年なら、1年のうちでブロードウエーが一番賑やかに、華麗に盛り上がるシーズン到来の筈だった! 嗚呼、しかし悲しきかな、ニューヨークの象徴であるブロードウエーは、現在、新型コロナウィルス感染防止措置のため、全公演が中止されている。6月7日に予定されていたアメリカ演劇界最高峰トニー賞授賞式も延期。さらに閉鎖期間が9月6日のレイバー・デーまで延期も発表されたことで、演劇関係者の間ではすでに年内再開は難しいのではないかと噂されている。  

 このような長期閉鎖はブロードウエー史上初で、例えば9・11の時でさえ、ブロードウエーの閉鎖は2日間だった。1シーズン丸々閉鎖というのがいかに異常事態なのがお分りいただけるだろうか。今シーズンもマイケル・ジャクソンのミュージカル「MJ the musical」や、故ロビン・ウィリアムズ主演の大ヒットコメディ映画「Mrs. Doubtfire」の舞台化など多くの話題作の開幕が予定されていただけに演劇ファンの落胆は計り知れない。また、現在、閉幕を余儀なくされているディズニーは、ロングランの「ライオン・キング」、「アラジン」、そして「アナと雪の女王」の3作品中、ロングラン中の2作品は上演を継続し、興行収入が一番振るわなかった「アナと雪の女王」を再開することなく閉幕することを決定。おそらく今後、続々と再開することなく閉幕していく作品が増えるのではないだろうか。  

 コロナ収束後のブロードウエーは、一体どうなるのだろう。ブロードウエーの41軒の劇場は、どこも3密有りき。どの劇場も入場の際、長い列に並ぶ。ソーシャル・ディスタンスを取ると相当な距離になるはずだ。席に着けば、隣の人と腕が触れ合うエコノミークラスの狭さ。もし、観客に一席づつ席を開けて座ったもんなら、収益が見込めないことは明白。入場制限が実施されれば、チケット代は高騰は避けられず、生のショーを楽しめるのは極一部の富裕層のみになりかねない。それ以外は観劇を諦めるか、オンライン観劇となるだろう。とはいえ、ブロードウエーの魅力はやはり生の舞台! ITだ、デジタルだ、ヴァーチャルだ、味噌だヘチマだつったって、劇場での感動に叶うはずもない。 何千年も綿々と続いてきた超アナログの舞台芸術はナマだからこそ興奮するしドキドキ感も倍増する。今、技術革新で色々な手段が選択できる時代だが、生ライブの良さは他の追随を許さないはず。この真実を知っている人がいる限り生のエンターテイメントは絶対に不滅だ。1日でも早く生のショーが観れるように、ワクチンの開発を急いで欲しいと切に願っている。Show Must Go Onなのです! 

トシ・カプチーノ:キャバレー・アーティスト/ 演劇評論家、ジャーナリスト130名で構成されるドラマ・デスク賞の数少ない日本人メンバー。週刊NY生活「新ブロードウエー界隈」連載中。TV:TBS「世界の日本人妻は見た!」日本テレビ『愛のお悩み解決!シアワセ結婚相談所』「スッキリ」「ZIP!」studio82℉所属タレント

トランプ死の時計

 タイムズスクエアの43丁目北東角のビルにこのほど、「ドナルド・トランプ大統領の死の時計」という意味の「トランプ・デス・クロック」がお目見えした。表示されているのは、新型コロナウイルスへの対応をより迅速に行っていれば死を回避できた可能性のある米国内の犠牲者数だとされる。5万174人と表記されている。制作者は、映画監督のユージーン・ジャレッキー氏。ニューヨークを拠点とし、サンダンス映画祭で2度の受賞歴がある。この「時計」はトランプ政権がソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)と学校閉鎖を3月16日ではなくその1週間前の3月9日に実施していれば予防できた死が、新型ウイルスによる死者数の6割に当たるとする考えに基づいて設定されているという。

サクラ商事閉店へ

44年高級ギフトの歴史に幕

 1976年の創業以来、ニューヨークの日系高級ギフトショップとしてマンハッタンで営業してきた「さくら商事」(満仲恒子社長、東44丁目3番地3階)が44年のビジネスに幕を下ろすことになった。同店は、 日本で人気の洋服・靴・バッグ・アクセサリー・スカーフ・化粧品・食器・小物など、世界の一流品を扱う店として、また 日本への土産品を提供する店として多くの日本人に親しまれた。

 開業は48丁目の五番街とマジソン街の間でスタート。80年に現在の44丁目に移転し、日本からの海外旅行ブームに乗って団体旅行客が連日押し寄せる人気店となり、バブル経済の追い風もあり、ロベルタ、ダンヒル、カルチェ、フェラガモなどの高級ブランドを本社直販で販売する独自ルートを開発、女性目線で選んだ最先端のファッションやギフトアイテムを揃え、観光客だけでなく日本人駐在員の妻たちからの圧倒的な支持を得て他店の追随を許さない繁盛店となった。7月でビルのリースが切れるのを機に閉店を決めた。同店では創業記念日となる6月10日から7月10まで予約制で在庫一掃閉店セールを開催する。予約は電話・同店212・661・3880または直通の回送電話番号212・829・0638。

自転車の人気急加速

販売店品切れ続出
移動・レジャー用に

 移動手段やレジャーに自転車の人気が高まっている。民間市場調査会社NPDグループの調べで4月の市内における自転車販売台数と修理件数は対前年比で倍増。通勤用自転車とフィットネス用自転車の販売数は同66%増加。レジャー用自転車は121%の伸び。子供用自転車は59%、電動自転車は同85%増加した。米国に輸入されている中国製自転車は、1月、2月で中国生産工場の稼働が止まったため出荷が止まり、米国での品薄が続いている。市内のレンタル自転車屋さんも週末には多くの市民が自転車を借りに来ている。

(写真)マンハッタン6番街56丁目のレンタル自転車ショップ前から自転車を借りてサイクリングに出発する市民(16日昼撮影)

一戸小枝子さん逝く

ダンスで日米交流に貢献 

 ニューヨークで「サエコ・イチノヘ・ダンス・カンパニー」の芸術監督、振付師として活躍した一戸小枝子さんが5月7日、ニューヨーク市内の病院で死去した。84歳だった。新型肺炎コロナウイルスに感染して入院していた。身元後見人が明らかにした。

 一戸さんは1968年フルブライト留学生として来米し、70年「サエコ・イチノヘ・ダンス・カンパニー」を創設。以来、同カンパニーを率い、舞踊家、芸術監督・振付師として活躍する傍ら、76年ミュージカル「パシフィック・オーヴァーチュア」(「太平洋序曲」)初演で、ブロードウェー・デビューを果たしたモダンダンサー。同カンパニーは公立学校などの文化教育プログラムへ積極的に参加するなど、日米の草の根交流に尽力した。米国各地での公演を手掛け、米国人の日本文化に関する関心を高めたことで2006年に海外で対日理解の促進と友好親善の増進に貢献をしてきた個人、または団体に、年一回贈られる「外務大臣賞」を受賞している。晩年は自ら「文化の架け橋賞」を設け、日米関係の要人や日米の芸術家に、毎春、賞を贈呈。社会的な意味でも話題を提供した。

 仙石紀子さんの話「一戸さんが新型コロナウイルスでお亡くなりになったと聞いて大変驚いています。リヴァーデールのシニアのホームへ行った折はお元気でいらっしゃいましたのに。一戸さんは60年代にジュリアード学院でモダンダンスを学び、70年代にご自分のダンスカンパニーを編成され、公演を続けていらっしゃいましたダンサーのパイオニアの一人でした。ジャパンソサエティーやアルビン・エイリー・ダンス・センターで勢力的に発表されていた源氏物語のシリーズは、日本の古典の優雅な舞とモダン・ダンスの躍動感を融合させた美しい舞台で一戸さんならではのものでした。一戸さんのダンスがそうであるように日米文化の架け橋とあらんとして、カンパニーの理事の人たちで設立した文化の架け橋賞は、日米文化交流に貢献した人に贈られていました。一戸さんこそその大賞を受け取られるのにふさわしい人でした。安らかにお休みください。合掌」(舞台評論家)

人物伝

ダンス通じ日本文化紹介

 「言葉を使ったコミュニケーションが下手だったので、身体で表現をするダンスを始めたの」とはにかんだような笑顔を見せた。一戸さんは、1970年にダンスカンパニーを設立して以来日本文化に触発されたコンテンポラリー・ダンスを全米各地で公演。また米国内の小中学校を訪問し、日本文化を広める教育プログラムを長年行っていた。その功績を認められ、2006年には外務大臣表彰を受賞した。

 来米は68年。日本のアメリカ文化センターで開催された米国人のダンス講師による講習会でフルブライト奨学金のことを聞いたのがきっかけだった。同奨学金で渡航費を得ると同時に、マーサ・グラハムのダンス・カンパニーから1年間のスカラシップ、さらにボストンのバレエ団が主催する振り付けのコンペで優勝。その時の賞金500ドルを生活費に充て、ニューヨークにやって来た。

 ダンス・カンパニーを作ってから資金集めのために企業などにレターを書く作業が大変だったと振り返る。「もともと言葉が苦手でダンスを始めたのに、結局書かなくてはならなくなり、しかも英語なので苦労しました。大企業だと、少しでも文法を間違えるとダメです」と話していた。

 最初は米国の公立学校を訪問し、バージニア州、テキサス州、ニュージャージー州などを休む間も無く訪れ、教えた子供たちは40万人に上る。同カンパニー理事でもあった舞台芸術監督のベアテ・シロタ・ゴードンさん(故人)は2011年の40周年記念公演後「東西ダンスの融合をオリジナルスタイルで見事に改良して素晴らしいパフィーマンスにした」と称えた。(三)

 折原美樹さんの話「一戸さんとは、私が1980年代初期に初めてお目にかかりました。いつもエレガントに、背筋を高く、綺麗な方でした。日本の文化をニューヨークのモダンダンスに取り入れた踊り、日本からこちらに来てすぐの頃は不思議に思いましたが、時が経つにつれ、一戸さんのやってこられたことがどれだけ大事だったのかを実感しております。今シリーズ化しているソロ公演、昨年は3回目でした。次の回では日本からこちらに来て、ダンス世界に多大な影響を及ぼしたダンサーの作品を集める予定です。一戸さんの作品もその中にあります。今の私も含め、日本から来るダンサーにとって先輩の方々なしには、今のように楽に踊りの世界に入ってこれなかったのだと思います。一戸さんのされてこられたことが無駄にならないように続けていくことを忘れてはならないと思っております。ご冥福をお祈りいたします」。(ダンサー)

ピンチの今がチャンス 経営発想の転換を

竹中パートナーズ代表

竹中征夫さんに聞くポストコロナ対応

 世界最大の会計事務所に日本人第一号として採用され、金融機関を始め、自動車からカップ麺まで日本企業の海外進出を先導し、数々のM&Aを成功させてきたビジネスコンサルタント、竹中パートナーズ代表の竹中征夫さんに、今回のパンデミックを日本企業はどう捉えればいいのかを聞いた。

 「世の中で起こっていることは偶然ではなく必然性がある。今回のように誰もが体験したことのない出来事がなぜ起きたのかを、世の中の目から、家族の目から、会社の目から見ると自ずと理由が見えてくる。そこに教えと将来へのビジョンがある。まず言えることは、必ずこういうことが起こると、もう元には戻らないということだ。すでに次への変化が起こっている。こういうときは、変化、チェンジはチャンスであり、窮地、ピンチはチャンスであるという前向きな考えかたが大切だ。宇宙の原則で、環境の変化が起きた時には生物はそれに適応して変わって行かなくてはならない。氷河期に恐竜が絶滅して爬虫類が生き延びたように。原理原則という根っこは変わらない。環境が変わるのだ。誰もが今戸惑っている。悩んでいる。方向を失っている。でも、その中には、数少ないが、チェンジを好機に変えようとする人がいる。

 数少ない先を考える人には勇気が必要で、今の基本の流れの中で、どう環境に適応していくかを考えなくてはならない。経済では製造とサプライチエーンが今後大きく変わる。中国頼りが行き過ぎてしまった今、アメリカ本国に製造拠点を戻したり、インドとアセアンにもシフトする動きがさらに活発になるだろう。コロナ禍が、アメリカの弱さを露呈した。製造を元に戻すといっても、以前と同じようには作らない。ロボティックの技術がさらに進化していく。米国本土ではメイド・イン・アメリカが再び脚光浴びることになる。ものつくりが得意な日本に大きなチャンスが回って来るはずだ。ものを作るということが今よりももっと評価される。その条件としては日本企業は今まで以上にアメリカに根付いていかなくてはならない。それにはゼロからではなくM&Aが有効だ。マーケットと消費者、カスタマーを持っているのは米国企業。そのリソースを活用させてもらいながら得意分野で勝負することだ。今後何が必要で、マージンの高いビジネスになるか。それはハイプロフィット、ハイクオリティの分野だろう。高齢化が進み、ヘルスケア、医療機器分野でのビジネスチャンスの広がりがある。エアロスペースもまたハイマージンだ。医療、航空宇宙分野で日本の力を生かすべきだ。また日本が持っている食文化は、カルチャーとしてものつくりの付加価値を産んで日本企業の大きな武器となるだろう。食品産業は、これからはレストラン中心でなくてアメリカのメインストリーム、アメリカの一般家庭の食卓にチャレンジしてほしい。消費者が毎日食べるもの。かつて私が手がけてたマルちゃんラーメンは、スーパーでオリエンタルフードのコーナーから外して、キャンベルのスープと並べて売って成功した。これからは冷凍食品、作ってすぐ食べられる商品が狙い目だ。家庭で食べられるものにもっと浸透するような発想でいけば、まだまだ食品産業にチャンスはある。アメリカでビジネスをするなら、メインストリームのアメリカと交わって行てほしい。日本企業はもっとアメリカの主流に入っていくべきだ。自動車産業はその成功例だが、まだまだ他の分野でもメインストリームアメリカ入っていくチャンスはあるはずだ。いま私は米国企業のアジア戦略を担うネットワークを積極的に作っており、日本企業への橋渡し役として貢献できれば幸いだ。何なりと相談して欲しい。(談)

眉毛を綺麗にトリムしてみましょう

自宅でサッと髪のお手入れ 4
サロン・オアシス HANA

 自粛生活も早2か月が過ぎてしまいましたが、外出をする機会も減り、お顔のお手入れも何かと忘れがちになってきますよね。しかしながら外出時のマスク着用が義務づけられている今、マスクも色々な柄やスタイルがありファッションの一部となってきている兆しもありますね。加えて目元+「眉毛」にも注目が集まるとなると特に気を配る必要があるでしょう。

 そこで眉毛を自分で綺麗にトリムするコツをちょこっとお教えします。これから気候も良くなるのでお散歩やお買い物の時にも、目元だけで全体の印象もガラリと変わって見えます。

(T)大体1か月ほど経つと、なんとなくばらつきが気になってきます。先ずは「理想の眉毛」となるように輪郭を眉ペンシルで描いておくと良いでしょう。アウトラインを基準にはみ出ている毛をカットするイメージで。

(写真2)眉毛ブラシで下へ寝かしつけるような感じでとく。 この時コームの先を輪郭のラインで留めてはみ出る毛を確認。眉ペンシルで描いたラインに沿って毛先を切る。

(写真3)コームで下へ向かって押さえつけるようにとめ、眉バサミをペンシルで描いたラインに沿わすようにしながらはみ出た毛先だけを切る。

(写真4)端から徐々に中央、眉頭へと同じ様に下へとかしつけながらコームからはみ出た毛を切っていく。

(写真5)先に眉ペンシルで描いた輪郭に沿って綺麗に整いました。

 毛抜きで眉周りの余分な毛を抜きます。その時も眉の輪郭線より下のはみ出ている無駄毛を抜くようにしましょう。眉上のラインは自然に残すように。上下ともに抜くと眉自体が細くなりすぎて昔っぽいイメージになりがちなのでご注意を。眉ペンシルとパウダーで輪郭の中の眉毛を付け加える様な感覚でフンワリ塗りつぶし、最後に眉マスカラで毛の流れを整える。

 もう暫くで外出の緩和も段階を経て徐々に進んでいくでしょうから、その時に備えて目元のお手入れで気分を上げると良いですよ。美容院もいまだいつ営業が再開できるかハッキリとはわかりませんが、もうそろそろだと期待を持って皆様の髪の毛のお手入れを一日も早く安全な環境の元で実施させて頂けるように準備をして待っている状態です。オープンの日時が決定次第ホームページでお知らせし電話予約を開始しますので、是非ご確認の程宜しくお願い致します。

www.salon-oasis.net

レストラン日本の秘伝レシピ初公開

プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)

元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (2)

ゴジラが愛した母の味大好評の「松井カレー」

 2003年4月8日、ヤンキースタジアムを埋め尽くした5万人を超える観客が総立ちになった。「ゴジラが火を噴いた!」、松井秀喜選手の鮮烈なヤンキースデビューだった。それ以来、松井選手との食のご縁は長い。06年5月11日、あの左手骨折の時も倉岡とお弁当を持って真っ先にブロンクスの病院に駆け付けた。そんな苦難も乗り超え09年にヤンキースはワールドチャンピオンになり、松井選手はMVPにも輝いた。

 松井さんには二八そば、鴨鍋、寿司、煮物等々色々と召し上がって頂いているが、その中でも大切にしている一品が「松井カレー」だ。倉岡が松井さんのお母さんに意を決して秘伝を伺った。「母のカレーが日本一」と松井さんが仰っていたからだ。気持ち良く教えて下さった松井家の秘伝はガーリックを特別な方法で使う事だった。苦労して取り組んでいた総料理長の東がそれを加味してご来店の際にお出ししたら「これ僕の味です!」と嬉しそうな顔をされ「松井カレー誕生!」となった。

 選手時代の「世界と闘う戦士の顔」、ご結婚後の「幸せいっぱいの顔」そして最近は「良きパパの顔」、そんな素顔の松井さんにお食事をお出し出来る事を幸せに、光栄に思っている。

倉岡社長の置き土産「ジャンボ海老天丼」

 創業時のレストラン日本の総料理長の田中氏。吉田茂の料理番もされたかた。 「天婦羅の田中」と人気があった。それを継いだ二代目が福岡。そしてその福岡にきちっと仕込まれたのが現在天婦羅を揚げているアンドレス。30年選手で、メキシコ人ではあるが、風貌が西郷隆盛に似ているので「せごどん」と呼んでいる。からっと程よく揚げる天婦羅に倉岡がさんざん文句を言い続けた丼つゆを、たっぷりかけた彼の「ジャンボ海老天丼」は絶品だ。

江戸前寿司職人考案家庭で作れる中巻き

 「アメリカで一番最初の寿司バー」を守っているのが福本美浩。倉岡が1985年に日本から呼んだ、性格も、技術も生粋の「江戸前寿司職人」。途中武者修行に飛び出したが、倉岡が入院した頃「お礼奉公をぜひしたい」と戻ってくれた律儀もん。レストラン日本の寿司バーを支えてくれている。そのほか機内食の坂田泰治(勤続40年)、池端(25年)、セイ(エチオピア人、40年)、新しく加わった菊地登、作道らが中心になり、リノベーションを完成させ「新生レストラン日本」でまた皆様をお迎え出来る日を心から願うばかりだ。お身体ご自愛下さいます様。(馬越恭弘/レストラン日本副社長)


      

■特製「松井カレー」風

<材料>6人前
牛肉 150g
ニンニクむき身100g(約25-30個)
玉ねぎ大 2個
人参120g
じゃがいも120g
カレールー 1/2箱(通常1箱で12人前)
*レストラン日本ではカレー粉から作りますが、市販のカレールーで代用できます。だしの素 小さじ 1.5杯、または、コンソメ 水 600cc トマトピューレー カレーパウダー、チャツネ (クミン、ターメリック、コリアンダー)

<作り方>
1.ニンニクをむき身のまま2分ほど電子レンジで加熱する。
2.鍋に油をひき加熱したニンニクをいれて、中火で軽く色がつくまで炒め
3.肉を入れて炒め続け軽く色が付いたところで、玉ねぎをいれ玉ねぎが透き通るまで炒め人参を入れ、カレーパウダーをふりかけて軽く炒める。
4.じゃがいもは別に茹でておく。
5. 1、2、3、に水とだしの素を入れ30分ほど煮込んでから、トマトピューレー、チャツネ、カレールー、他のスパイスはお好みでいれて下さい。
6.10分程煮込んでじゃがいもを加えて出来上がりです。

■天丼(丼つゆ)

<材料>
醤油 140cc
酒 110cc
味醂200cc
黒砂糖 40g
砂糖14g
水 220cc
鰹節110g

<作り方>
1.酒、水、味醂、鰹節、昆布(一かけら)を熱する
2.醤油、砂糖を足し、あれば揚げ玉をたし加熱する
3.かき混ぜ、布巾か、目の細かいざるでこす

■中巻き

<材料> 中巻3本分
寿司しゃり 米2合、
合わせ酢(米酢80ml、砂糖小さじ3、塩小さじ1 味醂少々)
A.スパイシーツナ中巻
材料 1本分
ツナ缶(こちらのスーパーのもので結構)
ラー油少々、マヨネーズ小さじ3、
柚子胡椒小さじ1 
胡瓜、アボカド、サニーレタス、又は、ミックスグリーンサラダ
B. スパム中巻
<材料> SPAM (Lite) 70g x 2切れ(半分に切る)、
ちくわ5本明太子小さじ1、
マヨネーズ小さじ3
しその葉、5枚
*ちくわの中にスパムを入れる。
*ご家庭の冷蔵庫にあるもので色々アレンジ出来ます。自分なりのオリジナルをお楽しみ下さい!(福本)

<作り方> 
3本分(スパイシーツナ中巻1本、スパム中巻2本)
①巻きすの上にのり一枚(大)を敷き、合わせたすし飯の三分の一を、上1センチののりしろを空け均等に広げる。
②真ん中にA または、Bの具材をのせ、手前をのりしろ部分までしっかり押さえ巻上げ、更にのりしろを隠す様に巻いた両端を手のひらで押さえる
③八つ切りにして完成!


■只今テイクアウト実施中。Eat to Win スペシャル 
天丼21ドル、松井カレー15ドル   
電話番号:212-688-5941   電話注文でピックアップは10%引き

NY州一部で経済活動再開 その他28日まで自宅待機

クオモ知事は15日会見し、14日の総入院者数は6394人と3日連続7000人を下回り,一日の入院者数も5日連続500人を下回った。また,同日の死者数は132人と4日連続200人を下回った。15日までに州内10の地域で「7つの基準」を満たした地域は5地域(セントラルNY,フィンガーレイクス,モホークバレー,ノースカントリー,サザンティア)あり,これらの地域では,本日より段階的に活動を再開していく。第一段階は,建設業,農業,林業,水産業,一部の小売業が再開(カーブサイドや店頭での商品の引渡し等のみ),製造業,卸売業。NY,NJ,CT,DE各「州のビーチ」は,共通条件の下で5月22日(金)より再開することができる。なお,プールは引き続き閉鎖する。本日活動を再開しない地域については,在宅勤務・自宅待機等を要請したNY State on PAUSE政策が,5月28日(木)まで延期となることを発表した。

クイックUSA アメリカの人事部 コロナウィルス関連(4)

「ポスト・コロナの職場環境」

 今回のコロナ騒動によってポスト・コロナにおいての職場環境、就労における考え方は着実にそして確実に変化したのではないか。
 CA州含めて多くの州で3月中旬からStay at Homeによって自宅にいることが推奨され、3月下旬には全米の90%の地区でStay at Homeとなった。このような状況から、大多数の企業で何らかの在宅勤務を半強制的に認めなければならなくなり、在宅勤務ポリシーを揃える時間も無く開始した企業も多いはずである。
現在のStay at homeは延長があるかもしれないが、近い将来徐々に経済活動が再開され、オフィスへの出勤も開始されるはずである。
*オフィスに戻る際には、以下の実施を検討する必要がある。
1.社内で取り組む安全基準の通知(職場内の清掃、体調がすぐれない従業員への対応、マスク着用の義務等): 安全で健康な職場を提供する措置
2.出社する必要がある職種と必要のない職種の分類: 出社を認める従業員数を限定
3.出社する必要がある従業員への理由説明と通知: 特定のポジションはオフィス勤務が必要な理由を提示
4.社内のデスクの配置(6フィート以上離れているか等)を含む執務環境の見直し:感染を防ぐための執務環境の調整
5.出張規定やその他、ポリシーの見直し: COVID-19の影響で改定をするべきポリシーの見直し
 出社を拒否する従業員が出てきた際の対応も臨機応変に行う必要が出てくるであろう。法律と条令、企業モラルを基に検討をすることが必要であり、対応は簡単なものではないかもしれない。
 安全面を危惧して出社を拒否する従業員には出社理由がビジネス上の判断であることを基に、①なぜ出社が必要か、②どのような取り組みをもって安全な職場を提供するか、③FFCRA等の法的なベネフィットが使用可能か、④継続して休職の提供が可能か等を検討しながら対処を考えるべきである。
 ファーロー中の従業員が失業保険の受給額が高いという理由で復職に難を示す場合も考えられる。
例えばCA州の場合、失業保険の受給資格の一つに、求職中であるという条件があるが、現在はCOVID-19による失業給付急増を受け同条件が一時的に免除されている。これも従業員が復職に難を示す一因となる可能性もある。
一般的にはCOVID-19関連での明確な理由が無い場合(自宅隔離命令やOSHAの安全基準等)、ファーロー従業員の復職拒否は、許可されない場合が多い。各州・都市の状況や順守するべき規則を調べ、対象従業員の見解も踏まえてケースに応じた対応をする必要があるだろう。
 また、今後は在宅で出来る仕事に関しては、在宅勤務の希望があることを前提とした企業運営体制を検討する必要があるかもしれない。
多くの企業が法律で義務付けられていない有給休暇を提供しているように、在宅勤務が当たり前になるのではないだろうか。そしてこの変化を上手く取り入れることが今後の雇用維持・採用競争力に関わりを持つかもしれない。
 在宅勤務を導入する際に短期的な観点から企業が検討するべき点としては、以下が挙げられる:
1.従業員のトレーニング 2.評価制度 3.コミュニケーション方法
 これらに関わるポリシーや方法は、これまでとは異なる運用方法を検討をする必要が出てくる。また従業員側に求められるスキルも変わってくるであろう。従来主にバーバルで行っていたコミュニケーションがテキストベースも多く使用される事で、意思疎通が出来るような読解力や理解力がより求められることになる。
 中長期的な観点から検討をすると、在宅勤務をオファーする企業が増加することで、これまでのようにオフィスの近郊に住む候補者に限定をして人探しを行う必要がなくなり、人材確保はさらに競争が激しくなる可能性がある。併せて、遠隔地にて在宅勤務を行う従業員を雇用するにあたり、以下を検討する必要が伴う。
・一か所に集まることを前提としたベネフィットの見直しを検討
・候補者の就労場所における法律や条令の把握
・雇用条件等のケースバイケース対応の増加
(HR Linqs, Inc. 社長&CEO 榊原 将)
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【編集後記】 5月16日号

◼️【編集後記】
みなさん、こんにちは。新型肺炎コロナウイルスに感染した子供が川崎病という感染症に酷似した症状を見せてニューヨーク州で3人死亡しました。今週号では在米日本人医師5人の小児科医に、親が気をつけるべき注意点などについてアドバイスを聞きました(4、5面、1面に関連記事)。コロナウイルスに感染して重篤な状況になって入院するのは当初ほとんどが60歳以上で、子供や若者の感染入院者がほとんどいなかったため、子供は感染しても症状が出ない、重篤にはならないという認識が広まっていました。でもこの2週間くらい前から異変が起こり、本紙先週号で「ミステリアスな症状で5歳児童が死亡」という記事を掲載しています。川崎病は、川崎富作博士がこの病気を見つけたので世界的に「川崎病」と呼ばれていて、一時小児性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群と言われていた病気で、現在の川崎病に似たこの症状は、小児マルチ炎症症候群と呼ばれます。全身の血管に炎症が起こり、発熱、両方の目の充血、唇や舌がイチゴ舌と言われる真っ赤になる、発疹、手足のむくみ、首のリンパの腫れなどの症状があります。親としてできることは「子供に感染させないことに尽きる」ということだそうです。「新型肺炎コロナウイルス(COVID-19)を発症させないこと以外に、小児マルチ炎症症候群を防ぐ方法はない」(加納麻紀/東京会場記念診療所・内科・小児科専門医)とのこと。ソーシャル・ディスタンス(2メートルの距離)と手洗いとマスク着用しか予防用法はないそうです。かかってしまったらどうするか、すぐに主治医に連絡することが大切とのことです。それでは、みなさんよい週末を。(「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一)