白と黒で描かれる世界

砥上 裕將・著講談社・刊  著者は1984年、福岡県生まれの水墨画家。本作で第59回メフィスト賞を受賞し作家デビューした。また、2020年本屋大賞にノミネートされたほか、ブランチBOOK大賞2019を受賞している。日本版 […]

味も伝わる英語表現!

片山晶子・著Jリサーチ出版・刊  食べたい、食べてもらいたい、和食のおいしい魅力を英語できちんとガイドできる本。天丼、ラーメン、寿司といった定番の和食からカレーライス、オムライス、ナポリタンといった洋食、ご当地料理、弁当 […]

ぼくめいた 最終回

短期集中新連載えほん 作・絵 三浦良一  あれあれ、 なんだか、やさしく ぼくの頭を撫でる女の人がいるよ。 「まだ頑張って車の留守番してるのね。偉いわね」って。 ぼくには すぐわかったよ あのときの女の子だってね。 見上 […]

葉室鱗、最後の小説

葉室 鱗・著朝日新聞出版・刊  小説家の葉室鱗(はむろ・りん=1951〜2017)氏の訃報が突然届き、驚いたのはもう2年以上前、17年の12月だった。直木賞を受賞し、役所広司と岡田准一の出演で映画化された代表作『蜩(ひぐ […]

ぼくめいた 16

短期集中新連載えほん 作・絵 三浦良一  あれから30年の月日が流れました。町の景色はすっかり変わったけど実は、ボクはまだ、車の留守番しているんだよ。 カチコチ カチコチ おなかが歌う いまでは、デジタルくんやレシート式 […]

中国と韓国「反日」の理由

ケント・ギルバート・著祥伝社新書・刊  本書は2017年に単行本にて刊行された『中韓がむさぼり続ける「反日」という名の毒饅頭』(悟空出版)に加筆・修正を加えて新書化したものだ。著者のケント・ギルバート氏は「日本だったら何 […]

ぼくめいた 15

短期集中新連載えほん 作・絵 三浦良一  女の子が市議会に陳情してくれたおかげで ぼくたちみんなは いっせいに おなかを開けて 診てもらうことになったんだ。 痛んでいるところを治してもらって ぼくたちは スクラップになら […]

物事の見方を変える

ドリアン助川・著ポプラ社・刊  著者は1962年東京都生まれの作家・歌手。早稲田大学第一文学部東洋哲学科を卒業後放送作家などを経て、90年「叫ぶ詩人の会」を結成。その後ラジオ深夜放送のパーソナリティを務めて人気を博した。 […]

ぼくめいた 14

短期集中新連載えほん 作・絵 三浦良一  市議会の会議室には、もう議員の有力メンバーが顔を揃えていました。市長に紹介された女の子は、壇上に立つや、あいさつもそこそこに本題を切り出しました。  「みなさん、私の学校の自由研 […]

来月から本紙で連載

岡田光世・著文春文庫・刊  昨年まで本紙で連載した『奥さまはニューヨーカー』の原作と英語監修を担当していた岡田光世です。2月からは、新連載『ニューヨークの魔法』がスタートします。40万部突破の「『ニューヨークの魔法』シリ […]

ぼくめいた 13

短期集中新連載えほん 作・絵 三浦良一  女の子は、ちょうど、パーキングメーターの正確さを調査した先日の学校の自由研究が、市から正式に表彰されることになり、市役所に招かれていました。市長室に通された女の子は、最初はもじも […]

子どもの権利を守る本

国際子ども権利センター・著合同出版・刊 「子どもの権利条約」が国連で採択されて30年、日本が批准して25年。東京に本部を置く「シーライツ:国際子ども権利センター」代表の甲斐田万智子さんを中心に国内外の31人が筆を執ったの […]