韓国版コーンドッグ、ロウワーイーストサイド

韓国のB級グルメ

 ローワーイーストサイドの街角で見つけた、韓国版コーンドッグと卵トーストの専門店「オーケードッグNYC」。東京のコリアンタウン・新大久保を中心に日本でもブームとなった韓国生まれのコーンドッグ「ハットグ」は今や人気のストリートフードで、串にフランクフルトをはじめ、モッツァレラチーズ、トッポキに使う棒状のモチなどを刺して、たっぷりの米粉の衣をつけて揚げたもの。衣にサイコロ状のジャガイモをつけたものなど多くの種類があり、街歩きしながらの軽食にぴったりだ。

 また、厚切りトーストにトロトロの卵、ハムとチーズをはさみ、特製ソースをかけてボックスに入れたエッグトーストも韓国の街角で人気のB級グルメ。ボリュームがあって見た目もかわいく、現地では朝ごはんとして食べられることが多いそう。週末は午前1時30分まで営業しているので、深夜に小腹がすいたときのおともにどうでしょう。


Oh K-Dog NYC

159 Ludlow St, 

New York, NY 10002

(646) 448 – 4836 

https://www.ohkdog.com/ 

年中無休

第11回クイーンズ世界映画祭が開幕

 第11回クイーンズ世界映画祭が23日(水)から7月3日(土)までの11日間、複数会場でのライブ上映とオンラインでのバーチャル上映の両方で開催される。短編・長編映画、ドキュメンタリー、アニメなど、33か国・地域からの198作品が公開される。

 同映画祭には、多くの被害をもたらした福島原発事故をテーマにした中村賀与子監督の短編ドキュメンタリー「No Nukes」(上映時間12分)も参加。被害者のインタビューを通して原発事故がもたらした影響から原発とは何かを考える。中村監督は「空と海がつながっている限り、福島原発事故は日本だけの問題ではなく、世界の問題として捉えるべきである」と話している。ライブ上映は25日(金)午後7時から、ザ・ローカルNY(13-02 44th Avenue, LIC,)にて。オンライン上映は27日(日)午後7時から。

 同映画祭は昨年3月19日〜29日に予定されていたが、パンデミックのため開幕3日前に劇場が閉鎖され会場が使えなくなった。しかし主催者は急きょオンライン開催へと変更し32か国からの191作品が上映され、3万回以上の視聴数を記録した。

 チケットは10ドル〜。オールアクセスパスが150ドル、1日間有効のデイパスが25ドル。上映作品・スケジュールなどの詳細は公式サイトhttps://queensworldfilmfestival.org/を参照。

コロナ、大統領選、私が見た激動のアメリカ

岡田光世さん講演

 本紙連載「ニューヨークの魔法」シリーズでお馴染みの作家、岡田光世さんが日本時間19日(土)午後2時30分から東京の池袋コミュニティカレッジで、「コロナ、大統領選〜私が見た激動のアメリカ」と題して講演する。岡田さんはネットのJ-CASTニュースの「岡田光世『トランプのアメリカ』で暮らす人たち」を今年1月まで4年間連載した。岡田さんはこの中で、市井の人々の声をすくい上げ、トランプ支持者も多く取り上げた。1月6日、首都ワシントンの連邦議会議事堂乱入事件、その直前の行進でも現場にいた。当日の講演では、本人撮影の写真や動画とともに、激動の2020年を振り返る。当日は会場での体面だけでなく、ズームでオンライン参加できる。「見逃し配信」の期間は21日から30日。

申し込みは池袋コミュニティカレッジまで。

https://cul.7cn.co.jp/programs/program_936662.html?fbclid=IwAR0wldY2XkBZ8cvQZK5sMyEZtyW6PZZqYJlg_aJU5QAfJjPo9ESfyxRAmSI

自由の女神の妹フランスから来米へ

 パリにある自由の女神の「妹(リトルシスター)」像が7月1日(木)から5日(月)まで、「姉」が住むニューヨーク・リバティ島の近くにあるエリス島にやってくる。エリス島はかつて米国移民局が置かれていたことで有名であり、1892年から60年の間にヨーロッパから1200万の移民がこの島から入国したといわれている。 

 リトルシスターは高さ約3メートル、重さ450キロの小さなもので、1878年に制作されたオリジナルの石膏模型を使用して2009年に作られ、2011年からパリの国立美術館に設置されている。フランス大使館によると、リトルシスターは今月19日にフランスの港湾都市ルワーブルから船に乗り、7月1日にエリス島に到着、独立記念日の5日まで「姉」の近くに滞在する。その後はワシントンDCにあるフランス大使公邸の庭に10年間置かれる予定だという。

その6:ニューメキシコで先住民族文化に触れる

さあ行こう! 魅惑のアメリカ旧国道「ルート66」

 ルート66ファンの皆さん、こんにちは!2021年も早くも折り返し間近になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。アメリカはワクチン接種率が高く、多くの州や地域でコミュニティが活性化していると聞きます。そして多分に漏れず、ルート66各地でも博物館やインフォメーションセンター、ダイナーなどが営業を再開、たくさんの私の友人達もドライブを楽しんでいるようにSNSで見受けるようになりました。そんな旅行解禁モードに水を差して大変恐縮ですが、編集部にわがままを言い、本コラムは来月より4か月間お休みを頂戴することになりました。私の本業がこの秋に新企画を発足し、その準備で充分な時間が割けなくなることが理由です。毎月楽しみにして下さっている方には申し訳ございませんが、ご理解頂ければ幸いです。

 さて、本題に参りましょう! 今月のおススメルートは、私の第2の故郷サンタフェを中心に、ニューメキシコ・ルート66の一部を3泊の旅でご紹介します。が、もう皆さんもご存知の通りニューメキシコ・ルート66は見所満載なので、残念ながら紹介する時間的制限の中では1回で全てを見られません。相当絞りますのでご容赦を!

 発着空港は同州アルバカーキ国際空港です。ちなみにアルバカーキの空港はエアポートと言わず、サンポートと呼ぶのでご注意。中型サイズの極めて使い勝手の良い空港で、ゲート内にルート66をモチーフにしたバーがあり、個人的には全米で最も好きな空港です。アルバカーキの街は最後に見るとして先ずはI-25を北へ、サンタフェを目指します。熟練運転者であれば、I-25でなく、サンフェリペ、ケワ、ドミンゴなどのネイティブアメリカンの集落を抜けて行く下道もありますが、ここは無理をせずフリーウェイで1時間走りましょう。途中57番出口では「ラ・バハダ」と呼ばれる州きっての過酷な丘陵地域が望める休憩所もあります。

 サンタフェはニューメキシコ州の州都。独特な街並みや多様な文化の融合が特徴的で、街中には日干しレンガで作られたアドビと呼ばれる赤茶色の建物が軒を連ねており、歴史的な建造物と共に魅力的な景観を生み出し「魅惑の州」と呼ばれる由縁がいっぱいです。1926年開通のルート66は1937年までこのサンタフェを通っていました。詳細は割愛しますが、アメリカ最古の教会「サンミゲル教会」、すぐ裏手にある「アメリカ最古の家」、有名な「奇跡の階段」のある「ロレットチャペル」、「聖フランシス大聖堂」を始め、世界中からアーティストが集まる芸術の街の代名詞、数多くのギャラリーが立ち並ぶ「キャニオンロード」や、街の中心にあるプラザではネイティブアメリカンの人達がアクセサリーや工芸品などを売っているので、お好きなものを選んでお楽しみください。食事は「Tomasita’s」、または「Tia Sofia」。宿泊は思い切って「La Fonda」などいかがでしょう。

 2日目はサンタフェからそのままI-25を更に北へ。目指すは「ラスベガス」(ネバダのカジノで有名な街とは別)です。途中グロリエタの街で一旦下りて、下道をペコス方面へ。午前中はペコス国立歴史公園で過ごします。この公園は、先史時代の考古学的遺跡から19世紀の南北戦争の戦場まで、歴史的な要素が詰まっていて、まさにニューメキシコ文化、ネイティブアメリカン文化の真髄です。サンタフェからラスベガスは僅か70マイル、車で約1時間の距離ですが、今夜はここに泊まります。午後はラスベガスの街を散策、街の顔である「Plaza Hotel」、「Castaneda Hotel」そしてアムトラック駅でルート66の歴史を感じてください。宿泊はどちらも超おススメです。

 3日目はちょっと冒険しましょう。ラスベガスよりI-25で少し戻り、州道84号を南下、サンタローザに立ち寄ります。ここのポイントは「ルート66自動車博物館」、常時50台近くあるクラシック・カーを堪能してください。その後はI-40を西へ、285号線と交差してすぐのクラインズ・コーナーで休憩、州内でも最大級規模のお土産屋さんをエンジョイしましょう。ショッピングが終わったらアルバカーキまで残り60マイル少々、I-40をまた1時間ほど走ります。ただし! 注意して頂きたいことが一つ。アルバカーキのルート66はセントラル・アベニューです。街中までI-40を走らず、街の郊外、同名通りの出口で降りて、ルート66を利用して街の中心に向かって走りましょう。

 アルバカーキは街の発祥地である「オールド・タウン」がメイン。ルート66沿いにあり、古くからの街並みが大切に保存されている観光地。1706年にスペイン人によって作られた歴史的な地区で、スペイン文化が色濃く残っています。文化施設やアートギャラリー、カフェや土産物店が軒を連ね、ネイティブアメリカンのジュエリーや工芸品、メキシコ雑貨などアルバカーキならではのお土産が豊富に。のんびりと歩きながら、旅の疲れを取ることができます。

 ネイティブアメリカン文化に興味のある方は「インディアン・プエブロ文化センター」へ。州内に存在する19のプエブロ部族を紹介する博物館や工芸品の展示があり、各部族の文化や歴史を知ることができる全米でも稀有な観光スポットです。

 また街の西側には「ペトログリフ国定公園」があり、火山岩に描かれた先住民の絵画が保存されています。丘の上からは「サンディア・ピーク」が見渡せ、トラムに乗って地平線を楽しむオプションもあるんですよ。そうそう、食事にはルート66きっての有名ダイナー「66 Diner」を忘れてはいけません。お泊りはルート66沿い、最近再開した「El Vado Motel」、または「Monterey Motel」で決まりです。それではまた11月にお目にかかります!
それまでお元気で!

(後藤敏之/ルート66協会ジャパン・代表)

ビレッジウェル、プログラミング言語キャンプ開催

中高生向けに講習コース企画

 日本の文部科学省は、本年度より「プログラミング」を小中高校で必須科目として導入した。ビレッジウェルコンピュータ教室では、学校の授業で習う基礎だけでなく、パイソンを使用して簡単なゲームを自分で作ってみる段階までを教える中高生向けのプログラミングキャンプを企画。7月にニュージャージーの会場を借りての対面式と、オンラインの2通りで実施する。

 第1期は、NJ州フォートリーの会場で対面式授業。基礎の学習と簡単なゲームを作る1週間コースは7月12日(月)から16日(金)。2週目にさまざまな種類のゲームを作ってみる2週間コースは7月12日(月)から23日(金)の平日。午前9時から午後1時まで。

 第2期は、Zoomによるオンライン授業。1週間コースは7月26日(月)から30日(金)。2週間コースは7月26日(月)から8月6日(金)までの平日。午前9時から午後1時までと、午後2時から午後6時までの2回。2つの時間帯を用意することで、西海岸など他地域からの参加もしやすくなっている。

 対象は日本の学年で中学1年生から高校3年生で、日本語で授業を行うため、日本語が理解できることが条件。参加費は、第1期が、1週間コース600ドル、2週間コース1100ドル。第2期は、1週間コース500ドル、2週間コース900ドル。親子や兄弟での参加も歓迎しており、その場合は2人目から割引もある。

 講師を務めるビレッジウェルの村井功代表は「コンピュータプログラマーは世界的に不足している。今後、エクセルに並ぶ重要なプログラミング言語になると思われるパイソンを使ってゲームを作ってみることで、参加した生徒たちが、将来、仕事としてプログラミングをやってみたいと思えるよう、丁寧に指導していく」と抱負を語った。同キャンプの問い合わせ・申し込みはEメール [email protected] で受けつけている。

 中高生の長い夏休みの過ごし方は色々あるが、プログラミングに特化したデイキャンプという新しい選択肢が加わった。

シアター作品を配信

舞台演出家・マルチメディア・アーティスト

河村 早規さん

 ニューヨークで舞台演出家・マルチメディアアーティストとして活動する河村早規が演出したシアター作品「ザ・ギビング・ツリー(The Giving Tree)」が、今月12日から27日(日)までUNFIXフェスティバル(https://unfixfestival.com/)でオンデマンド配信されている。

 「ザ・ギビング・ツリー」はシェル・シルヴァスタインの本にインスピレーションを受け、ディバイジング、視覚芸術、身体表現の要素を含んだシアター作品。自身が子供の頃から親しんできた絵本を題材に、パフォーマーたちと3か月をかけて作り上げた。絵本ではなくシアター作品として物語を立ち上げることによって、さまざまな人や物との関係性を見つめ直す作品となっている。

 河村は奈良県出身。日本で国際基督教大学に通う傍ら、ダンス公演の舞台演出や、パフォーマーとして活動。演技の名門校アクターズスタジオドラマスクール修士課程演出専攻に日本人で2人目として合格し、2019年にニューヨークに活動の拠点を移した。同スクールの奨学生として在学しながら学外でも積極的にアーティスト活動を行っている。舞踏シアターカンパニー、連翹奏(Ren Gyo Soh)に所属。舞台演出家として活動する傍ら、パンデミックをきっかけに映像の世界にも興味を持ち、2020年のオーストラリア・クアランティン映画祭に作品を出し、優秀賞を受賞。以来、出演者・撮影者・監督としてさまざまな映像作品を制作している。今回のフェスティバルでは、NYの芸術監督補佐も兼任している。

 今回の作品で最も観客に伝えたいテーマは「無償の愛とはなにか」。

 将来の夢は、アジア系、日系を代表できる演出家になり、人々に新しい価値観への扉、気づき、きっかけを与えられるような作品を生み出していくことだ。

河村は「村上春樹さんが翻訳されたことで有名になった「おおきな木」をベースとし、戯曲を使わずに自分たちの身体を使いながらディバイジングというスタイルで、パフォーマーたちと一瞬一瞬を3か月かけて作り上げた。私自身も制作期間でパフォーマーたちと対話を繰り返すうちに、西洋と東洋の自然に対する考え方、感覚の違いを感じた。そしてこのストーリーの受け取り方の多様さや普遍性に触れ、この作品がどうして世界中で長い間愛され続けているのかを理解することができた。視覚芸術・身体表現の要素も取り入れ、さまざまな世代の人に楽しめる作品になっていると思う」と語った。(写真は本人提供)

編集後記 6月12日

【編集後記】 みなさん、こんにちは。
毎週、水曜日の午後、印刷所で新聞を刷り終わるとそのあと夕方7時くらいまで、会社の相棒である久松の運転する車で、クイーンズの一部とマンハッタン内の日系スーパー、紀伊國屋書店などに2人で新聞の設置・配達をして回っています。電子版全盛のいまと言えど、紙の新聞は読者の手に渡って目に触れてなんぼの世界です。二人とも元の出身会社が、新聞社の中でも販売部が日本一強い、そして厳しい会社だったので、編集といえども、夜に会社に読者から「新聞がきてないぞ」という苦情がきたら、仕事の手を止め、マンハッタンなら社内にある新聞を持って飛んで行って届けたものです。それで読者は痛く感激してくれてまた愛読者になってくれます。その精神が骨まで(割と浅い方ですが)伝わっているので、配達中は体育会系のノリで「配達命」で頑張っている訳です。元ラグビー部ですし。コロナ以降この1年半、休業レストランでの新聞設置がなくなったので、配達業者を使わす、経費を節約してこうして二人で配達しています。今日も、相棒の久松は郊外へ出てて孤軍奮闘して配達しているはずです。一方、アメリカの新聞事情は変化してるようです。実は私は自宅でこの20年来ニューヨークタイムズを宅配で紙の新聞で読んでいます。ハリソンからグランドセントラル駅に向かうまでの45分は電車の中で朝刊を見てネタ探しです。ところが、この春から配達員が変わったのか、こともあろうに、1週間のうちに3回くらいは新聞が配達されません。土日は取ってないので週の半分は来ない計算です。今日も来ていません。カスタマーサービスにネットで連絡すると選択肢は2つ。「翌日配達」か「リファンド」かです。最初のうちは翌日配達のボタンを押してそれで済んでましたが、2週間ほどそんなことが続いたので「理由を知りたい」とチャット機能を使って書き込むと、答えは「配達地域の責任者に厳重に注意するので2度とこのようなことがないように気をつけます」という内容の長い、丁寧な返答がいく通りも違う表現で返って来ますが、私が知りたい肝心の理由については書かれていません。チャットの相手がAI のロボットであることに気がつくのに2週間くらいかかりました。機械相手のチャットではなくE メールで販売部に「長年新聞を購読しているがこんなひどいことは初めてだ。私が日本人だからこれはNYタイムズによる昨今流行りのアジアンヘイトなのか」とさすがに頭にきて書き込んだところ、すぐ今度は短い返事がきて、翌日からきちんと新聞が入るようになりました。しかし、今週になってまた来たり来なかったりの繰り返しです。新聞社も定期購読者の紙読者の激減で配達コストに以前の水準ではかけられなくなり、安い賃金で配達員を雇っているのかもしれません。それが原因で責任感のない、いいかげんなサービスしかできなくなってしまったのであれば悲しい限りです。しかも、ニューヨークタイムズはもう店頭販売をしていないので、街中のニューススタンド、書店でも紙の新聞を買うことができないのです。明日、また今日の新聞を1日遅れで読むことになります。小さな心配事、大きな心配事を乗り越えて「週刊NY生活」は今週号も無事に出ました。それでは、みなさん、よい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)

【今週の紙面の主なニュース】(2021年6月12日号)

(1)接種率NY州でほぼ7割達成

(2)NJ在住者は隔離対象外

(3)あー冷たいわ セントラルパーク動物園

(4)成田陽子のTHE SCREEN いい男ジュード・ロウ

(5)粋なリボンベルト イケメン男子服飾Q&A

(6)冷泉彰彦 あめりか時評 

(7)NY日系人会メモリアルデー墓参会

(8)北岡和義 東京レポート2 

(9)原一男と小林佐智子映画NY上映

(10)レコード店が開店 ロックフェラープラザに

接種率ほぼ7割達成

クオモ知事「各種制限の全廃間近」、NY州

 ニューヨーク州のクオモ州知事は7日、州全体の6日の新型コロナウイルスの陽性率が0・66%(検査数7万635件)となったと発表した。新規入院は799人、死者は9人だった。

 陽性率は今年1月4日に7・94%までになったが、ワクチン接種が進み減少傾向が続いている。ニューヨーク市が0・43%などすべての地域で1%を切っており、これは昨年8月19日以来となる。

 ワクチン接種は少なくとも1回が1092万3964件で、これは州全体の成人(18歳以上)の68・6%にあたる。州のホームページによると、地域別ではマンハッタンが73・2%、クイーンズ71・5%、ブリックリン58・6%、ブロンクス56・1%、スタテン島61・3%。ウエストチェスター郡61・5%で、ナッソー郡75・9%など。クオモ知事はワクチン接種率が70%を超えれば、現在19ある各種制限を事実上、すべて緩和できるだろうと述べた。

 ニューヨーク州のハワード・ザッカー保健省長官は州は7月に第一週までに70%に達するとの予測を立てているが、接種率がかなり低い所もある。

州郵便番号約1割
接種率36%下回る

  州の1700のジップコード(郵便番号)のうち10%がワクチン接種率が36%を下回っている。最も低いのは大きなユダヤ人コミュニティーがあることで知られるロックランド郡モンゼイ(10952)の17・6%。ニューヨーク市はクイーンズのファーロッカウェー(11691)の31・2%、ブリックリンのウイリアムズバーグ(11211)31・5%など最も低い25か所のなかに11か所入っている。州ではこうした接種率の低い地域を重点的に接種を進める計画だ。

 また州ではここにきて予防接種率が伸び悩んでいるため、野球のチケット、州立公園の2日間パス、サラトガ競馬場の入場バス、州立・市立大学の全額奨学金などの奨励策を取っている。

NJ州在住者は帰国隔離なし

 日本の厚生労働省が1日、検疫強化として日本到着後3日間の強制隔離を米国を含む6か国に指定し、米国内は15州が対象となった(本紙5日号既報)。その中で、ニューヨーク州とコネチカット州が指定対象州となったが、ニュージャージー州は含まれていないため、NY在住者でもNJ州のニューアーク空港から帰国すれば、到着後日本で隔離されなくて済むのではないかと一部戸惑うケースがあった。

 ニューヨーク日本総領事館によると「今回の水際強化措置は対象国・地域に指定された国・地域(アメリカでは州)に居住・滞在していた人が対象となる」ため「ニュージャージー州の在住者は原則隔離対象にはならない」という。従ってニュージャージー在住者が州外のニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港から帰国しても隔離の対象にはならない。

 一方、ニューヨーク州やコネチカット州の在住者はニュージャージー州のニューアーク空港を使って帰国した場合でも日本での隔離対象となる。

あー冷たいわ

 セントラルパーク動物園は1864年に作られ、マンハッタンの五番街64丁目に正門がある。

 中央の水槽プールでは、猛暑をよそに気持ち良さそうにアシカが水中をスイスイと泳いでいる。小規模な動物園だが熱帯、温帯、極地の3区域に分かれて多数の動物の施設がある。

 子供ペンギン館など、水族館並の設備を備えている。コロナ禍で休園していたが、このほど再開、入場料は14ドル。年中無休。

(写真)摂氏33度を越える猛暑のなか水槽で涼しそうに泳ぐアシカ(7日、セントラルパーク動物園で、写真・三浦良一)