ビレッジウェル、プログラミング言語キャンプ開催

中高生向けに講習コース企画

 日本の文部科学省は、本年度より「プログラミング」を小中高校で必須科目として導入した。ビレッジウェルコンピュータ教室では、学校の授業で習う基礎だけでなく、パイソンを使用して簡単なゲームを自分で作ってみる段階までを教える中高生向けのプログラミングキャンプを企画。7月にニュージャージーの会場を借りての対面式と、オンラインの2通りで実施する。

 第1期は、NJ州フォートリーの会場で対面式授業。基礎の学習と簡単なゲームを作る1週間コースは7月12日(月)から16日(金)。2週目にさまざまな種類のゲームを作ってみる2週間コースは7月12日(月)から23日(金)の平日。午前9時から午後1時まで。

 第2期は、Zoomによるオンライン授業。1週間コースは7月26日(月)から30日(金)。2週間コースは7月26日(月)から8月6日(金)までの平日。午前9時から午後1時までと、午後2時から午後6時までの2回。2つの時間帯を用意することで、西海岸など他地域からの参加もしやすくなっている。

 対象は日本の学年で中学1年生から高校3年生で、日本語で授業を行うため、日本語が理解できることが条件。参加費は、第1期が、1週間コース600ドル、2週間コース1100ドル。第2期は、1週間コース500ドル、2週間コース900ドル。親子や兄弟での参加も歓迎しており、その場合は2人目から割引もある。

 講師を務めるビレッジウェルの村井功代表は「コンピュータプログラマーは世界的に不足している。今後、エクセルに並ぶ重要なプログラミング言語になると思われるパイソンを使ってゲームを作ってみることで、参加した生徒たちが、将来、仕事としてプログラミングをやってみたいと思えるよう、丁寧に指導していく」と抱負を語った。同キャンプの問い合わせ・申し込みはEメール info@villagewellusa.com で受けつけている。

 中高生の長い夏休みの過ごし方は色々あるが、プログラミングに特化したデイキャンプという新しい選択肢が加わった。