第14回サクラ・ヘルス・フェア

 ニューヨーク日系人会(JAA)は邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)と共催で第14回サクラ・ヘルス・フェア(後援・ニューヨーク日本総領事館)を4月9日(土)から5月8日(日)まで、対面とオンラインのハイブリッド方式で開催する。23日(土)には3年ぶりに桜祭りが開催される。会場となるクイーンズのフラッシング・メドウ・コロナパークではJAAが2001年からサクラの木を寄付して今では300本以上の桜が咲く市内屈指の桜の名所として知られる。

 当日は、僧太鼓、JAAコーラス、沖縄三線と琉球踊りなどを行う予定。さくら祭りは、コロナ禍で中止となっていたため3年ぶりの開催となる。当日はNY日系人会前(西45丁目49番地)から午前10時に大型バス2台が出発する。午後3時に日系人会前で解散。バスと弁当の定員は200人で、申し込みが定員になり次第締め切る。バス代と弁当代を合わせた参加費は、JAA会員は10ドル、非会員は15ドル。申し込みと詳細は[email protected] を参照。


テーマ:COVID-19 の今、サクラの下、安全で健康なライフを過ごすには! 無料 どなたでも参加できます!

期間: 4月9日(土)から5月8日(日)

共催: ニューヨーク日系人会(JAA)、邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET) 後援:在ニューヨーク日本国総領事館     Online & JAA Hall: ニューヨーク日系人会/JAA, 49 West 45th St., 11th Floor, New York, NY 10036 (Between 5th & 6th Ave.)  

*お申し込みはニューヨーク日系人会 212-840-6942 / [email protected] (但し、指定の連絡先以外)(企画により食事代・材料代の徴収があります)

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SUPPORT TO UKRAINE FROM EAST VILLAGE

Japanese “T.I.C. Restaurant Group” donated $11,000 to RAZOM

   There is a neighborhood in Manhattan’s East Village known as “Little Ukraine”, home to about 60,000 Ukrainian citizens who run restaurants and form the largest community on the East Coast.

     Three weeks have passed since Russia invaded Ukraine. The war situation continues to get worse, and many citizens in New York City are doing everything they can to assist their country’s tragedy. One of them is RAZOM, a Ukrainian aid organization. Since the beginning of the war, they have been sending medical supplies and other items through their local network.

     On Tuesday, March 15th, Mr. Bon Yagi, 73, president of T.I.C. Restaurant Group, a Japanese businessman that has been doing business near Veselka, a long-established Ukrainian restaurant started in 1954. There, Mr. Yagi delivered a $11,000 check in support of Ukraine to RAZOM. This amount was a portion of the revenues from Hasaki, Sakagura, Curryya, Rairaiken, Sobaya, Hai Kara, Deshiberu, Cha-an, and Shabutatsu, all of which are part of his T.I.C. Restaurant Group in New York City. “We received support from the local community during the Great East Japan Earthquake,” said Mr. Yagi, who came up with the idea of donating on the day Russia invaded Ukraine.

    “We sincerely appreciate the support from our Japanese friends who also live in the East Village. We will use it to stop the bloodshed of those who are bleeding locally” said Dora Chomiak, a representative of RAZOM.  “We’ll utilize it to put an end to the slaughter among those who are bleeding in the area.” 

  Jason Birchard, second generation owner of Veselka, said, “Sending love and peace to Ukraine is the greatest thing we can do right now,” . (Ryoichi Miura, translated by Marie Koss)

(Photo: From left Mr,Yagi, Ms. Chomiak of RAZOM, Mr. Birchard of Veselka and volunteers of RAZOM. Photo by Ryoichi Miura)


Japanese Food Drive donated to FOOD BANK in Harlem NYC

    The Japanese American Association of New York, also known as the “JAA”, and the Consulate-General of Japan in New York have jointly organized the “Japanese Food Drive”. The food was donated to the Food Bank office in Harlem at 2:00 p.m. on Friday, March 11th. The donation included 700 pounds of rice (half of which was Tohoku rice), snacks, instant noodles and cup noodles. Ito En North America also donated 300 bottles of Japanese tea. A total of $8,400 in food and donations was delivered.

    The donation ceremony was attended by Ms. Natsuko Oku, Deputy Director of the Japan Information Center of the Consulate-General of Japan in New York, Mr. Koji Sato, President of the JAA, Ms. Suki Terada Ports, Director Emeritus of the JAA, Mr. Gary Moriwaki, honorable chairman, Mr. Kazuo Koshi, Executive Chairman of the Board of MUFG, and Mr. Joshua W. Walker, President of the Japan Society, attended on behalf of Japanese companies. This campaign has been held every year since 2014 to express gratitude for New York’s support during the Great East Japan Earthquake, however it was canceled in 2020 and 2021 due to the pandemic. This was the first time in two years that a donation had been made.

     At the ceremony, Ms. Oku, Deputy Director of the Japan Information Center of the Consulate-General of Japan in New York, said, “I would like to express my gratitude to the people of New York, who experienced the 9/11 terrorist attacks, and to the people of Japan, who experienced the Great East Japan Earthquake on 3/11. I hope that we Japanese can support each other and deepen the friendship between Japan and the U.S. through this activity. Let us do our best for each other. Gambarimasho!”.

     The President of the JAA, Mr. Sato, said, “The Japanese American community is grateful to the people of New York for their support 11 years ago at the time of the Great East Japan Earthquake.MUFG Chairman Mr. Koshi thanked the visitors, saying, “We were able to make this event possible with the cooperation of many parts of the Japanese American community”.

     Ms. Sultana Ocasio, Director of Food Bank NYC’s Community Kitchen, thanked the Japanese American community for their continued support, saying, “Food assistance is an activity that depends on the support of many different communities, and we sincerely appreciate the continued support from the Japanese American community.” (Photo and article by Ryoichi Miura,  translated by Marie Koss)

ジャパンフェス今年は12回開催

4月9日チェルシーで

 4月9日(土)のイベントで58回目となる日本の街フェス「ジャパンフェス」は今年度12回のイベントを開催する。これまで日本全国から60店舗以上のレストランが参加し、ラーメンコンテストや粉物コンテスト、スイーツコンテスト、夏祭りなどさまざまな企画を実施。現地メディアや日本のテレビで放送され、今年も日本からたくさんの出店者が海外挑戦の第一歩として「ジャパンフェス」への参加が決定している。

 2021年はコロナの状況下だったものの過去最多の来場者数を記録。現地ニューヨーカーの日本食、日本文化への熱が感じられた。今年8月の夏祭りなど、すでに出店枠が埋まってしまった日程もあるが、出店・参加興味のある人はジャパンフェス公式サイトhttps://www.japanfes.comまで問い合わせを。会場はニューヨーク市マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ周辺。出店対象は日本関連の商品を取り扱っている、または日本人が運営している店など。

■2022年スケジュール

▽4月9日ジャパンフェス=チェルシー6番街24丁目〜26丁目▽4月31日/5月1日ヌードルフェス▽5月22日春祭り▽6月19日ジャパンフェス▽7月16日ジャパンフェス▽8月28日 夏祭り▽9月10日/11日 粉物コンテスト▽10月8日/9日ラーメンコンテスト▽10月23日ジャパンフェス

エッグハント情報

 イースター(復活祭)は十字架に架けられて死んだイエス・キリストが3日目に復活したことを祝うもので、キリスト教に於ける最も重要な祝日。クリスマスと違い、年によって日付が変わる移動祝日(春分の後の最初の満月の次の日曜日)で、今年のイースターは4月17日(東方教会は24日)。そしてイースターといえば子供たちが大好きなエッグハント! 他のイベント同様、コロナのために中止となっていたエッグハントが各地で2年ぶりに復活する。

■スーパーマーケットでエッグハント

 自社の農場産農産物を販売するユニークなスーパーマーケットのスチュゥ・レオナルド店内で楽しむエッグハント。8歳以下の子供対象で、店内5か所に設置されたステーションを回って卵を集める。全参加者のうち5人にレオナルド特製のイースターバスケットが当たる。参加費無料。

日時:4月5日(火)午後4時から。要予約。

場所:Stew Leonard’s (1 Stew Leonard Dr. Yonkers)

www.stewleonards.com/events-at-stew-leonards/details/?ebid=291490665427

■ヨークタウン・ハイツでエッグハント

 町とライオンズクラブ共催のイベントで、12歳以下の子供対象。スペシャルエッグを見つけた子供には賞品が出る。イースターバニーと写真撮影も。参加費無料。

日時:4月9日(土)午前9時半、10時半、11時半の3回 (雨天の場合16日に順延)。予約不要。

場所:Downing Park (Crompond Rd. Yorktown Heights)

■農園でエッグハント

 ノースセーラムにある家族経営の農園で楽しむエッグハント。アップルピッキング農場として人気が高いが、リンゴのシーズン以外でも農場産の新鮮な野菜や卵、肉類のほか地元産のチーズ、メープルシロップ、ハニーなどが買える。エッグハントは8歳以下が対象で3歳以下、4〜6歳、7〜8歳の3グループに分けて行われる。参加費18ドル。日時:4月9日(土)、10日(日)、15日(土)、16日(日)

時間は年齢グループごとに異なる。

場所:Harvest Moon Farm & Orchard (130 Hardscrabble Rd. North Salem) 

チケット購入:https://harvestmoonfarmandorchard.com/egg-hunt

■ヨンカースでエッグハント

 ヨンカース市主催のイベントで、広々した原っぱでエッグハントを楽しむ。10歳以下の子供対象で年齢ごとに時間を分けて3回行われる。参加費無料。

日時:4月16日(水)午前10時4歳以下、午前10時半5〜7歳、午前11時8〜10歳。予約不要。

場所:Mar Memorial Field (285 Nepperhan Ave.の公園事務所裏側のCopcutt Lane)雨天決行。

■イースターバニーと一緒に写真撮影

 ヨンカースのクロスカウンティ・ショッピングセンターでいかにもアメリカンなうさぎの着ぐるみと写真撮影。参加費無料。

日時:4月16日(土)まで月〜土午前11時から午後7時、日のみ正午〜午後6時

場所:Cross County Shopping Center(旧Sprint店舗)8000 Mall Walk, Yonkers 週末は混雑するので事前予約がおすすめ。 

予約: www.crosscountycenter.com/event/Easter-Bunny-Photos/2145558448/

■遊園地でエッグハント

 コネチカットの創業114年目を迎える遊園地で楽しむエッグハント。クァッシーは19世紀初頭に全

米に2000近くあったトロリーパークの一つ。トロリーパークとはトロリー(路面電車)会社が週末の利用客誘致のため始めたもので、元々はピクニックエリアや果樹園を備えた公園が後に観覧車、回転木馬を設置して遊園地となった。現在残っているトロリーパークは全米で11か所のみ。エッグハントのエリアには子供のみ入場可。参加者は卵を入れる袋持参のこと。日時:4月24日(日)午後3時から。

遊園地入園料:29ドル99セント。

場所:Quassy Amusement & Waterpark (2132 Middlebury Rd, Middlebury)

www.quassy.com/


NY州トリビア NY州で一番小さい町

 アルバニーから約8マイル北のハドソン川沿いにある「グリーンアイランド」がNY州で最も狭い市町村で、面積はわずか1.8平方キロメートル。現在は隣町と地続きだが以前はチベットアイランドと呼ばれる島だった。1920年代にフォード社の工場が建設され、1000人近い雇用を生み出した。工場は2004年に取り壊されたが、工場所有だったダムは所有権が町に移され、現在も電力を供給している。現在の人口約2600人。


オリジナルローストのコーヒーショップ

 時は1963年。イーストハーレムに住むアミラッティ・シニアがイタリアから業務用のエスプレッソマシンを輸入し始めたのが始まり。今でこそ家庭用マシンが普及するほどポピュラーになったエスプレッソやカプチーノだが当時のNYではまだ珍しい飲み物で、アミラッティ氏はイタリアの老舗チンバリ社のマシンを米国に輸入した最初の人となる。70年代に入り、アミラッティ氏と息子のトミ

ーは自家焙煎コーヒー豆の販売を開始。世界中の産地から厳選した良質のアラビア豆を少量ずつ自家焙煎・販売するビジネスを確立した。現在はペルハムの内陸側、商店街ではない妙な場

所に店を構える。

 カフェに近づくにつれ香ばしいコーヒーの香りが漂い、コーヒー好きはたまらなく幸せな気分になる。カフェのメニューはドリップコーヒー、エスプレッソ、マキアート、コルタード、カプチーノ、ラテ、モカ、水出しコーヒーなど。値段は2ドル50セントから4ドル50セントととてもリーズナブル。もちろん豆も直売している。焙煎方法はライトからダークまで5種類、産地、単一かブレンドかのバリエーションがあり、選ぶのが大変。コーヒー好きの人は是非一度お越しあれ。現在はテイクアウトのみ。

Caffe Ammi Roasting Co.

109 6th St, Pelham

電話:914-738-2511

月〜金 7:00〜17:00

土 8:00〜17:00

日 9:00〜14:00

http://caffeammi.com/

新作ブロードウエー作品が続々登場

 新型コロナのパンデミックで2020年3月、すべてのブロードウエー作品がクローズしてから2年。今年6月12日(日)にラジオシティ・ミュージックホールで予定されている第75回トニー賞に向け、今後2か月以上にわたり19のショーがオープン、または再開される。ブロードウエーリーグは4月30日(土)まで、すべての劇場において観客にワクチン接種とマスク着用を義務付けている。この春オープンするブロードウエー作品は次の通り。

●Plaza Suite(ハドソン劇場:西44丁目141番地)3月28日開幕 

●Take Me Out(ヘイス劇場:西44丁目240番地)4月4日開幕 

●Paradise Square(エセル・バリモア劇場:西47丁目243番地)4月3日開幕 

●Birthday Candles(アメリカン・エアライン劇場:西42丁目227番地)4月10日開幕 

●American Buffalo(サークル・イン・ザ・スクエア劇場:西50丁目235番地)4月14日開幕 

●Funny Girl(オーガスト・ウィルソン劇場:西52丁目245番地)4月24日開幕 

●How I Learned to Drive(サミュエル・J・フリードマン劇場:西47丁目261番地)4月19日開幕 

●The Little Prince(ブロードウエー劇場:ブロードウエー1681番地)4月11日開幕 

●Macbeth(ロングエーカー劇場:西48丁目220番地)4月28日開幕 

●Mr. Saturday Night(ネザーランダー劇場:西41丁目208番地)4月27日開幕 

●The Skin of Our Teeth(ビビアン・ビューモント劇場:西65丁目150番地)4月25日開幕 

●For Colored Girls Who Have Considered Suicide/When the Rainbow is Enuf(ブース劇場:西45丁目222番地)4月20日開幕 

●The Minutes(スタジオ54:西54丁目254番地)4月17日開幕 

●A Strange Loop(リセ劇場:西45丁目149番地)4月26日開幕 

●Beetlejuice(マーキース劇場:ブロードウエー1535番地)4月8日開幕 

●Hangmen(ジョン・ゴールデン劇場:西45丁目252番地)4月21日開幕 

●POTUS(シューベルト劇場:西44丁目225番地)4月27日開幕 

●Mrs. Doubtfire(スティーブン・ソンドハイム劇場:西43丁目124番地)4月14日開幕

●To Kill a Mockingbird(ベラスコ劇場:西44丁目111番地)6月1日開幕

FUNNY GIRL ブロードウェイスターで映画女優、コメディアンでもあったファニー・ブリスの人生とキャリアをベースに、実業家でギャンブラーのニック・アーンスタインとの波乱に満ちた関係を描いた半伝記的作品である。原題は「My Man」。

FUNNY GIRL ブロードウェイスターで映画女優、コメディアンでもあったファニー・ブリスの人生とキャリアをベースに、実業家でギャンブラーのニック・アーンスタインとの波乱に満ちた関係を描いた半伝記的作品である。原題は「My Man」。

To Kill a Mockingbird  「アラバマ物語(邦題)」は1930年代の南部、架空の町メイカムで弁護士を営むアティカス・フィンチとその子供たちの兄妹(ジェムとスカウト)を中心にスカウトの回想として進んでゆく。

日本人女性に乳がん啓発活動

BCネットワーク代表

山本眞基子さん

 在米の日本人女性のための婦人科系疾患の啓発団体、BCネットワークを設立して今年17年になる。コロナ禍の過去2年間はオンラインなどでセミナーを行ってきたが、5月1日(日)に3年ぶりに対面式とオンラインのハイブリッド方式でニューヨーク日系人会で乳がんシンポジウムを開催する。参加・視聴は無料で、講師にテキサスMDアンダーソンがんセンターの上野直人医師がヒューストンからオンライン参加し、最新の検査による乳がん個別化治療について、またコロンビア大学病院産婦人科准教授の常盤真琴医師が、更年期と閉経と婦人科系がんについて解説する。当日は、山本さん自身も乳がん再発患者としての16年間と題して乳がんサバイバーストーリーを話す予定だ。

 乳がんにかかる年齢は、米国人の場合が50代後半からが多いのに対して、日本や韓国、中国など東アジア地域の女性が乳がんにかかるのは40代後半からと比較的若い年齢となっているという。また一生涯にかかる乳がんの確率、いわゆる罹患率は、ここ10年で米国で8人から9人に一人と言われて横ばいなのに対して日本人の場合は30人に一人だったのが10人から12人に一人と急増している。

 この数字に異変については、日本女性の乳がんに対する意識の高まりから、日本国内でのマンモグラムなどの検診率が高まり早期発見率が高まったとも言えないこともないが、山本さんは「日本はまだマンモグラム検診率が4割前後のため、 7割前後の欧米に比べると乳がんの早期発見の確率が低いと思います。 ぜひ毎年の検診に乳がん検診を入れていただきたいと思います。米国では、健康保険を保持している 50歳以上の女性は、無料で毎年のマンモグラムが受けることが可能です」と話す。

 米国では、乳がんについては誰もがかかり得る病気との認識で、大概の民間保険にも検診費用が無料で受けられるよう組み込まれている上、いざ、乳がんにかかってしまった場合の治療も日本のように長期の入院などもないため、極端な話、医療費を負担できる経済的な力がない場合でも、救済の方法、セーフティネットが充実しているのは米国の方だという。

 「これをしていれば、これを食べてれば安全ということはないが、健康な体と免疫力があった方が、治療の幅も広がるので、健康な体と体力作りは大切」と話す。(三浦良一記者、写真は本人提供)

乳がんシンポジウム5月1日に開催

 BCネットワークは5月1日(日)午後1時から4時45分(米東部時間)まで、NY日系人会(西45丁目49番地11階)で「日本人乳がんシンポジウム@イーストコースト・サウスを開催する。講師は上野直人医師(テキサスMDアンダーソンがんセンター)「最新の検査による乳がん個別化治療」、常盤真琴医師(コロンビア大学病院産婦人科准教授)「更年期と閉経と婦人科系がん」。参加・視聴無料。講師は会場で講演。申し込みはBCネットワークホームページから。

http://bcnetwork.org

編集後記 3月26日号

【編集後記】
 みなさん、こんにちは。ロシア軍がウクライナに侵攻して明日24日で丁度1か月。この4週間でウクライナ国民約350万人以上が国外に脱出し、国内を合わせると1000万人が家を出て避難したという。ウクライナ国民の犠牲者数は、国連高等弁務官事務所発表で子供78人を含む977人としているが、ウクライナ政府は東部マリウポリだけで3000人の市民が爆撃と攻撃で死亡したと発表、その全容は不明だ。今後ますます犠牲者が増えるものとみられる。ゼレンスキー大統領が本日、日本の国会で演説し、更なるロシアへの経済規制強化とその継続を呼びかけた。日本にできるのは人道支援と経済制裁のみと理解して軍事支援の要求はなかった。一方ウクライナでは、一般市民や大学生たちが、即席の軍事教練を受けて銃の使い方などを学んでいる。昨日までコンピュータ会社の会社員だった人も兵士予備役になっている。現代社会にこんなことが現実に起きるとは思っていなかったはずだ。こんな中、ニューヨーク州ナッソー郡のブルース・ブレイクマン郡執行官(郡長)が18日、ウクライナ政府に460丁のライフル銃を供与すると発表した。郡内の住民から提供された60丁に、ウクライナと取引のある銃の製造会社ケルテック(本部フロリダ)から寄付された400丁を加えた。ケルテックを通じて送られるもので連邦政府の承認は取れているという。近くウクライナ国防省への輸送手続きに入る。ウクライナ出身の曽祖父母をもつブレイクマン郡長は今月初旬、住民に銃の寄付を呼びかけていた。3月4日からフランクリン・スクエアにある銃砲店SPファイアアームズで寄付を受け付け、60丁が集まった。米国市民による銃の寄付は、米国でも現時点では唯一とみられる。ロシアは、敵にやられる前に相手を退治するための偽装工作「偽旗作戦」に出て、生物・化学兵器を使用する危険が高まっているという。ロシア大統領報道官はCNNの取材に答え、ロシアの存亡が危ぶまれる場合は、核兵器の使用を排除しない(使う)と明言した。なんということだ。今後、ロシアが我田引水で、自分に都合のいい理由をつけて西側諸国にどんないちゃもんをつけてくるのかわかったものではない。岸田首相には、被爆地広島出身の首相として、核をちらつかせた戦争の末路の悲劇をNATOの会合でしかと各国の元首に伝えてきて欲しい。化け猫の首に鈴は付けたが、どうするのか。「軍事作戦しか他に方法がなかった」と述べたプーチン大統領の言葉は、第二次世界大戦前夜にも聞かれたセリフだったのではないか。お互いの国が「大本営発表」でしかニュースを知らされない現状だったとしても、過去と違って今の時代にはSNSがある。いろんな手を尽くせば最後は、勧善懲悪の筋書きであることを信じるしかない。それでは、みなさん、よい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)

【今週の紙面の主なニュース】(2022年3月26日号)

(1)アジア女性に正義を ヘイトクライム抗議

(2)沖縄伝統舞踊と音楽 ニューヨーカーを魅了

(3)ウクライナ政府に銃供与 ナッソー郡が460丁

(4)本社装い振り込め詐欺 NY日系企業狙われる

(5)生き生きEATS  チキン南蛮と和風タルタル

(6)ブルックリン発 美味しいドーナツ

(7)自由に自然に自分の俳句 俳人 太田風子さん

(8)JS棟方志功の版画展 盛況裏に終了

(9)ランの万華鏡 NY植物園で開催中

(10)おにぎりの魅力を紹介 日本産米の認知度向上

アジア女性に正義を

ヘイトクライム差別
声を上げて止めて

 アジア系アメリカ人へのヘイトクライムが深刻化している。昨年1年間に5人に1人がヘイトが原因の事象に巻き込まれたという数字があるほどだ。

 アトランタで8人が殺害された事件から1年となる16日、「アジア系女性に正義を」と題された集会が全米12都市を結んで同時開催された。主催したのはスタンド・ウィズ・アジアン・アメリカンなど複数の団体。ニューヨークではタイムズスクエアに約250人が集まり「アジア系へのヘイトをやめろ」などのプラカードを掲げた。全員女性で構成された登壇者の1人でアジアン・アメリカン・フェデレーションのジョアン・ユー氏は「私たちアジア系もアメリカ人。安全に暮らせる権利がある」と訴え、キャシー・ホークル州知事は「ニューヨーカーが一致団結してアジア系へのヘイトを終わらせよう」と宣言した=写真右=。

 アジア系の中でも女性は74%が差別を経験している。そのため多くが公共交通機関を避けたり、隠れるようにして不安の中で生活していると涙ながらに語ったのは、ベストセラー小説『パチンコ』の著書ミン・ジン・リー氏。「憎まれるのは自分たちのせいと考えてはいけない」と訴えた。登壇した3人のヘイトクライム犠牲者の1人エスター・リー氏は「沈黙を破ろう、私たちは弱くない」と力強く語った。

 スピーチと共に音楽の演奏も行われた。ニューヨーク在住のビッグバンド作曲家で指揮者の宮嶋みぎわさんは、この日のために書き下ろした曲を披露、和太鼓やバイオリン、サックス、トランペットの音色と共に観客の歌声が1つになってタイムズスクエアの夜空に響いた=写真左=。演奏を終えたみぎわさんは「日本以外のアジア系の人たちとここまで深く本当のこころの繋りを持てたと感じたのは今日が初めて。歴史的な日になるだろう」とイベントを振り返った。聴衆の1人中国系アメリカ人の大学院生スザンナさんは「アジア系にとって今のニューヨークは恐ろしい場所。変えるために団結したい」と語り、その友達のキャスさんは「 アジア系ではないけれどアライ(同志)としてサポートしたい」と意気込んだ。     

 主催者の代表としてインタビューに応じたフランクリン・シェン氏は「全米のアジア系が結集したのは快挙、しかしヘイトクライム犠牲者が声を出すのは簡単ではなく問題も山積みだが、確実な変化を起こしていきたい」とコメントした。

 イベントの模様はストリーミング(https://youtu.be/nYKDmKAelXg?t=24633)で見ることができる。(シェリーめぐみ、写真・植山慎太郎)

(写真) 「声をあげよう」タイムズスクエアでアジア系女性へのヘイトクライムに抗議する集会

沖縄伝統舞踊と音楽

NY公演について語る嘉数監督

ニューヨーカーを魅了
ジャパン・ソサエティーで公演

 沖縄返還50周年記念公演「時を超えた波音 沖縄の伝統舞踊と音楽」が18、19の両日、ジャパン・ソサエティー(JS)の劇場で開催された。前半では琉球王国(1429〜1879年)後期から300年にわたって継承されてきた宮廷の歌舞劇「組踊(くみおどり)」=写真上=演目から名場面集を、後半は明治以降に生まれた民衆の雑おどり(ぞうおどり)や創作舞踊からなる演目を、国立劇場おきなわ芸術監督の嘉数道彦(かかず・みちひこ)氏(42)の監修・構成で、ライブの演奏家を交えて上演した。

 ステージは、1時間40分をたっぷりと使い踊り手5人と音楽家6人が、沖縄の音楽、舞い、パフォーマンスでニューヨーカーを魅了した。両日ともに265席が満席となった。(写真上:厳かで煌びやかな舞い Photo Maria Baranova)

 今回の公演はジャパン・ソサエティーがグリーンビル(サウスカロライナ州)、ワシントンDC、イーストン(ペンシルベニア州)、シカゴなど5都市の巡回ツアーを主導した。

 自らも出演した芸術監督の嘉数さんは「とても真剣に見てもらって嬉しかった。言葉の方言がうまく伝わるか心配だったけれど字幕があったのでうまく伝わったようだ」と話す。

 観客のスーザン・マコーマックさんは「パワーとエレガンスのバランスが絶妙なパフォーマンスでした。ダンサーの動きも、ミュージシャンの音楽も、ひとつひとつが見事に表現されていました。それぞれの曲を通して、組踊や象踊りのスタイルを学ぶだけでなく、琉球王国と沖縄の痛ましい歴史と、その歴史がどのように芸能を形成したかを垣間見ることができました。沖縄のハーフとして、誇らしい気持ちでいっぱいです」と語っていた。

 ジャパン・ソサエティーでの公演は2000年、2004、2015年に次いで4度目だが、沖縄芝居という海外には出たことのない演目が今回上演された=写真下=。能に狂言があるように庶民の笑いを生かした舞台に会場から歓声が上がった。「アメリカ人の人たちが一緒に盛り上げ一緒に楽しんでもらえた実感を得られた」と嘉数監督が話すとJSの芸術監督の塩谷陽子さんも「パフォーミングアーツは、演者がいいと、いいものを見せてもらったという気持ちになる。村人の楽しい生活をミュージカル仕立てにした卓越した芸だった」と絶賛した。

大好評だった庶民の生活を描いた沖縄芝居 Photo Maria Baranova

 嘉数監督は「沖縄芸能は、海外の影響を受けながら形成された歴史もあり、できるだけ良いものをできるだけ良い形で県外の人に伝えていきたい。沖縄復帰以降、県立芸術大学、国立劇場ができて組踊を学ぶことが広くできるようになった恵まれた世代に私たちはいる。今回はそんな同世代の力をつけてきているメンバーで来ることができている。皆、沖縄の芸能に対して強い情熱を持っているので、残る舞台も愛情を持って演じあげることができれば観客にも伝わるのではないかと思います」と話した。(三浦)

ウクライナ政府に銃供与

ナッソー郡がライフル460丁

米国市民が寄付

 ナッソー郡のブルース・ブレイクマン郡執行官(郡長)は18日、ロシアの侵攻を受けているウクライナ政府に460丁のライフル銃を供与すると発表した。郡内の住民から提供された60丁に、ウクライナと取引のある銃の製造会社ケルテック(本部フロリダ)から寄付された400丁を加えた。ケルテックを通じて送られるもので連邦政府の承認は取れているという。近くウクライナ国防省への輸送手続きに入る。

 ウクライナ出身の曽祖父母をもつブレイクマン郡長は今月初旬、住民に銃の寄付を呼びかけていた。3月4日よりフランクリン・スクエアにある銃器店SPファイアアームズで受付をし、60丁が集まった。市民による銃の寄付は米国でも現時点では唯一とみられる。

 ニューヨーク州は全米でもっともウクライナ系住民が多い州とされる。その数約15万人で、マンハッタンのイーストビレッジとブルックリンのブライトンビーチに集中しているが、クイーンズに隣接するナッソー郡にも多いという。

(写真)寄付されたライフル Nassau County Executive Bruce Blakeman