新作ブロードウエー作品が続々登場

 新型コロナのパンデミックで2020年3月、すべてのブロードウエー作品がクローズしてから2年。今年6月12日(日)にラジオシティ・ミュージックホールで予定されている第75回トニー賞に向け、今後2か月以上にわたり19のショーがオープン、または再開される。ブロードウエーリーグは4月30日(土)まで、すべての劇場において観客にワクチン接種とマスク着用を義務付けている。この春オープンするブロードウエー作品は次の通り。

●Plaza Suite(ハドソン劇場:西44丁目141番地)3月28日開幕 

●Take Me Out(ヘイス劇場:西44丁目240番地)4月4日開幕 

●Paradise Square(エセル・バリモア劇場:西47丁目243番地)4月3日開幕 

●Birthday Candles(アメリカン・エアライン劇場:西42丁目227番地)4月10日開幕 

●American Buffalo(サークル・イン・ザ・スクエア劇場:西50丁目235番地)4月14日開幕 

●Funny Girl(オーガスト・ウィルソン劇場:西52丁目245番地)4月24日開幕 

●How I Learned to Drive(サミュエル・J・フリードマン劇場:西47丁目261番地)4月19日開幕 

●The Little Prince(ブロードウエー劇場:ブロードウエー1681番地)4月11日開幕 

●Macbeth(ロングエーカー劇場:西48丁目220番地)4月28日開幕 

●Mr. Saturday Night(ネザーランダー劇場:西41丁目208番地)4月27日開幕 

●The Skin of Our Teeth(ビビアン・ビューモント劇場:西65丁目150番地)4月25日開幕 

●For Colored Girls Who Have Considered Suicide/When the Rainbow is Enuf(ブース劇場:西45丁目222番地)4月20日開幕 

●The Minutes(スタジオ54:西54丁目254番地)4月17日開幕 

●A Strange Loop(リセ劇場:西45丁目149番地)4月26日開幕 

●Beetlejuice(マーキース劇場:ブロードウエー1535番地)4月8日開幕 

●Hangmen(ジョン・ゴールデン劇場:西45丁目252番地)4月21日開幕 

●POTUS(シューベルト劇場:西44丁目225番地)4月27日開幕 

●Mrs. Doubtfire(スティーブン・ソンドハイム劇場:西43丁目124番地)4月14日開幕

●To Kill a Mockingbird(ベラスコ劇場:西44丁目111番地)6月1日開幕

FUNNY GIRL ブロードウェイスターで映画女優、コメディアンでもあったファニー・ブリスの人生とキャリアをベースに、実業家でギャンブラーのニック・アーンスタインとの波乱に満ちた関係を描いた半伝記的作品である。原題は「My Man」。

FUNNY GIRL ブロードウェイスターで映画女優、コメディアンでもあったファニー・ブリスの人生とキャリアをベースに、実業家でギャンブラーのニック・アーンスタインとの波乱に満ちた関係を描いた半伝記的作品である。原題は「My Man」。

To Kill a Mockingbird  「アラバマ物語(邦題)」は1930年代の南部、架空の町メイカムで弁護士を営むアティカス・フィンチとその子供たちの兄妹(ジェムとスカウト)を中心にスカウトの回想として進んでゆく。