まだまだサマーメニューで食卓に彩りを

プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)

元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (28)

 今回は、料理家のひでこ・コルトンさんに、夏が終わる前にぜひとも楽しんでいただきたいアペロール・スプリッツと、アペタイザーにグリルした桃とブラータのカップレーゼ、メインは、パスタ(冷製桃とミントクリームのフェッデリーニ)でサマーメニューを作ってもらいました。


ひでこコルトン

COLTONS NEWYORK 代表NY*おもてなし料理家 & 

ライフスタイル・エキスパート

オンラインサロン「COLTONS NEWYORK SALON 」運営

米国フジテレビ(料理コーナー5年間レギュラー出演)

著書:「NYのおもてなしレシピ」(講談社)、「ニューヨーク流自分を魅せる力」(WAVE出版)

公式ホームページwww.hidekocotlon.com 

今回のレシピ動画はインスタグラム:@hidekocolton 

クッキングYou Tubeチャンネルは、

https://www.youtube.com/c/HidekoColton

You Tube アペロール・スプリッツ動画は:https://youtu.be/X-O4W64k_rk


■アペロール・スプリッツ

〈1グラス分〉

 ワイングラスにたっぷり氷を入れ、グラスの約1/4程度アペロールを注ぐ。

プロセッコを注ぎ、輪切りしたオレンジを飾って出来上がり。(インスタ動画参照 @hidekocolton ) 


■桃とミントクリームの冷製フェデリーニ

①白桃は半分に切りタネを取り除き、薄く櫛形に切る。

②ボールに生クリーム、ミント、エクストラバージンオリーブオイル、レモンゼストを入れ良く混ぜ、白桃を加えてよく絡める。(この時桃が柔らかい場合は潰す)

③ ②にプロシュートを加えてさっと混ぜる。

④鍋にたっぷりのお湯を沸かし、海水ぐらいの塩分になるようしっかり塩を入れる。

⑤パスタを入れパッケージ通りの調理時間よりやや早めに取り出し、流水でサッと洗った後、氷水につけてしっかり冷やす。この時氷水にも海水同様の塩気をつけておくのがポイント。

⑥冷えたパスタを桃のソースに入れてよくソースを絡める。

⑦盛皿に入れ上に削ったペッコリーノ・ロマノチーズを振りかけて出来上がり。

材料  <2人分> 

白桃 1個

生クリーム 大さじ2

エクストラ・バージン・オリーブオイル 大さじ2

レモンゼスト(皮すりおろし) 小さじ1

ミント 大さじ1(千切り)

プロシュート 2枚(微塵切り)

細いスパゲティー(Fedelini フェデリーニ) 140g

塩 適宜

ペッコリーノ・ロマノチーズ 適宜

■グリルした桃とブラータのカプレーゼ

①桃は縦半分にカットしてタネを取り除き、エクストラバージンオリーブオイルを塗って綺麗な焼き目がつくまでグリルする。

②大きな盛り皿の中央にブラータをのせ、バジルの葉をおきグリルした桃をのせる。

③トップにエクストラ・バージン・オリーブオイル、バルサミコ酢を振りかけて出来上がり。(お好みで塩胡椒を振って味を整える)

材料  <2〜4人分> 

黄桃 2個

エクストラ・バージン・オリーブオイル 大さじ2+トッピング 適宜

ブラータ 約4個(大きい場合は1個)

バルサミコ酢 適宜

バジル 約6枚

大林宣彦監督「戦争三部作」を上映

BAMで26日から9月1日まで

 ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック(BAM:30 Lafayette Ave.)は26日(金)から9月1日(木)までの1週間、2020年4月に亡くなった大林宣彦監督作品3作を上演する。今回の上映作は戦争をモチーフにした三部作と呼ばれるもの。上映は日本語、英語字幕付き。入場料は一般16ドル、会員8ドル。詳細はウェブサイトhttps://www.bam.org/を参照する。

■「この空の花 長岡花火物語(英題:Casting Blossoms to the Sky)」(2012年公開)1945年の長岡空襲とその後の長岡花火への流れを描いたセミドキュメンタリー映画。空襲で亡くなった人々への追悼の思いから打ち上げられる花火大会を舞台に、04年の中越地震、11年の東日本大震災の追悼の思いも込められた作品=写真上=。

■「花筐(はながたみ)」(17年公開)がんで余命宣告された大林監督が挑んだ、監督生活40周年記念作品。原作は檀一雄の同名短編小説。1941年の春、主人公とその個性的な学友たちは迫り来る戦争の気配のなかで多感な日々を過ごす。戦争三部作の最終章にあたる青春群像劇。佐賀の伝統「唐津くんち」が映画史上初の全面協力しているのも見どころ=写真下=。

■「野のなななのか(英題:Seven Weeks)」(14年公開)北海道芦別市を舞台に、葬儀のために集まった家族の姿と、その家族に関わる終戦の秘話を通じて、3・11以降の日本のあり方を見つめる。「なななのか」とは、生者も死者も彷徨い人となり、生と死の境界線が曖昧な四十九日の期間のこと。

本場の舞台芸術作品で活躍

俳優・プロデューサー

小野 功司さん

 ニューヨークでミュージカル俳優、プロデューサーとして活動する小野功司さん。パンデミックもほぼ終わり、演劇業界も活気づいて、ミュージカルや舞台出演が続き、そして新作ミュージカル『えんとつ町のプペル』アシスタントプロデューサーとしてNYでの製作も手がけている。

 早稲田大学法学部在学中から並行して演劇学校に通い、数々の舞台を踏んだ。大学卒業後は米国に留学。帰国後、東京ディズニーランドでダンサーとして活動し、その後、ミュージカルの道へ進んだ。2008年から2018年まで劇団四季に11年間在籍し、数々のブロードウエーミュージカルに出演した。また、ファミリーミュージカルを日本全国で公演してまわる「こころの劇場」や全国の小学校に美しい日本語の話し方を伝える「話し方教室」といった劇団の社会貢献活動にも積極的に参加した。

 ニューヨークに移住したのは劇団四季退団後の2019年。O1ビザを取得してさあこれからという2020年3月、コロナですべての予定がキャンセルとなって劇場が閉鎖に。一旦一時帰国してプペルの日本公演を成功させて、昨年末にニューヨークに戻った。特にパンデミック後に演劇が復活してきたせいか、今年からは、春からニュージャージー州でピピン、アリゾナ州で芝居に、夏はニューハンプシャー州で「王様と私」のダンサー役に出演するなど引っ張りだこに近い大忙しだ。これまでライオンキング、 ウエストサイドストーリー、コーラスライン、クレイジーフォーユー、 エビータ、ピピン、キング& アイ(王様と私)、 人間になりたがった猫、ガンバの大冒険など日米で多数踏んできた舞台経験が、今米国で求められているのをひしひしと感じるという。米国には若い日本人俳優はいるが、なかなか大人に見える日本人の役者ですぐに舞台に立てるポジションの人材が少ないのも奏功しているようだ。

 小学校の時に、父親に市民会館で上演された芝居をよく見に連れて行ってもらった。「アンネの日記」の舞台が印象的で「とても怖かったけど、舞台の上に別世界が広がる演劇というものにすっかり魅了された」のが俳優を目指すきっかけとなったそうだ。来年開幕を予定している米国の新作芝居で、世界貿易センタービルを設計した日系二世の建築家、ミノル・ヤマザキを演じる。タイトルは父親と同じ名前の「ミノル」だ。「今の自分があるのは父親のおかげ。ありがとうという言葉と、感謝しかないです」と言う。大学卒業後に弁護士ではなくダンサーの道に進んだ時も両親は反対しなかったそうだ。

 将来は「日本のミュージカル界とブロードウエーの距離をもっともっと近づけたい、日本のミュージカル俳優が普通にブロードウエーの舞台で活躍できる環境を整えたいと願っている」。「自分自身では渡米する前に英語を万全に鍛えてきたつもりだったが、NYの演劇学校に来てみたら全く歯が立たなくてとても苦労した。後から続く若者にはそんな思いはしてもらいたくない」とも語る。「思った以上に日本人の英語の発音は聞き取れないらしい。母音、子音の発音、声を腹からではなくて顔から出すということも知った。まだまだこれからが挑戦ですね」と少し遠くを見るような表情を見せた。(三浦良一記者、写真も)

自分でエンジンかける力を

ビリギャルのモデルだった

小林さやかさん

 小林さやかさん(34)は、坪田信貴著のノンフィクション『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(通称・ビリギャル、2013年KADOKAWA刊)の主人公となった人物だ。本は、日本で120万部のベストセラーとなり、2015年には土井裕泰監督、有村架純主演で『映画 ビリギャル』が公開され280万人が見る大ヒットとなり社会現象になった。これまでに講演を日本国内で500回以上、本が出版されて7、8年経ったコロナ直前でも年間120回もの講演をしていた。

 この9月からニューヨークのコロンビア大学教育大学院に2年間留学するため先月来米した。米国生活をスタートしてまだ1か月。現在は、語学クラスを履修中だが、とにかくニューヨークで見るもの接するもの何もかもが新鮮な感動で溢れているという。語学クラスで知り合った学生たちとも仲良くなって毎日、日記に書くことがいっぱいだそうだ。

 愛知県名古屋市で高校2年だった夏、母の勧めで塾の面談へ赴いて坪田信貴氏と出会い、慶應義塾大学に現役合格を志した。坪田氏の懇切丁寧な指導で猛勉強に励んで1年半で偏差値が40上昇した結果、第一志望の慶應義塾大学文学部と上智大学には不合格だったものの、慶應義塾大学総合政策学部・関西学院大学・明治大学への現役合格を果たした。

 本が出版されたのは、大学卒業後、冠婚葬祭会社でウェディングプランナーとして勤めていた時だった。「勇気づけられて頑張れた」という感謝の声があった一方、「もともと頭が良かったんですよね」や「自分にはできない」という自己肯定感の少ない人からの声も多かった。500回も講演しているうちに「私が講演して回るだけでは何も変わらないのかもしれない」との不安が募った。

 2019年3月、初の著書『キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語』(マガジンハウス)を出版。日本全国からの講演依頼は続いた。

 2021年3月、聖心女子大学大学院文学研究科人間科学専攻教育研究領域博士前期課程修了した。「昔の私がなぜ、頑張れたのか」を科学的に証明するため「学習科学」という分野の研究をする心理学のゼミで学んだ。その結果、勉強の頑張りは、遺伝だけではなく「学習環境が大事」だということが分かった。

 「聖徳太子」を「せいとく・たこ」と読み、日本地図を描いてみてと先生に言われて「まる」を描いた高校2年の時の小林さんを慶應に向かわせたのはいったい何だったのか。

 坪田氏から「東大行く?」と聞かれ「イケメンのいる大学がいい」「なら慶應ボーイのいる慶應か」「わあ、めっちゃウケる。櫻井翔くんのいる慶應!」。それが小林さんのエンジンのスイッチが入った瞬間だった。「動機は不純と怒る人はいるかもしれないけど、それでいいと思う。自分にエンジンがかかったんだから。好きな人と同じ大学行きたいとか、なんでもいいんです。子供を自動車に例えると、エンジンがかからない車を親が後ろから力ずくで押しているような光景を数多く見てきましたからね」。

 では子供が自分でエンジンをかけることができるために、親ができることはなんですかと聞くと「子供と対話すること。押し付けとか命令ではなくて、子供が「僕はこう思う、私はこう思う、なぜならこうだから」と言える環境が一番大事です」とキッパリ答えが返ってきた。「私が頑張れたのは、自分でエンジンをかけられたこと、いいコーチの坪田先生がいたこと、サポートしてくれる家族がいたからです」と話した。(三浦良一記者、写真も)

忠実な車掌

ニューヨークの魔法 30
岡田光世

 検札にやってきた車掌は、乗客から切符を受け取ると、じっと眺め、すぐに突き返した。

 私はロングアイランドのグレートネックに行くために、ペンシルベニア駅から列車に乗っていた。

 その乗客は、私の前の窓際の座席にすわっていた。Tシャツにジーパン姿の四十代くらいの白人男性だった。

 That ticket is expired. It’s no good.

 そのチケットは期限が切れているだろ。もう使えない。

 No good?

 使えないだって?

 No, it’s expired.

 だめだ、期限が切れている。

 乗客はあ然とする。

 I can’t take it.

 私は受け取れない。

 車掌はきっぱりと言う。

 乗客はどうしていいかわからない。

 I can’t take it. I can’t take it.

 私は受け取れない。私は受け取れないよ。

 同じことを繰り返されても、乗客は納得できない。

 Then can I get a refund?

 じゃあ、払い戻してもらえるかな。

 No.

 だめだ。

 乗客は途方に暮れる。

 No. Try it next time.

 だめだ。次のときにやってみな。

 乗客は首を傾げる。いったい、どういうことだ?

 Give it to the next conductor. Maybe he won’t notice.

 次の車掌に渡すんだ。気づかないかもしれないだろ。

 なるほど。そういうことか。

 Understand?

 理解できたか。

 Yes.

 ああ。

 乗客は声をひそめてそう言うと、穏やかに運賃を支払った。

 とりあえず車掌は、その場をうまく収めたというわけか。

 このエッセイは、文春文庫「ニューヨークの魔法」シリーズ第6弾『ニューヨークの魔法をさがし

て』に収録されています。

https://books.bunshun.jp/list/search-g?q=岡田光世

編集後記 2022年8月20日号

【編集後記】

 みなさん、こんにちは。私は深夜に料理をして食事をすることが多いのですが、先日、クリームシチューが食べたくて買ってきたルーを箱から取り出して鍋に入れようとした時に、感触が違いました。プラスチックの密封容器にいつもはパンパンに入っていた固形ルーが、スカスカで半分しか入っていないのです。通常8個ある半分の4個の塊でシチューにとろみがつくのですが、今回はそれだとスープにしかならないので、6個の固形ルーを使いました。2個が半端で余りました。いちいち値段を見て買っているわけではないので、高いのか安いのか気にしてなかったのですが、さすがに、おー、こう来たかと今回は思いました。商品の値札は変わらないけど、よくよく見ると目減りインフレ。これをShrinkflationと呼ぶそうです。洗剤もコーヒー缶もパンも化粧品もそしてトイレットペーパーも。昨日は、金物店で強力接着剤を買ったのですが、中身は半分しか入っていませんでした。この調子だと、デオドラントバーのスティックの中身なんかも見えないところでしっかり量が削られていそうですね。だまされたと怒る消費者もいますが、量を減らしても値段をそのままにする方が、買う人も手が出しやすいと供給サイドは反論します。これは昔からある苦肉の策らしく、古くは、キャラメルの砂糖の量を調整するのにキャラメルについている溝を深くしていたとか、故多胡輝さんの『頭の体操』を小学生時代に読んで妙に感心した記憶があります。記録的な物価高が続くなか、とくに食料品価格は6月で前年同月比10・4%もの上昇となっていて、国勢調査局の6月のデータによると全米でおよそ2500万人の成人が過去7日間に十分な食事を取れなかったそうです(今週号1面に記事)。マンハッタンでのレストランでの外食はもはや富裕層のみの特権。庶民は家庭の食卓でなんとか工夫することになりますが、粗末な安い食材でもいかに美味しくいただくか、あとは料理の腕をあげるしか方法はなさそうです。それでは、みなさん、よい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)

【今週の紙面の主なニュース】(2022年8月20日号)

(1)記録的物価高 食料品を直撃

(2)バブルの道のり 山あり谷あり

(3)NY日本人美術家協会 50周年記念展

(4)CDCが新たな指針 濃厚接触者隔離不要

(5)軍事政権に反対 NY在住ミャンマー人

(6)新鮮な日本野菜販売 ジャパンビレッジ夏祭りで

(7)日米の学生が茶道体験 裏千家の鈴木講師が解説

(8)NY日本人学校 新校舎で始業式

(9)全米そろばん大会 NY小島君が優勝

(10 )ファッションはエネルギー  キャッツ洋子さん

記録的物価高、食料品を直撃

国勢調査局が発表

全米の成人2500万人、十分な食事取れず

 記録的な物価高が続くなか、とくに食料品価格は6月で前年同月比10・4%もの上昇となっている。国勢調査局の6月のデータによると全米でおよそ2500万人の成人が過去7日間に十分な食事を取れなかったという。コロナ禍で失業率が現在の倍あった2020年末以来、最大の数となっている。アーバン・インスティテュートの調査によれば就労している人の17・3%が食料不安を経験したという。

 このため生活困窮者などに食品を無料で提供するフードバンクやフードパントリーを利用する人が増加している。200のフードバンクと6000のフードパントリーと食事プログラムをつなぐ米国最大のフードバンク・ネットワークのフィーディング・アメリカの6月の調査によれば、加盟組織の65%でサービスを受ける人が増加、減少したのは5%だった。

 一方、今年2月から5月の間で73%が食料品の寄付が減少したと答え、また94%が食料品購入費用が増加していると答えた。フードバンクなどへの現金寄付は今年第1四半期(1〜3月)は1億700万ドルで、昨年同期の1億5100万ドルの3分の2までに減少している。 

 記録的な物価高が続いているが、失業率は下がり、賃金は上昇している。賃金が上がったため、低所得者のための食料費援助であるSNAP(フードスタンプ)を受けられないことから、フードパントリーなどに頼る人も増えているという。

バブルの道のりって山あり谷ありだねー

 マンハッタンの6番街32丁目と33丁目に出現した巨大な芋虫? 実は風船でできた迷路ゲーム。中はトンネルになっていて、ロッククライミングやジェットコースター並みの滑り台が楽しめる。出るまでに大人でも30分以上かかる。入場料20ドル。バブルの中の道のりは、山あり谷ありでなんだか人生そのもの。(13日昼、写真・三浦良一)

CDCが新たな指針、濃厚接触者の隔離不要

 米疾病対策センター(CDC)は11日、新型コロナウイルスに関し、濃厚接触者に対しての隔離を不要とする新たなガイドラインを発表した。

 今後の学校やデイケア施設における感染者への隔離や、登校のための陰性証明を求めることは推奨せず、学校で児童の感染リスクを減らすための集団隔離の推奨も撤廃される。

 また、ワクチンの接種有無にかかわらず感染者と接触した人の隔離を不要とし、最後に接触してから5日間空けて検査を受け、10日間は高性能のマスクを着用するよう変更した。

 検査で陽性が確認された人は少なくとも5日間の隔離を推奨し、症状があるものの検査結果が出ていない人は結果が出るまでは隔離を求めている。

 今回の変更についてCDCは「ワクチンや治療法など、重症化を防ぐ手段はいくつもあり、リスクは大幅に減少している。パンデミックはまだ終わっていないが、新型コロナによって日常生活が大きく混乱することがないよう、今回の変更を行った」とした。

NY日本人美術家協会、50周年記念展覧会開催へ

 ニューヨーク日本人美術家協会(JAANY、松田常葉会長)の創立50周年記念展覧会が9月1日(木)からマンハッタンの天理文化協会(西13丁目43番地A/5番街と6番街の間、電話212・645・2800)で開催される。

 同協会は、1972年に、名誉会長である故飯塚国雄氏が仲間の日本人アーティストたちとニューヨークで設立した当地で最も古い日本人美術家の運営による非営利団体。これまで、展覧会での芸術作品の展示、アートを通じた日米間の文化交流、米国で活動する日本人アーティストの支援活動を行っている。

 出品者は、阿井次郎、青木壽子、青柳愛子、愛子Cascio、藤原未佳子、古川文香レオナート、佳奈ヘンデル、林幸江、平之内美穂、石田純一郎、柏木文子、Mi JungKim、越光桂子、松田常葉、三浦良一、長倉一美、小野田昌子、ロス郁子、シモン千加子、竹下宏、渡嘉敷亨、山本かりん、YUKAKO、遊真あつこの現会員と一昨年亡くなった名誉会長の飯塚国雄の25人。同展での優秀作品2点には「マックス・ブレッチャーJR賞」ならびに「末村敬三賞」の2賞が贈られる。オープニングレセプションは2日(金)午後6時から8時まで。期間中展示作品は購入が可能だが、出展作家による200ドル以下の買い求めやすいチャリティー小作品の展示・販売コーナーも会場に設けられる。会期は15日(木)まで。開廊時間は月〜木が正午から午後6時まで、土曜が正午から午後3時まで。金曜、日曜、レイバーデー(9月5日の月曜)は休館。但し2日(金)はレセプション時間帯のみオープン。

軍事政権に反対

NY在住のミャンマー人
募金昼食会開く

PDF(国民統一政府(NUG)」の自衛組織「国民防衛隊(PDF)」のTシャツなどを販売するオードリーさん

 ニューヨーク市一帯のビルマ(ミャンマー)人500人余りが6日、クイーンズ区のセント・ ジェームズ ・エピスコパル教会で募金昼食会を催した。

 ボランティアが腕をふるってモヒンガーやシャンヌードルなど、さまざまなビルマ料理を持ち寄り、販売収入は募金となって本国で軍事政権と戦う民主主義支持者の基金となる。NY市には2021年2月のクーデター以降に設立された主な募金運動機関が4団体あり、年間4〜5回同様な募金運動が行われるが、今回はSMS (Spring Myanmar Society)とH2B(Helping Hands for Burma) が主催した。 

 「ミャンマー国軍のクーデターで、それまでの軍事政権から民主主義へと国民の圧倒的な支持を得て民主主義に第一歩を踏み出したアウンサンスーチー氏とNDL(国民民主連盟)の幹部を国軍が追放し、拘束した」と説明するビルマ人たちは募金を国軍と戦う民主主義支持者に送金をする。

ミャンマー国ではクーデターを起こした国軍が予想以上に一般国民の抵抗をもたらしていると最近のAP通信やニューヨーク・タイムズ紙などが報道している。 

向かって左から:トゥン・トゥン さんSMS (Spring Myanmar Society), トゥレイン・ウィンタットさん (H2B; Helping Hands for Burma), ネイ・T・ミンさん (NYCBC), ゾー・M・テイン さん(H2B)

 NY市ビルマ人コミュニティ(NYCBC)の会長であるネイ・T・ミンさんは、「ニューヨークの一般市民にミャンマーの実情を知ってもらい、投獄されているアウンサンスーチー氏やNDLの幹部を支持する新興のCRPH(連邦議会代表委員会)とNUG(国民統一 政府」を承認してもらいたいと訴える。

 また、匿名希望の参加者は「NY市一帯では(約1万人と想定される)ビルマ人人口の約 70%から 80%がNUGとCRPHを支持しており、 クーデター以後の入米者を含めればもっと多くの支持率となる。8月のNLDメンバー4人の処刑は遺憾なことだったが、我々はその怒りを肯定的なエネルギーに換えて軍事政権と戦っていく。軍当局を打倒するのは非常に難しく、時間がかかるが、辛抱強く努力を続けていく」と語った。(ワインスタイン今井絹江、写真も)