世界の在留邦人とも連携
邦人医療支援ネットワーク
JAMSNET WORLD
「邦人医療支援ネットワーク(Japanese Medical Support Network)」、通称ジャムズネット=JAMSNETは、2006年に在留邦人の心身の健康と生活の支援を目的に、心理分野・福祉・医療の団体と専門家が中心となり、これに在ニューヨーク日本国総領事館(以下:総領事館)が側面支援することで設立された。そのきっかけは、2001年9月11日マンハッタンで起きた同時多発テロ事件だった。当時、NYには医療や福祉、教育、心理などの分野で邦人コミュニティーを支援するボランティア団体が多数存在していたが、団体間相互の連携した活動はしていなかった。そこで、2005年に、当時総領事館仲本光一医務官と日本人医師会会長に就任したコロンビア大学教授、本間俊一医師の協同発案のもと、米国日本人医師会を中心に既存の20団体が参加して団体を結成し、直ちにNY州政府から非営利法人NPOの認可を受けて、2006年1月12日に第1回定例会議をNY総領事館において開催した。
その後、JAMSNETは日本、カナダ、ドイツ、スイス、オーストラリア、アジア各地域へと活動の幅が広がり、2021年4月からはNYで創設されたジャムズネットの名義をNYにおいては“JAMSNET-USA”と通称名を変更。JAMSNET-USAはニューヨーク日系人会(JAA)、米国日本人医師会(JMSA)、邦人児童の教育、発達、適応に関する問題に対応するニューヨーク日本人教育審議会・教育相談室、日系コミュ二ティーの駆け込み寺の名で地域に密着する日米ソーシャルサービス(JASSI)、NY州におけるメンタルヘルス分野での唯一の公認医療クリニック、日米カウンセリング・センター(Hamilton-Madison House)、障害児とその家族に寄り添う「APPLE TIME」、DV被害などの問題に特化する「WOMANKIND」、子育て支援「NYすくすく会」などNY近郊の団体のみならず、現在はサンフランシスコで邦人の心のケアをサポートする「日米ケア」、テキサスで全米、また世界からのアジア人DV被害者を支援する「AADA」、ニューイングランド地方で邦人の生活を支える「JBLine」など、米国各地で活動する27のNPO団体が参加し、在留邦人の日常的な生活サポートや情報提供に努めている。
また現在はJAMSNET関連ネットワークとしてJAMSNETワールド・メンタルヘルスネットワーク、JAMSNET高齢者支援ネットワークなどが始動している。在留邦人が世界のどこにいてもJAMSNET-Worldのネットワークのもとでメンタルヘルスの連携サポートが受けられるシステムを構築した。「JAMSNET高齢者支援ネットワーク」は、2021年JAMSNETカナダ傅法清代表を中心に、在留邦人の高齢化に伴うさまざまな問題に世界各地と繋がり、情報交換をしながらサポートができる 体制の構築を目指して発足。NYはもとより、北米各地、さらに世界の各地域で邦人の心身の健康、生活支援の役に立てるよう、今後も一丸となって邁進していく決意だ。
相談・問い合わせはEメール[email protected]まで。JAMSNET-USAウェブサイトはhttps://jamsnet.org/邦人支援ネットワーク(ジャムズネット)
JAMSNET USA
代表 本間 俊一
特別顧問 加納 良雄
(写真上)JAMSNET世界大会に集まった本間代表(中央)、NY総領事・片平大使(左)、加納特別顧問(右)ら医療支援団体代表者たち(写真・三浦良一)

