家庭内暴力や性被害悩まずに相談を
ウーマンカインド


1982年に創設されたWomankind(旧名称:ニューヨークアジア人女性センター)は、ドメスティック・バイオレンスに遭ったアジア系移民被害者らに彼らの母国語で支援を提供することを目的に作られた非営利団体で、43年経った今ではドメスティック・バイオレンスに限らず、性犯罪や人身取引の被害者などのジェンダーに基づく暴力(Gender Based Violence:社会的・文化的に構築 された性別役割に起因する構造的な暴力)被害者全般に支援を提供しています。
サービスは24時間年中無休のヘルプラインに始まり、DV緊急避難シェルター、カウンセリングや法的支援、公的扶助申請や就労支援、裁判所や警察署への同行支援など、年齢や居住地に関わらず、支援を受けることが可能です。「自分の状況がDVに当てはまるか分からない」と思われる方はまずヘルプラインまでお問い合わせください。サービスは一切無料。「Japaneseプリーズ」と言っていただければ通訳が付きますので安心してご相談していただけます。
昨今、違法逮捕、大量拘束、強制送還などの人権侵害が大きくメディアで取り沙汰され、一般市民の間では不安が蔓延していますが、「情勢が落ち着くまで支援を受けるのは待とう」と思わずに、まずは一度Womankindにご相談ください。相談して初めて見えてくる選択肢もありますし、何よりも話すことで孤独感を払拭することができるはずです。お一人で状況を解決する必要はありません。どのようなステップを踏むことが最適か一緒に考えませんか。お気軽にご連絡ください。
日系社会へのアドバイス=案ずるより産むが易し。ご自身の状況ばかりか、周りまで不穏感が立ち込めていると、物事をどんどんと悪い方にばかり考えてしまいがちです。過去に被害者の方から、「最初の一歩が何年も踏み出せなかった。でも踏み出したらそのあとはとんとん拍子で物事が進んだ。今苦しんでいる人にぜひ、『勇気を出して踏み出して。必ず状況が好転するから!』と伝えたい」と言われたのを今でも覚えています。一人で苦しまず、私たちに支援の機会を与えてください。(永尾香織、Manager, Queens Community Office)

