能登半島支援コンサート4月12日 半﨑美子と風の環少年少女合唱団

 「半﨑美子 with 風の環少年少女合唱団 〜能登半島支援コンサート〜 in NY」が、4月12日(土)午後6時からAll Angels’ Church(西80丁目251番地) で開催される。日本各地の被災地を巡り歌を届けてきた半﨑美子と、日本の童謡や唱歌を大切に歌い繋ぎ、各地の復興支援コンサートでも歌声を届けてきた「風の環少年少女合唱団」によるコラボレーション。

 半﨑は、NHKみんなのうた「お弁当ばこのうた〜あなたへのお手紙」や「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」「母へ」など、人々の生活に根ざした歌を書き続け、「情熱大陸」やさまざまなメディアで取り上げられているシンガーソングライター。長年の夢が叶い、小学5年生音楽の教科書に「地球へ」が掲載され、全国の小学校を巡り「地球へ」の特別授業を行っている。

 初のニューヨーク公演は、童謡やわらべ歌、愛唱歌等伝統的な日本の歌から文化や習慣、四季を感じる日本語を歌い継ぎたいという思いから生まれた風の環少年少女合唱団と共演する。昨年もたびたび能登を訪れ、現地で交流を続けてきた半﨑は能登の小学校で児童たちと一緒に歌った「地球へ」を風の環少年少女合唱団と歌い、思いを分かち合いたいと話す。風の環少年少女合唱団も「能登の翼」などの歌唱を予定。

 入場無料だが要事前申し込み。希望者は氏名・人数を明記しEメール[email protected]まで申し込む。詳細は半崎さんの公式サイトhttps://www.hanzakiyoshiko.com/を参照する。

週刊やさしいにほんご生活「お弁当」、猫に小判


 この連載は、日本語を勉強している人を読者対象としたコーナーです。日本文化やマナー、タイムリーな日本に関する話題などを簡単な日本語で毎月第3週号に掲載します。アメリカ人の友人などにご案内ください。また、漢字をまだ習っていないお子様にとっても社会を知り、漢字に接するよい機会になります。


「お弁当」

 アメリカにもLunch Boxの文化がありますが、日本の「お弁当」は少し違います。

 日本のお弁当は、ご飯やおかずを栄養バランスや色どりを考えてお弁当箱に詰めるのが特徴です。最近は「O-bento」として海外でも知られるようになりました。

 特に「幕の内弁当」は有名で、ご飯のほかに唐揚げや野菜、お漬け物などが仕切りのあるお弁当箱に詰められています。

 お弁当を食べるときは、ご飯を左前に置き、ふたは内側を上にして、箱の向こう側に置きます。

 また、ご飯を一口食べてから、おかずを食べるのが日本流のマナーです。

(長久保美奈、マナー講師)

わくわくことわざ(7)
文とイラスト 平田恵子

猫に小判


 いくら値打ちがあるものでも、その価値がわからない人には無駄であるというたとえ。小判とは、日本の江戸時代(17〜19世紀)に使われた金貨の一種です。猫に金貨を与えても、お金の使い方を知らないため、猫には役に立たない状況を物語っています。「そんなよいものをあげても、意味がない」というシーンで使います。人から何かを差し出されて自分には価値がわからないとき「私には、猫に小判です」など穏やかに断るときなどにも使えます。

《言葉の意味(ことばのいみ)》

・おかず(おかず) side dish

・お弁当箱(おべんとうばこ) bento box

・お漬け物(おつけもの) pickled vegetables

・蓋(ふた) lid

・金貨(きんか)  gold coin  

・「猫に小判」(ねこにこばん)と同じ意味の英語のことわざ like casting pearls before swine tusk

本間俊一氏が叙勲 大使公邸で伝達式

 本間俊一氏(70、元米国日本人医師会会長、邦人医療ネットワーク代表)への叙勲(瑞宝中綬章)伝達式が6日夕、在ニューヨーク日本国総領事・大使公邸にて実施された。

 式典では北米伊藤園の本庄洋介社長が祝辞を述べた。本間氏は日本で天皇陛下からすでに叙勲しているが、活動拠点がニューヨークのため、ニューヨーク総領事が改めて伝達式と祝賀レセプションを開催し、披露した。多くの医療関係者がお祝いに参列した。

 本間氏は、当地において邦人医療ネットワーク(JAMSNET)代表、ニューヨーク歴史評議会会長、また米国日本人医師会元会長として、リーダーシップを発揮し、日本人および日系人コミュニティへ積極的に貢献。また、コロンビア大学医学部教授として、多くの日本人研究者や留学生に対する教育を通じ、日本の医学界に多大な貢献をしたことが功績として評価された。

 本間氏は和歌山県で生まれ、中学生の時に家族と共に来米し、ブロンクスサイエンス高校に進学後、ダートマス大学医学部を卒業しコロンビア大学医学部教授に就任。医学の道に進むきっかけは野口英世の世界への貢献に感動したことで、後年ニューヨークのブロンクスのウッドローン墓地にある野口英世の墓を手入れする活動に主導的な役割を果たした。米国日本人医師会が創設されたあと、2011年の東日本大震災ではニューヨークから日系医師団の派遣などにも中心的に関わった。 

 また、東海岸には岩倉使節団以降近代日本人の歴史を総合的に記録保存するシステムがなかったことに着目し、ニューヨーク日本総領事館の発案で設立された日系デジタルミュージアム(オンライン)の初代発起人代表としても当地日系社会に貢献している。

 本間氏は「今まで経験したこと、習ったことを次のネットワークに繋げていくことが大事だ。若い人たちは、視野を広め、何か自分が世界のためにできることを考えてもらいたい。それが一番自分の幸せになると思います」と語った。

(写真)森大使から叙勲伝達される本間氏(左)

 

「めぐみへの誓い」NYで上映 4月6日JAAで

拉致被害者と家族
苦悩と闘いを描く

 NPO法人拉致問題映画海外上映実行委員会(通称Mプロジェクト)は4月6日(日)午後1時30分から、JAA主催サクラヘルスフェアのプログラムの一環として拉致問題映画『めぐみへの誓い』(原作・脚本・監督:野伏 翔)を上映する。同作は、13歳の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを中心に、拉致被害者とその家族の苦悩と闘いを描いたドラマ。

 新潟県の中学校に通うめぐみは部活からの帰り道に拉致され、北朝鮮へと連れて行かれる。朝鮮語を覚えたら帰国できるという言葉を信じて必死に勉強するめぐみだったが、18歳になった時、その約束が嘘であったことを知り、絶望のあまり精神に破綻をきたしてしまう。一方、日本に幼い子どもたちを残して拉致された22歳の田口八重子は、若い工作員キム・ヒョンヒの日本人化教育の教師となり、姉妹のように心を通わせていく。しかしキム・ヒョンヒは、大韓航空機爆破事件の実行犯となる。日本では、めぐみの両親とその支援者たちが必死の署名活動を続けていた。出演は、菜月、原田大二郎、石村とも子、大鶴義丹、小松政夫、仁支川峰子、坂上梨々愛、安座間美優、小林麗菜。

NY上映にあたってのコメント(特定非営利活動法人 拉致問題映画海外上映実行委員会 理事長 山下政治氏)「この映画はこれまでに米国で7回、ヨーロッパでもドイツ、チェコ、イギリス、ポーランドにて7回の上映会をしています。世界中の人にこの映画を観ていただき北朝鮮による日本人拉致事件があった事実を知らしめ、世界からの世論の喚起を促し拉致問題の解決の糸口になれば、という思いで活動しています。米国最大都市のNYでの上映会には大きな期待をしています」。

住民の3分の2がアジア系の街、フラッシング

DEEPなQUEENS2

 クイーンズ区フラッシングは、NY市内で最も大きい中華街があり、目抜き通りの交差点はNY市で3番目の賑わいのある、住民の3分の2がアジア系の街。このエネルギー溢れる街の知っているようで知らない一面をご紹介します。

 ここはかつて、米国で宗教の自由が誕生し、奴隷解放活動にも深く関係があった場所。宗教の自由にはクエーカー教徒の存在が大きくありました。当時の指導者であったジョン・ボウン(Bowne)は、植民地総督スタイヴァサントの意に反し、クエーカー教徒集会を開き逮捕されました。この逮捕がのちに、植民地そして米国での宗教の自由を得る事に繋がったそうです。

また、ボウンの子孫は、「アンダーグラウンド・レイルロード」と言われた北部への奴隷亡命を手伝う秘密組織活動や奴隷制度廃止運動に尽力したそうです。

 さらに、後々の社会に功績を残した人々の足跡もあります。逃亡奴隷の息子ルイス・ラティマは独学で製図者そして発明家となり、電話のベルやエジソンと働いた人。また、造園家サミュエル・ボウン・パーソンズは、日本の紅葉をはじめ米国に数百の植物を紹介した人です。

 加えて、街には21の歴史的建築物を巡る「フラッシング・フリーダム・マイル」と呼ばれる散策コースがあります。クィーンズで一番古い建築物のボウンの家、NY市で最も古い礼拝所のクエーカー集会所、NY市で一番古い公立のフラッシング高校などが含まれています。街外れにある見事なヒンズー教寺院は米国で2番目に古く、街は古い建物づくしです。

 かつて、宗教の自由、奴隷の自由を目指したフラッシング。現在も多数の宗教施設を有し、中華街だけではない奥深い魅力がある街です。

 プロフィール 兵庫県明石市出身、ウエストチェスター在住。週末、街歩きグループと共に、未知なるNY市内を元気に探索中。ブログ「見タイ知りタイ!行った気になる歴史と散策」を主宰 https://kkykm-m.com/

日本文化と美意識と親切に感謝 テオナさん

ONE STORY  AWARD NYアンバサダー 

 昨年5月に美と平和をテーマにした祭典「ONE STORY AWARD 2024 NY」大会でアンバサダーに選出されたテオナ・ビラスベリさん(27)が国際交流プログラムの一環としてパレスホテル東京で2月に開催されたジャパン・アワードにゲスト招待され、1週間の日本体験をしてニューヨークに帰ってきた。

 「今回、日本へ初めて行き、関係者の皆さんに本当によくしていただき、私のこれからの人生にニッポンという大きな文化の存在がしっかりと胸に刻まれました。日本について最も驚いたことは、伝統と文化が日常生活に深く浸透していること。そして何よりも驚いたのは目にした日本人の人々でした。規律正しく、仕事熱心で、優雅さと正確さを備えた立ち居振る舞い。すべてが整然としており、人混みにもかかわらず、静寂が漂い、瞑想的な雰囲気さえ感じられ、それは私にとって信じられないような体験でした」と話す。

 テオナさんは13年前に家族と共に東欧のジョージアから来米し、NY市工科大学(ブルックリン)で生物科学を学んだ。母親や叔母も医師だったことから、自分も自然と生物科学の道を選んだが、NYに来てからは、若いうちにファッションモデルの世界も見てみたいとモデルに挑戦し、2023年にドバイで開催されたグローバル・ファッションの卓越性と功績を称えるグラミー賞(インターナショナル・トップモデル部門)を受賞、2024年にはミス・グランド・ジョージア 2024、現在はミス・グランド・セントラルニューヨーク2025のタイトルを持ち、今年夏に開催されるミスUSAのNY代表として出場するなどNYを中心にトップモデルとして活躍している。 「日本の皆様にお礼を申し上げたいです。今回は、美しい文化を持つ日本に私を受け入れてくださり、ありがとうございます。皆さんの親切さ、伝統、生き方は、私にとって忘れられない思い出です。また近いうちに日本に行き、さらに素晴らしい体験をしたいと思います」と話した。(三浦良一記者、写真は本人提供)

小津安二郎監督「早春」 3月28日にJ Sで上映

  ジャパン・ソサエティーは28日(金)午後7時から小津安二郎監督の「早春」(1956年)を上映する。35ミリクラシック映画のためのジョン・アンド・ミヨコ・デイヴィー基金の支援を受けて実施される。

 朝の通勤時間、電車やバス路線に集まる活気あふれるサラリーマンたちの白いシャツの群れで始まる小津の『東京物語』の続編は、戦後の東京で、若いサラリーマンが大人になることへの幻滅を経験する様子を描いている。情熱のない結婚生活と単調な事務仕事に飽き飽きしていたサラリーマンの庄司(池辺朗)は、大きな目から「金魚」というあだ名で呼ばれる活発な同僚の女性(岸恵子)と関係を持ち、それがきっかけで短いながらも重大な結果をもたらす関係が始まる。若い観客をターゲットにした小津の青春ドラマは、仕事と私生活におけるさまざまなもつれを検証し、大人としての意欲が薄れ、人生の多くの譲歩や後悔へと姿を変えていく様子を描いている。戦友、職場仲間、家族など、重なり合う社会的なつながりの罠を通して、小津の最長作は、戦後の結婚、成功、不倫に対する姿勢を探っている。このホワイトカラーの生活の考察を通して、小津は「そのような人生の哀愁」を描きたいと主張した。入場料は会員8ドル、一般16ドル。シニア、学生、身体障害者は14ドル。チケットはhttps://japansociety.org/events/early-spring/

編集後記

【編集後記】


 みなさん、こんにちは。先週の今日から1週間。まあ、当たり前ですが、なんだか時間が経つのが最近早いです。小学校1年生の時から高校2年生までの10年間の間には、小学校時代の思い出、鉄腕アトムやあしたのジョー、読んだ漫画の主人公たちの顔とテレビアニメの声、主題歌の数々、中学にあがるとバスケットの部活動や文化祭、ボーイスカウトの体験、高校進学ではラグビーにあけ暮れた青春時代となんとバラエティに飛んだ10年だったことか。それと比べ、大学を出てからいままでの40年以上の年月は少年時代、青年時代の10年よりも極端に短く感じます。断片的には思い出せますが、まさにあっという間です。生まれた子供の子育てにあくせくして滅私奉公していた日々も束の間、子供たちもそれぞれ帰国して日本で家庭を持って30過ぎになっていて、NYに来た頃の自分よりすでに年上になっているという現実。こちらで企業パーティーに顔を出せば、かつては年上ばかりだった日系企業の駐在達は現地責任者を含めて今は全員が年下です。全然、自分の年のことを考えないで生きてこられた自分はある意味、恵まれた環境にいたのではないかとも思います。人並みの人生を諦めたときに、神様が何かをくれたのかもしれません。今週号は週刊NY生活の998号。あと2回で1000号になります。21年間休まずに毎週ずっと出し続けて来れたのは、読んでいただいている読者の皆様と広告を出していただいているスポンサーの皆様のおかげです。あっという間の21年だったように思います。ここが分岐点だとしたら、21年後は私は90歳になってますからね、生きていたらまだ懲りずに新聞出しているかもしれません細々と。もし、その時に新聞を手にする機会があったなら、新聞に印刷されている住所を確認してください。今のオフィスの場所とは違うとは思いますが、どうぞ編集部に訪ねて来てください。「週刊NY生活」という看板のついたドアをノックして、半分開いているドアを押して中に入ってみてください。ガランとした何もない部屋の窓のそばの小さな机で原稿を書いている私がいます。あまり時間は取れませんが、お茶くらい飲んでいってください。そんな光景が将来の理想形だと思っています。それでは、みなさんよい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)

【今週の紙面の主なニュース】(2025年3月8日号)

(1)大統領執務室で異例の口論決裂 米メディアはこう見る

(2)クオモ前NY州知事 NY市長選に出馬

(3)沈黙は金? いやいや・・・

(4)アポロアマチュアナイトジャパン

(5)不安定化始まる、日本の政治状況の問題点

(6)加害者にならないために 外務省が在留邦人に注意喚起

(7)津田先生さようなら NYの教え子ら最後のお別れ

(8)バンダイナムコ ジャパンビレッジに開店

(9)40+  都会で紡がれる愛と人生の物語

(10)頑張れる自分に自信持って  元祖ビリギャル 小林さやかさん

大統領執務室で異例の口論決裂 米メディアはこう見る 

トランプ、ゼレンスキー会談

 トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は2月28日にホワイトハウスで会談。ロシアとの戦争終結に向けた和平交渉を巡り、ゼレンスキー氏は不満を表明、トランプ氏は支援してきた米国に対し「無礼だ」と非難、報道陣の前で激しい口論を繰り広げる異例の展開となり決裂した。予定されていたウクライナの鉱物資源の共同開発に関する合意は見送られた。昼食会も共同記者会見も中止となり、追い出されるようにしてゼレンスキー氏はホワイトハウスを後にした。

 テレビカメラも入り記者を前にしての米大統領と外国首脳との前代未聞の決裂に米メディア各社は驚きをもって報じた。ニューヨーク・タイムズ28日付は「トランプ大統領、ホワイトハウスでゼレンスキー氏を激しい応酬で非難」との見出しで報じた。トランプ氏がゼレンスキー氏に対し「第3次世界大戦に賭けている」と述べたことなど会見を事細かく報じ、「記憶に残る限り、大統領執務室でカメラの前で訪問中の外国指導者をこれほど激しく非難した大統領は他にいない」とした。

 同紙は、会談前に共和党のリンゼー・グラム上院議員がウクライナ支援を支持する超党派議員団の一員として「餌には乗らないこと。メディアや他に誰からもトランプ大統領との口論に巻き込まれないこと」とゼレンスキー氏に助言していたことも報じた。「タカ派でロシアに対抗するウクライナの強力な支持者だったグラム氏とマルコ・ルビオ国務長官がトランプ大統領と副大統領を支持したことは、共和党がいかにトランプ大統領に従っているかを示すものだ」と書いている。

 ウォール・ストリート・ジャーナル28日付は「トランプ・ゼレンスキー会談が崩壊、平和への希望を脅かす」との見出しで報じた。「通常は密室で行われる意見の相違がメディアの前で明らかになり、議論の雰囲気は不和に変わった」とし、「トランプ政権が今後数か月間にキエフにどの程度の軍事的、政治的支援を提供する用意があるのかは不明瞭になった」と踏み込んだ。   

首脳会談決裂 米紙の論調

会談の模様を伝える3月1日付NYタイムズ紙

 ワシントン・ポスト2月28日付は「対立的な会談が米国のウクライナ支援を脅かす」との見出しで会見を詳細に報じた。「ゼレンスキー氏とトランプ氏の新たな関係を示すものとして会談は計画され、双方が楽観的な見通しを示していたことを考えるとこの展開は意外なものだった」としている。グラム上院議員から「餌に乗らないように」と釘を刺されていたことに関連し「ゼレンスキー氏がどうして罠にはまったのか理解できない」という西側の上級外交官の声を伝えている。

 同紙は3月2日付でコラムニストのマーク・ティーセン氏の「ゼレンスキー氏の頑固さはウクライナに大きな打撃を与えた」とするオピニオン記事を掲載、「トランプ大統領との関係を修復するか辞任するかの選択を迫られている」としている。ティーセン氏はジョージ・W・ブッシュ大統領の元シニア・スピーチライターで現在はアメリカン・エンタープライズ研究所の研究員。会談前日、「鉱物資源取引はある意味で和平協定よりも重要だ。それが実行されればロシアは事実上戦争に負けたことになる」と同紙27日付で指摘していた。

 決裂会談直前の2月26日から28日にCBSニュースとユーガブが実施した世論調査では米国民の52%がウクライナを支持し、44%がどちら側も支持しない、4%がロシアを支持すると答えている。 

クオモ前NY州知事 NY市長選に出馬表明

 ニューヨーク州の前知事のアンドリュー・クオモ氏(民主党、67)=写真(Photo:wikipedia.org/wiki)=が1日、ニューヨーク市長選への立候補を表明、6月24日の市長選の民主党予備選に向けた指名争いに加わった。

 クオモ氏は動画で、貧困や犯罪など市が直面する課題を指摘し、「民主党指導部は失敗した」と批判、「ニューヨーク市を建て直し、私たちの街を救うための大胆な行動計画を開始する必要がある」と述べた。民主党が強いニューヨーク市は民主党予備選の勝利者が市長になる公算が大きい。

 クオモ氏の出馬により、市長選の構図は大きく変わる。今年2月のエマーソン大学の世論調査ではでクオモ氏の支持率は33%と、現職エリック・アダムス市長(民主党、64)の10%、スコット・ストリンガー前市会計監査官(民主党、64)の8%、ブラッド・ランダー市会計監査官(民主党、55)の6%などを大きく引き離している。

 再選を狙う現職のエリック・アダムス市長(民主党、64)は汚職疑惑の渦中にあり、市の高官が相次いで辞任するなど市政は混乱。加えて移民対策でトランプ政権に協力する見返りに、汚職事件での起訴を取り下げるよう求めたとして激しく批判されている。

 クオモ氏は2011年から州知事を務め、新型コロナウイルス対策などで指導力を発揮し、大統領候補の声も出るほど人気があった。しかし21年8月、レティシア・ジェームズ州司法長官(民主党)が女性11人に対するクオモ氏のセクハラ行為を認定する報告書を発表、バイデン大統領(当時)からも辞任を求める声が出て、知事辞任に追い込まれた。

沈黙は金? いやいや・・・

 人差し指を口に当て、一見「シーッ」と言っているように見える仕草、実はそうではなくタイトルは「Listen」「よーく聞きなさい」だ。「いいですか?大事な要点はここですよ」と指を立たせているのだ。よく見ると指先が唇の上ではなく鼻の先にある。

 作家ジム・レナートは1958年に生まれ、ネバダ州ラスベガスとユタ州ソルトレイクシティで育った。ビジネス界で10年間苦労を重ねた後、レナートは自身の芸術的ビジョンを追求したいという思いに駆られ、1990年に彫刻家としてのキャリアをスタートさせた。 

 

 93年からニューヨーク市内のギャラリーでの展示を始め、それ以来、高い評価を得ている。作品は記念碑的公共展示「THINK BIG」から。

 (マンハッタンの6番街55丁目で、写真・三浦良一)