ワシントンDCとNYを訪問
世界と故郷の架け橋に
新潟県南魚沼市の中学生と高校生を合わせた16人がワシントンDCとニューヨークを訪問し、ホームステイなども含め7月29日から8月4日まで来米する。市が主催する「南魚沼市中学生海外派遣事業」の一環で来米するもので今年で3回目。一行には岡村秀康南魚沼市教育長はじめ、市教育委員会職員が同行する。
生徒たちは、ワシントンDCでホワイトハウスやリンカーン記念堂、アーリントン墓地、スミソニアン国立自然博物館などを見学する。またアメリカン大学を訪問して学校生活などを日本人留学生から話を聞く。
ニューヨークでは山﨑国連大使とNY総領事の森大使を表敬訪問して両大使から海外における日本の立場や日本人の役割などについて直接話を聞く機会が設けられている。滞在中は、同時多発テロの現場に作られた9・11メモリアル博物館を見学するほか、ニューヨーク新潟県人会が迎えるホストファミリー宅に宿泊し、海外で生活する同郷の先輩たちとも交流する。主催する南魚沼市では、選抜は成績評価だけで決めるのではなく、一生懸命努力をしている子や、芸術やスポーツに熱心な子などさまざまな観点から市教育委員会が選んだという。
この新潟県の生徒たちをアメリカに招くきっかけとなったのは、ニューヨーク新潟県人会の現名誉会長で南魚沼市出身の大坪賢次さん(不動産会社社長)の発案からだ。大坪会長の妻、理恵さん(故人)が生前、パンデミック前から「故郷が発展するには人材の育成が大切で、それにはまだ進路を決めていない中学生の時が良いと思う」と言っていた言葉を叶えたいと「中学生をアメリカに招いて、政治の中心地のワシントンDCと経済・文化あらゆる面で世界最高の地であるニューヨークを見せてあげたい」とニューヨークから故郷新潟に何度も足を運んだ熱意が南魚沼市の林茂男市長に伝わり、市が全面協力して実現に漕ぎ着けたものだ。
そういう事情で「南魚沼市中学生海外派遣事業」と銘打った市の事業は、3回目となる今回も中学生12人に加え、高校生4人を派遣生として選考した。大坪さんは「今後も南魚沼の生徒たちが世界に目を向ける機会を提供し、新潟の発展に貢献してくれるような人材が育つよう応援していきたい」と話している。
南魚沼市からの参加学校名と生徒名は次の通り。(敬称略)。
〈中学生〉井上聡太郎(大和中学)、髙野真歩(大和中学)、上村愛莉(八海中学)、並木あかり(八海中学)、久保田在希(六日町中学)、小林春斗(六日町中学)、石井真都(塩沢中学)、小野塚真央(塩沢中学)、貝瀬滉介(塩沢中学)、石田会(附属長岡中学)、関詩音(附属長岡中学)、樋口大駕(附属長岡中学)、〈高校生〉石田由唯(国際情報高校)、小泉舞桜(十日町高校)、志田亜呼(長岡高校)、塚本佳史(長岡大手高校)以上16人。

