日本語(にほんご)の敬語(けいご)は3種類(しゅるい)あります・実るほど頭を垂れる稲穂かな

日本語(にほんご)の敬語(けいご)は3種類(しゅるい)あります

 敬語(けいご)は相手(あいて)を敬(うやま)う気持(きも)ちを伝(つた)える日本語(にほんご)の大切(たいせつ)な言葉(ことば)づかいです。大(おお)きく分(わ)けて3つの種類(しゅるい)があり、例(れい)「食(た)べる」→相手(あいて)が主語(しゅご)だと○○さんは今朝(けさ)何(なに)を召(め)し上(あが)りましたか?(尊敬語(そんけいご))、 自分(じぶん)が主語(しゅご)だと 今朝(けさ)パンを戴(いただ)きました(謙譲語(けんじょうご))です。また、丁寧語(ていねいご)は私(わたし)の名前(なまえ)は○○だ。→「〜です/ございます」のように語尾(ごび)を丁寧(ていねい)にすることで、美化語(びかご)も含(ふく)みます。(例(れい):金(かね)→お金(かね)、挨拶(あいさつ)→ご挨拶(あいさつ))などです。

(長久保美奈、マナー講師)



(2)  実るほど頭を垂れる稲穂かな

 (みのるほどこうべをたれるいなほかな)

 収穫前(しゅうかくまえ)には稲穂(いなほ)は豊(ゆた)かになって重(おも)くなり、頭(こうべ=あたま)がたれるように下(さ)がってきます。この様子(ようす)を、人間(にんげん)も学(まな)びや経験(けいけん)がそなわり心(こころ)が豊(ゆた)かなるほど謙虚(けんきょ)になることの例(たと)えとしています。謙虚(けんきょ)は、思(おも)いやりや礼(れい)につながる人徳(じんとく)の一(ひと)つ。地位(ちい)や権力(けんりょく)があるのに、偉(えら)ぶらず、誰(だれ)に対(たい)してもやさしく接(せっ)する人(ひと)をほめるときに使(つか)います。日本(にほん)では稲作文化(いなさくぶんか)の歴史(れきし)が長(なが)く、英語(えいご)では「Rice」ですが、植物名(しょくぶつめい)は「稲」(いね)、稲穂(いなほ)に詰(つ)まった実(み)は「米」(こめ)、米(こめ)を炊(た)けば「ご飯(はん)」と名前(なまえ)を使(つか)い分(わ)けています。(絵と文 平田恵子)

ジェイウォークが合法に、違反者の人種偏りに言及

NY市長署名で正式発効へ


 ニューヨーク市議会は9月30日、信号無視をして横断歩道を渡る行為、いわゆるジェイウォーキングを違反とはみなさない法案を可決した。NY市では、交通規則を無視して道路を横断する行為は違法で、1回毎に罰金250ドルが課せられる。しかしNY市当局に違反者として記録されている多くは黒人やラテン系で、同法案を提出したメルセデス・ナルシス同市議会議員は「市民のほとんどが信号無視をしている一方、違反者の人種が偏っている不均衡を指摘する」と会見で語った。同法案はエリック・アダムス同市長の承認後、執行となる。

(写真)赤信号でも交差点を渡る人々(マンハッタンで)

JETプログラム参加者が帰国

日本クラブで歓迎レセプション

 日本クラブで10日、JETプログラムに参加して帰国した人のための歓迎レセプションが開催された。同プログラムは今年で37年目を迎える外国青年招致事業で、主に外国語指導助手として全国各地の小中学校や高等学校などでの英語指導や、自治体などでの国際交流活動を1年から5年経験。NY総領事の森美樹夫大使、自治体国際化協会の松井裕明所長、マックスウェル・フィッシャーJET窓会NY支部経理財務担当が歓迎の挨拶した。当日はニューヨーク地区から出発した80人の参加者のうちこ帰国した14人が参加し、日本での体験を語った。熊本県天草に派遣されたウイリアム・ブラックストさんは日本の太鼓チームで活躍したことなどを披露した。

訴訟弁護士として日本企業を守る

SAITO LAW GROUP 法律事務所 代表 弁護士

齋藤 康弘さん

 日本人では希な米国での訴訟弁護士だ。企業訴訟とホワイトカラー犯罪弁護を専門としている。慶應義塾大学法学部法律学科を1989年に卒業と同時に、ニューヨークのセント・ジョーンズ大学法科大学院(JD)へ留学し、2年後修了を経て連邦裁判官ロークラーク(ニューヨーク西部地区、1992年から1994年)となる。1人の連邦裁判官の補佐官のポジションに届く願書は全米のトップレベルの学生から500通に上る。そのなかから任官された。通常は米国市民権保有者のみに許されるポジションに特例で任官したことが、齋藤さんにとってはのちに米国における法曹界で生き抜く大きな原動力となったという。

 退官後ニューヨーク大手法律事務所の訴訟部パートナーや訴訟プラクティス部門リーダーを歴任。企業訴訟・不祥事対応および企業の米国顧問に特化した齋藤ローグループ法律事務所を2011年に設立して独立した。齋藤さんは、企業の重要な訴訟案件において実際に法廷に立って弁護を行ってきた数少ない日本人弁護士だ。

 これまでに代理対応した案件は、山一證券破綻事件、ヤオハン破綻事件、足銀破綻事件、アーサーアンダーセン破綻事件、グローバルクロッシング破綻事件、リーマンブラザーズ破綻事件、グーグルブック和解事件(日本の全著作権利者を代理)、オリンパス事件、米国イラン核合意人質交換関連事件などを含み多数。

米国企業顧問として、法的リスク管理や内部統制・コンプライアンス・規制遵守のアドバイスを頻繁にするほか、各種コーポレート案件における代理経験も豊富。講演依頼も多く、最近では企業への法務セミナーに加え、ニューヨークのロースクールや弁護士会でトライアル(審判)での弁論技術を教える講師も務めている。母校ロースクールでは奨学金を設立し後進を育成するなど社会貢献にも余念が無い。

 齋藤さんが就いた2年間限定の連邦裁判官の補佐官は、米国の訴訟弁護士の中でもエリート中のエリートが通る王道で、大手企業訴訟のメイン部分を司り、いずれは大手法律事務所のパートナーの席が約束されたコース。「考えてみれば、いまの自分が数々の大きな訴訟を担当できたのも、もとを辿れば、あのとき連邦裁判官が自分を採用してくれたからだと思いますね」という。出会いに恵まれた人だ。四大監査法人の中央青山監査法人の創業者、村山徳五郎氏からも絶大の信頼を寄せられ、日本企業が巻き込まれた様々な事件の日本側を代表する弁護団のリーダーも務めている。

 「我が社が司法省に起訴され、関係者が逮捕されました」「数百億円の賠償金を求めた訴訟を起こされました」ーー。法律というものは時に残酷である。どうにも逃れ難い困難に人を陥れることがある。「わが社は破綻するのでしょうか」「私は投獄されるのでしょうか」齋藤さんはこの数十年、そのように嘆き心配する大手日系企業のクライアントを代理し弁護してきた。

 法科大学院を出て法曹の世界で生きる道は3つある。人を裁く裁判官になる、権力を持って人を糾弾する検事になる、訴えられた人の権利を守り擁護する弁護士になることの3つだ。「自分は人を裁いたり、権力を持って糾弾したりっていうのは向いてないんでしょうね性格的に。困っている人を救いたいということが根底にあるんですね」と話す。故郷秋田の進学校秋田高校時代はエレキバンドを作り慶大時代もバンド演奏に夢中になり、エレキの若大将で生きていく予定だったのが、日本で就職もしないでアメリカへ。「こっちで落第したらみっともなくて帰れないですからね、失恋してアメリカに来たんでなおさら。生まれて初めて一生懸命勉強しましたね、あのころは」と振り返る。趣味は休日に乗るオートバイ。 (三浦良一記者、写真も)

5000両納入を祝う

川崎レールカーNYで

旅客鉄道車両を受注

祝辞を述べるNY総領事の森大使

 川崎重工と川崎車両の米国現地法人川崎レールカー(廣瀬雄介社長)は9日、米国市場における5000両の旅客鉄道車両の納入達成を祝う記念式典をヨンカースの工場で開催した。

(写真上)左から 川崎車両(日本) 村生社長、カワサキレールカー(NY) 廣瀬社長、 MTAジャノ・リーバー会長

 式典にはニューヨーク総領事の森美樹夫大使はじめニューヨーク州議会上院アンドレア・スチュワート・カズンズ院内総務、ニューヨーク州交通局ジャノ・リーバー最高経営責任者ら来賓が参列した。同社は1979年に米国鉄道車両市場に参入して以来、120億ドルを超える契約を受注している。これまでに納入した5000両のうち、76%の3783両がニューヨーク地区の交通事業者向けに納入されている。

 森大使は「1世紀以上前に日本で設立されたカワサキは、世界の鉄道史に確かな足跡を残してきた。40年前に鉄道車両製造施設をヨンカースに選定したことは、ニューヨーク州の成功と繁栄に対する同社の強い意志の表れ」と祝辞を述べた。

 ヨンカース市 マイク・スパノ 市長は「カワサキがこれからも市の一部として存在してくれることをとても嬉しく思う」と感謝の言葉を述べた。

 来米した川崎車両株式会社の村生弘社長は「私たちは、ニューヨーク州のパートナーとして、カワサキ製の車両に対する需要の高まりに応えるべく、日々努力を重ね、常に、安全、信頼性、快適性の面で、お客様の期待を常に上回る成果を追求していきたい」と挨拶、川崎レールカーの廣瀬社長が、「これはカワサキにとって重要な一里塚となるもので、今後もMTA管内および米国北東部の交通局にサービスを提供していく」と述べた。

艶髪縮毛矯正のエキスパート

 いまニューヨークで一番人気のお洒落エリア、ノリータにある日系ヘアサロン。NYにいながら、経験豊かなスタイリストたちが、日本の質の高いサービスを提供してくれる。特に米国では、同店のみで取り扱っている国際特許の艶髪縮毛矯正クセストパーは、日本の縮毛矯正専門店から直接薬剤を仕入れ、最新技術によってくせ毛で悩んでいる人を男女を問わず美しいストレートな髪に仕上げてくれると定評がある。

 Aubeは日本国内で300店舗を展開するサロンチェーンだが、米国ではサンタモニカとニューヨークの2店のみ。NY店は2021年12月にオープンした。浅田さんは、2006年に来米してニューヨークのサロン数軒で米国での経験を積んだあと、KAZサロンを現在のビジネスパートナーとオープン、今年2月にAubeNY店の共同経営者として現在の場所に移転した。ユニセックスサロンで顧客の約3割が日本人だという。

 値段はカットが100ドルから170ドル。ブローが60ドルから80ドル。日本製の商品、ミルボンの4ステップ、リペアトリートメントをマイクロミストマシーンを使用したヘアスチームトリートメントは50ドルから70ドル。へッドスパは15分間30ドル、30分間 60ドル。艶髪縮毛矯正クセストパーは髪の長さにもよるが 300ドルから500ドル。

 浅田さんは「より髪の毛、頭皮、健康によいプロダクトにこだわり、トレンドをおさえ、日本の最新の薬剤を使ってお客様のライフスタイルがハッピーになることを目指しています」とにこやかに語る。

 趣味はサーフィン。高校卒業後、オリンピック選手養成自衛隊体育学校で駅伝選手として活躍。4年間任期退役するまでは自衛隊で大砲部隊に所属していたというが、社会に出てからは一転、小さい頃からの夢だった美容の世界に転身した。体育系の頑強な精神を内面に秘めながらも繊細なセンスを宿す美容と化粧品、パーソナルケアのエキスパートだ。宮城県出身。 (三) 


Aube Beauty Salon

166 Elizabeth Street 

New York, NY 10022

火曜~金曜 10:00-20:00

土曜 10:00-19:00

日曜 11:00-19:00

月曜定休

Tel: 646-912-9644

https://aubebeautysalon.com/

夫の追っかけ

 ふと気づくと、ふたつ向こうの席の女性が、私を見つめている。

 空港の搭乗口近くに充電用のスタンドを見つけ、その前にすわっていた。機内で執筆するために、ノートパソコンをフルに充電したかったが、電源はすべて使われていた。

 私はいつも持ち歩いている二股のプラグを差して、一緒にチャージさせてもらえないだろうか、と辺りを見回した。が、誰とも目が合わなかった。

 勝手に触っては申し訳ないと思いながら、ごめんなさい、とつぶやき、赤いケースに入った携帯電話のプラグを私の二股に差し、電源をシェアさせてもらったところだった。

 これ、あなたの携帯電話かしら。

 私を見つめていたその女性に、声をかけた。

 違うわよ。

 女性はろくに携帯電話を見もしないで、そう答えてから、言った。

 あなたのヘアスタイル、後ろがとっても素敵ね。

 日本でカットしてもらったばかりのボブで、ニューヨークでこの髪型をほめてくれたのは三人目だ。

 ありがとう。で、携帯はあなたのじゃ、ないのね?

 赤いケースの携帯が、私のよ。

 だから、その携帯と一緒に、充電させてもらったのよ。

 あら、そう。ありがとう。

 この女性、なんだか上の空だ。勝手に携帯を触ったのに、お礼を言われて妙な気分だ。

 あなたのヘアスタイル、後ろがとってもおしゃれね。

 ねぇ、あなた、さっきからわざわざ、後ろ、後ろ、って強調するけど、前から見たら、よくもないってわけね、とちょっとすねてみた。

 いえいえ。その、後ろが短くて、前に向かって少しずつ長くなっているのが、とても粋なのよ。

 Are you going to Stockholm?

 ストックホルムに行くの?

 私が聞いた。

 I hope so.

 そう願ってるわ。

 そう願ってる?

 I’m on standby. I’m following somebody.

 スタンバイ(空席待ち)なの。私、追っかけなのよ。

 追っかけ?

 Yes, I’m following my husband.

 そう、夫の追っかけなの。

 夫がパイロットだから、いつも一緒の飛行機で行くのよ。夫は世界中の街に飛ぶの。今回はストックホルムで四日間あるの。私はいつもスタンバイ。乗れることが多いけれど、乗れないこともあるわ。

 まあ、素敵ね。

 そう、とってもロマンチックでしょ。ファーストクラスに乗れたこともあるわ。夫と結婚して、もう三十四年。でも、夫の追っかけは、結婚前からよ。

 そう言って、女性は私にウインクした。

 (このエッセイは次回に続きます)

 このエッセイは、「ニューヨークの魔法」シリーズ第7弾『ニューヨークの魔法の約束』に収録されています。

https://www.amazon.co.jp/dp/4167717220

阪上眞澄が大規模個展

フロリダの森上美術館で

阪上眞澄氏

 ニューヨークで活動するアーティスト、阪上眞澄がこの秋、フロリダでふたつの個展を開催する。10月4日から、来年2月16日までの4か月半、パームビーチ郡の森上美術館で、個展「水のように時は流れる(Time Flows Like Water) 」を開催中だ。同美術館は北米最大級の日本庭園を持ち、毎年20万人以上が訪れる米国で人気の美術館。日本庭園を背景に本格的な書法芸術と抽象芸術を行ったり来たりする36点を新しい視点から日本現代アートのキュレーター、カーラ•シタンシィファーによる展示。 日本の書法芸術を元に、和墨、柿渋、岩絵具、胡粉など、日本特有のマテリアルに特化し、それをキャンバスに乗せたり、除いたりしていく。 来場者からは「まったく新しいスタイルに驚いた。陽のひかりは全ての人に同じように光は降り注ぐというメッセージにさまざまなバリエーションがある」との感想が聞かれた。  

 阪上は「私は筆勢の感じられる書法芸術の技法で基本の構図を決め、ニューヨークに移り住んでからは、それに色を重ねたり、取ったりして、文化の違う人々にメッセージが伝わりやすいようしている。 何十年も書道を続けて奈良教育大学の特別書道科で、最高の教育を受けたが、アーティストとして伝えるためには、愚直なやり方だが、一旦は全ての技法を捨て、Me is the first, Me  is the last.  の精神でするしかなかった」と語る。

 また、3日から31日までは、キーウエスト最大の芸術団体ザ・スタジオ・オブ・キーウエストのXOJギャラリーで「時の流れ、海、空、宇宙」(キュレーター・マイケル•ロス)の新作39点を展示している。肌の色、民族、言語の違いを超えて、お互いを大切にすることを表現している。

編集後記

【編集後記】


 みなさん、こんにちは。ニューヨーク市議会は9月30日、信号無視をして横断歩道を渡る行為、いわゆるジェイウォーキングを違反とはみなさない法案を可決しました。NY市では、交通規則を無視して道路を横断する行為は違法で、1回毎に罰金250ドルが課せられます。しかしNY市当局に違反者として記録されている多くは黒人やラテン系で、同法案を提出したメルセデス・ナルシス同市議会議員は「市民のほとんどが信号無視をしている一方、違反者の人種が偏っている不均衡を指摘する」と会見で語りました。同法案はエリック・アダムス同市長の承認後、執行となります。私もニューヨークに来てまもないころ、ニューヨーカーが信号を無視して交差点などを渡るのを見てびっくりして、前から来るおまわりさんを見て、ああきっとみんな、おまわりさんに注意されるぞと思っていたら、そのおまわりさん自身が信号無視して渡ったのでまたびっくり。これについて当時受けた警察の説明は、もっと凶悪犯罪を取り締まることに重点をおいているので、些細な軽犯罪をいちいち取り締まってられないというようなものでした。凶悪犯罪取り締まりか、まあ理にはかなっていたのでなんとなく納得したのですが、今回の、罰金を課せられているのが有色人種ばかりで差別だからやめろというのは、悪い方の水準に世の中を合わせることになるのではないか。悪貨は良貨を駆逐するというグレシャムの法則を高校時代だったか習った気がしますが、まさにそんな感じです。悪事を働いたものが人種差別を理由に自らを正当化することがまかり通るのか、私の見方が偏見なのか、よくわからなくなってしまうことがここ数年相次いでいるように思います。時代とともにアメリカも変わっていくのでしょうか。大統領選でまたぶれないことを祈るばかり。あ、このニュースは、今週入れようと思っていて、うっかり入れ忘れたニュースで、来週号で掲載します!それでは、みなさんよい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)
  
 

【今週の紙面の主なニュース】(2024年10月12日号)

(1)令和遣欧使節団 410年目の節目 宮城県とNYから

(2)第12回カジキズショー 花と芸術の祭典

(3)ベスト30ゴルフ 山本竜也さん優勝

(4)在外投票16日から開始 NY総領事館で20日まで

(5)在外有権者の代表を送る可能性を考える

(6)永住帰国に備える JAAで山口さん来米講演

(7)新生モモタロー誕生 東京のAYOMOTが経営

(8)メディカル美容サロン Re:forma 開店

(9)永住帰国者の手続きを支援する 山口里美さん

(10)ジョーカーが描いた夢  シネマ映写室

令和遣欧使節団410年目の節目

宮城県とNYから訪問

日欧の末裔が再会へ
合唱団交流でつなぐ歴史

 伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節団がスペインに到着して410年目の節目の今年、宮城県民から参加希望者を募り「令和遣欧使節団2024」として10月16日から9日間スペイン・イタリアの慶長使節団の足跡を辿るツアーが開催される。2019年以来5年ぶりに日本人の血を引く末裔とされるハポンさんたちとの交流も深める。さらに、新たに合唱団「コロ・はせくら」を結成し、使節団ゆかりの深いコリア・デル・リオ市とチビタベッキア市にて現地の市民合唱団と合同演奏会を開く。

 この「コロ・はせくら」にニューヨークの合唱団JCH「とも」が加わることになっており、NYから一緒にツアーに参加する。ニューヨーク発で今回JCHからは同合唱団の元音楽監督を務めた白田正樹さんを含め16人が参加、現地で仙台から派遣される約30人と合流する。

  白田さんは「伊達政宗が支倉(はせくら)常長を大使として派遣した慶長遣欧使節がスペインに到着して410年。その節目の年にコロナ禍で一時途絶えていた日西および日伊文化交流が再開できるのは嬉しい。特に今回は常長直系の14代当主と支倉本家の末裔も参加し、宮城県議会議長や石巻市長らから預かった親書をセビリア市長、コリア・デル・リオ市長、チビタベッキア市長に手渡す予定でその歴史的な意義は大きい。常長ゆかりの宮城県の都市や常長が滞在した世界の各都市の間で単に観光だけでなく教育、文化、経済面でも強い協力関係を築こうという『ハセクラ・リーグ』の目指す使節でもあるからだ。またNYのJCH「とも」は以前から音楽を通して、コリア・デル・リオ市のハポンさん達や合唱団と交流してきた。ニューヨークにも何度も招待しているし、独自にセビリア市、コリア・デル・リオ市、チビタベッキア市で演奏会をしてきた。特にチビタベッキア市の聖殉教者教会で着物を着たマリア様を背に宗教曲を歌った事など貴重な思い出となっている。今回、この使節の一員として宮城県で新たに結成された合唱団と合流し、スペイン、イタリアのイベントに参加することで『ハセクラ・リーグ』の広がりに大いに貢献できると思う。今後とも、JCH『とも』の果たす役割は大きい」と語る。

(写真左)チビタベッキア市の支倉像の前で(2019年、Photo Kyoko Gasha)

第12回カーネギーホール公演 花と芸術の祭典

カジキズショー

  第12回カーネギーホール公演〜花と芸術の祭典 Japanese style〜Kajiki‘s Showが10月3日(木)午後7時30分から、カーネギーホールのワイル・リサイタルホール(7番街と57丁目)で開催された。無料招待チケット制で、来場者にはスワロフスキーネックレスがプレゼントされた。

 司会は梶木敏巳と西岡舞。出演者は、Team KAGUYA(朗読・歌・舞)、声優の美月あい&たえ、千尋(歌)、綱島芽浬(バレエ、14歳)、ヒーリングシンガーここり&ピースエンジェルズ(歌・コーラス)、ミラクルバード(歌&ピアノ)、茶道デモンストレーション (茶道&フルート・ピアノ)、絆(日舞とピアノ演奏)安久親子3人、Future-inspired Kimono Show (着物反物ショー74人)、コトダマロック(和歌をロックで歌う)坂井洋一&フレンズバンド コトダマロックバンド 坂井洋一 : 映画プロデューサー兼映画バイヤー・作詞作曲家・古代史ハンター(言語学を含む古代史セミナー公演)、琉球芸能&和太鼓『花火‐HANABI』、圧巻は沖縄の伝統文化と和太鼓。着物ドレス (着物を切らずにドレスとして着付ける新しいスタイル)たえ、Petit Allonge Bella NY (バレエ)イザベラ&生徒たちが舞台で華やかな演技を繰り広げた。今年は、例年になく客席でアメリカ人観客の顔が多く、ニューヨーカーの日本文化に対する関心の高まりをうかがわせた。