ご出産おめでとうございます 小室さん「ありがとうございます」

 今年も日米のビジネス界、外交界、スポーツ界、コミュニティー団体から多士済々の参加者が集まったジャパン・ソサエティーの年次晩餐会。一般参加費1席5000ドルというのはかなりの高額。10人がけテーブルを1つ購入するのは、ガラチェアと呼ばれるステージに一番近い場所で1テーブルが10万ドル。一番安いテーブルでも1万2500ドル。これを高いとみるか妥当とみるかは参加する企業や団体の規模やステイタスで異なるのは確かだが、当日は700人が参加したというからジャパン・ソサエティーの晩餐会の敷居の高さがうかがわれる。

 それだけに、ディナーが始まる前のカクテルレセプションは、普段はなかなか会うことのできない人たち同士のお互いの絶好のネットワーキングの機会となる。その中にはニューヨーク弁護士で秋篠宮家の長女、眞子さんの夫、小室圭さんの姿もあった。小室夫妻には先ごろ第一子が誕生(本紙6月7日号既報)したことから、当日は、参加者から次々と祝福の言葉がかけられていた。

 「おめでとうございます」と本紙記者が声をかけると「ありがとうございます」と笑顔で答える小室さん。「よかったですね」「はい、どうもありがとうございます。よろしかったらお名刺を交換させていただけませんか」と小室さんから名刺を差し出したので本紙記者と名刺交換。「お嬢様ですか、おぼっちゃまですか」との質問に「ああ、それは本人のことなのですみません」と少し慌てた様子で明言を避けた。「本人」とは眞子さんのことなのか、生まれた本人のことなのかよく分からないまま会話は終わったが、その後もテーブルに着席するまで次から次へとお祝いの挨拶をする来場者と会話する姿が見られた=写真上(700人が集まる大ボウルルームで開催されたジャパン・ソサエティーの年次晩餐会(12日、シェラトン・タイムズスクエアで))=。

華麗なる晩さん会
ジャパン・ソサエティーに700人

 ジャパン・ソサエティー(ジョシュア・W・ウォーカー理事長)は12日、シェラトン・ニューヨーク・タイムズスクエアホテルで2025年度年次晩餐会を開催した。約700人のビジネス界と外交界、スポーツ界、日米コミュニティー団体のリーダーが参加した。今年のプログラムでは、米国と日本のビジネス界のシニアエグゼクティブによる基調対談に加え、野球を通じて両国の文化と外交交流の豊かな歴史を特集し、150年を超える共有の歴史を強調する特別企画となった。

対談形式で基調講演を行う澤田氏(中央)、モデレーターのピータソン氏(左) ゴッケラー氏(右) 写真:Alan Klein

 基調講演はデビッド・ゴッケラー・サンディスク・コーポレーション会長兼CEO、米日ビジネス協議会会長、半導体産業協会会長と日米ビジネス協議会会長、経団連(日本経済団体連合会)副会長、京都哲学研究所共同会長を歴任する日本電信電話株式会社NTT取締役会長の澤田純氏。澤田氏は昨年、英国のチャールズ3世国王陛下より名誉大英勲章OBEを授与されている。

 モデレーターはダグラス・L・ピーターソンS&Pグローバル・シニアアドバイザー、元社長兼CEOが務めた。本年の日本協会賞はカート・A・ジッター博士に授与された。

アワードを受けたジッター博士を囲んでVIPの記念撮影