先月9月2日に開校50周年の記念式典が行われたニューヨーク日本人学校の同窓会が10月11日、東京のグレードパーク新宿西口で開催された。 久しぶりの同窓会ということもあり、周知が難しかったが、本紙・週刊NY生活の紙面で呼びかけたところ、順調に参加者が増え、当日は先生方18人を含む120人の同窓生が集まった。
会は第12代(2007年〜2011年)校長の三井知之同窓会会長の挨拶から始まった。会長からはニューヨーク日本人学校の移転の経緯などが伝えられた。現在までの卒業生は 初等部2214名、中等部1770名、総計3984名だが、保護者の赴任期間により、途中で転校する子も多いため、実際には大変多くの同窓生が共に学び、現在も活躍されていることなどが話された。

続いて、来賓の公益財団法人、海外子女教育振興財団の綿引宏行理事長が祝辞を述べた。綿引理事長はニューヨーク日本人教育審議会(JEI)副会長の経験もあることから、ニューヨーク日本人学校と同窓生に熱いエールを送った。
同じく来賓の今年度同様に50周年を迎えた、こどものくに幼稚園前園長の早津邑子さんは「卒園生がニューヨーク日本人学校にもお世話になり、その子供たちも世界に羽ばたいています」と喜びを語った。 来賓挨拶の後、同窓会事務局の八重澤先生の音頭で乾杯が行われた。
会場のスクリーンにはニューヨーク日本人学校第18代の森本恵作現校長から同窓会へのお祝いビデオメッセージや、50周年の記念ビデオ、リバーサイド新校舎の学校紹介ビデオが流された。ビデオの中には、開校当時からの懐かしい映像もあり、会場からは歓声が上がっていた。
その後、参加した先生方の一言メッセージが行われたあと、恒例の日本人学校校歌の斉唱が元気よく行われた。米国社会科の岡本幹子先生の中締めでは、米国国歌斉唱となり、会場が大いに盛り上がった。最後に参加者全員による記念撮影が行われ、次回の再会を約束して同窓会はお開きとなった。同窓会事務局の八重澤、上野、川勝氏は同窓会名簿の拡充を図るため、今後も登録を呼びかけている。
同窓会登録フォームはこちらhttps://docs.google.com/forms/d/1lVE8vxBWWrslfyLCNPpMpPZJUhAGIOJhspDXkGewyBo/preview

