JCCI、日米の絆

NY日商3年ぶり対面で晩さん会

 ニューヨーク日本商工会議所(JCCI NY、上野佐有会頭/米国三井物産社長兼CEO)は、日米関係の発展を祝う第38回年次晩餐会を7日、ニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウンで開催した。

 今年のテーマは「Moving Towards the Future」。ポストコロナ社会における私たちの働き方と暮らし方の向上に焦点を当てている。今年のディナーチェアは株式会社三菱UFJ銀行の専務執行役員 米州副担当の新家良一氏。共同チェアはKPMG会長兼CEOのポール・ノップ氏が務めた。日米ビジネス・文化関係者ら550人が参加した。

 日米および世界の友好と理解に貢献した個人をたたえる日米特別功労賞(イーグル・オン・ザ・アワード)は、米日カウンシルの会長兼CEOであるスザンヌ・バサラ氏と2021年にノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎氏に授与された。

 また、故ノーマン・ミネタ氏(第14代米国運輸長官)と故安倍晋三氏(元日本国内閣総理大臣)の功績をたたえる「特別顕彰(Commemorative Award)」も贈呈された。今年は、ユーラシア・グループの創設者であり社長のイアン・ブレマー氏が基調講演を行った。

(写真) 左から新家氏、バサラ氏、ノップ氏、司会のマックスウエルさん、上野会長(7日夜、ヒルトンホテルで、写真・三浦良一)