米入国に手数料 旅行者に250ドル課金

「ビザ整合性手数料」名目で

 トランプ政権が最近制定した「One Big Beautiful Bill Act」の規定によると、米国への訪問者は「ビザ整合性手数料」を支払う必要がある。この料金は、入国に非移民ビザを必要とするすべての旅行者に適用される。この新しい法律により、米国への訪問者は少なくとも250ドルを払う必要があり、他のビザ料金に上乗せされるというが、この手数料がいつから発生するのか等は、まだ明らかになっていない。

 米国旅行協会の広報担当者がCNBCトラベルに語ったところによると、この新要件の詳細は乏しく、そのため「実施に関して大きな課題と答えのない疑問」が生じているという。これまでに分かっていることは次の通り。

・同料金は、2024年10月1日から25年9月30日までの会計年度中は少なくとも250ドルとなる。しかし国土安全保障省長官は、この規定に従って料金をより高く設定する自由がある。それ以後はインフレ調整される。

・ビザ整合性手数料は、観光客、ビジネス旅行者、留学生など、非移民ビザを必要とするすべての訪問者に適用される。料金はビザ発給時に支払われ、ビザ申請が却下された場合は請求されない。

・この料金は他のビザ料金に代わるものではなく、通常のビザ料金を含む他の料金に「追加」される。

・さらに、この手数料は、One Big Beautiful Bill Actによって6ドルから24ドルに値上げされた「フォームIー94手数料」に上乗せして支払わなければならない。 この手数料は、ほとんどの旅行者に適用されるフォームIー94の出入国記録を提出する必要がある人が支払わなければならない。

・旅行者が払い戻しを受けるには、ビザ保持者は「無許可の就労を認めない」、「ビザの有効期限を5日以上超過しない」などの条件を守らなければならない、と規定されている。払い戻しは旅行ビザの有効期限が切れた後に行われる。