たおるマジック®セラピー

JAAサクラ・ヘルス・フェア
マイベストプロNY講演会

占部さんオンラインで

 ニューヨーク日系人会(JAA)が主催する第14回サクラ・ヘルス・フェアで、広島在住の薬剤師、占部千代子さんが「たおるマジック®」セラピー講座をオンラインで行った。NY日系ライオンズクラブが企画し、マイベストプロ、マイイベントUSAが協力して実施した。

 占部さんは、縫ったり、ハサミを使うことなく、輪ゴムとタオルが1枚あれば1分でできる子犬作りを通して、脳内の幸せホルモンといわれるセロトニン(音楽を聴いたり好きなことをして心をおだやかにするホルモン)、オキシトシン(ハグや触れ合うことで優しい気持ちになるホルモン)、ドーパミン(合格したり入賞した時の達成感を味わえるホルモン)をまとめて一度に引き出すメソッドを考案した。これまで心と身体の専門家としてセミナーなどを開催しながら「生命の価値、自己肯定感、人生デザイン」をサポートするプロとして活躍、NHKの番組でも紹介されるなど、特に子育て中の母親たちの間でブームとなり、これまで講演は500回を超え、関連書籍4冊ほか各種執筆活動もしている。

 必要な材料は、タオル、シール、輪ゴム、リボン。作り方は、どんな大きさのタオルでも構わないので半分に折る。真ん中に向けて両サイドからくるくると巻いていくが、ここで心を込めて「かわいいワンちゃんになってねー」と声がけすることが大切。そうすると2本のロールができるので、半分に折り、真ん中あたりに首輪となる輪ゴムを装着。ここで「ヨシヨシと頭を撫でる」のも忘れないこと。顔の部分にもう一つ輪ゴムをかけると鼻ができる。輪ゴムの位置によって足の長さ、顔の造形にさまざまなバリエーションをつけられる。シールにマジックで色々な目を予め描いておき、日替わりで表情を楽しむこともできる。占部さんは高校などでも授業でタオルによる子犬作りを指導することがあり、伝えているのは「一人ひとりみんな違ってみんないい。どれもが、めっちゃカワイー!」と喜びを共有することでの幸せも大切にしている。

 日常での活用方法として「昨今のZOOM会議では画面を見て話すことが多く、それだと相手に見える自分の顔が下向きに映ってしまう。そこで小さな子犬をパソコンの内臓カメラの横にちょこんと引っ掛けておくだけで顔がカメラ目線になって、なおかつ心も癒されますよ」とアドバイスした。

詳細・問い合わせは

https://mbp-japan.com/hiroshima/urabe-chiyoko/