ネイルでショー彩る

NYファッションウィーク
大活躍のSKIN DEEP NYC

32人のモデルに30分でネイル装着

 恒例のニューヨーク・ファッションウィークの舞台裏で活躍する日本人女性たちがいる。華やかなランウエーを颯爽と歩くファッションモデルたちの指元を彩るネイル。東京でネイルスクール2校、ニューヨークのミッドタウンで直営サロン、スキン・ディープNYCを経営する名取由稀江さんが、ネイリストたち8人とバレンタインデーの14日夜、ウォール街近くのビル内特設ステージで行われた人気デザイナー、ラカン・スミスのショーのネイルを手がけた。10年以上NYファッションウィークに参加している名取さん、今回も5人のデザイナーから依頼を受けて引っ張りだこだ。(写真:ショーが始まる前、メイクをしているモデルにネイルを装着する名取さん(右)とチームのメンバーネイリスト(14日午後5時半、写真・三浦良一))

 この日は午後8時のショー開始に合わせて午後4時に会場入り、本番2時間前にはメイクとヘアのセットが始まる。30分で32人のモデルたちに手際良くつけ爪をつけていった。