眞子さん居住のアパート前、市清掃職員3発撃たれ負傷

 マンハッタンのウエストサイド52丁目の路上で10日午前11時15分ごろ、市の衛生局の男性職員が、短銃で3発撃たれ負傷する事件があった。事件があったのはヘルズキッチンの住宅街で、小室眞子さん夫妻が住むアパートビルの隣の路上。NBCニュースによると、捜査関係者は、被害者の娘で、このエリアに住む女性が、元交際相手とその双子の兄弟に、声をかけられたことが、きっかけだっと話している。父親は職務中だったが、娘に呼ばれ、現地に到着。兄弟とけんかになり、発砲事件に発展した。ニューヨークポスト紙が入手してオンライン版で公開した映像では、衛生局の男性が、黄色いジャケットを着た男性に、殴る蹴るの暴行を加える様子が撮影されている。その後、2人はいったん離れたが、職員の男性が再び、黄色いジャケットの男性に近づいたところ、間にいたもう一人の男が、職員に向けて、至近距離から銃弾を3発放った。男性は左ももを撃たれ、近くの病院に搬送された。容態は安定しているという。犯人らは、黒のメルセデスベンツに乗って逃走した。同日午前にはブロンクスで女性が銃で撃たれて死亡する事件が起きたばかりだったこともあり、発砲事件が起きた52丁目と十番街と十一番街が一時封鎖され立ち入り禁止となった。警察の黄色いテープが貼られて立ち入り禁止区域になったブロックに眞子さん小室圭さん夫妻が住むアパートがあり、発砲事件が起きたのは、眞子さんが住むビルの玄関前からわずか10メートルたらずの場所だった。現場は飲食店が多く立ち並ぶ大通りから、一歩入った静かな通りで昼間でも人通りが少ない。犯人が逃走した黒塗りのベンツは同日午後、マンハッタンの27丁目チェルシー地区に乗り捨てられているのを警察が発見した。盗難車と見られ容疑者は逃走中。事件から2日後の午後、現場付近は閑散としていたが、ホームレスが空のガラス瓶を道路に叩きつけて割るなどしていた。近くの路上でたばこを吸っていた住民に話を聞くと事件の時に大きな叫び声がして道路に血痕が残っていたと話す。事件のあった路上に面したカフェの従業員は、事件を目撃したが話す立場にないとコメントした。

(写真)銃撃されて男性が負傷した事件現場の歩道。すぐ後方の建物が眞子さん夫妻が住むアパートビル。(12 日午後4時、本紙撮影)