スーツは男の戦闘服

サムライスーツ・ジャケットを
デザインする

村井カズトシさん

 1966年 東京 浅草橋生まれ。仕立て屋(テーラー) 3代目として生まれ、幼少の頃から祖父、父の仕立て、縫製をする姿を見て育った。20歳でファッション学校を卒業後、トータルビューティー、トータルファッションを目指し(ファッションとフィットネスの融合)、24歳までスポーツクラブのフィットネスインストラクターとして身体をデザインする。
「健康をデザインする」をスローガンに、ユニフォームデザインと合わせて、
外見と内見のトータルデザイン、トータルビューティーを目指す。29歳で法人ビバーチエを設立、現在24期目を迎える。
 30歳代は毎年イタリア、イギリスへ商品視察、仕入れへ行き、欧州のスーツ事情、ファッション事情を視察する。35歳で中央区銀座へ自社サロンを開店。41歳で港区六本木へ開店。50歳で上海新天地にサロンを開店。今までに3店の開店を通じ多くの企画、販売、イベントを試みる。
 日本国内には、サムライの販売代理店を7拠点設ける。日本国内では、会社経営者を中心に、プロスポーツ選手、金融機関の顧客を中心に販売、スタイリングを手がけている。
 2017年2月からニューヨーク・ソーホーのWAZA SHOPにてサムライスーツ、ジャケットの販売、卸売を開始している。
 今年からは、ニューヨークの地においても「日本高品質」をモットーに 「サムライ・ジャケットスーツ(SAMURAI JACKT SUIT)」の販売、レンタル、スタイリングを目指している。村井さんは、「世界の意識の高い人々に袖を通してもらい、モチベーションを高めてもらう事を商品の目的にしています。メンズの商品は『男の戦闘服』をモットーにビジネスで勝つためのまさに男の戦闘服と人々に伝えています。ただ、服を身に纏うだけでなく、想いを着る、志を着るをテーマに、選ばれし男は、サムライを身に纏うべしという言葉、想いを大切にしています」と語る。
 日本国内では、カスタムメイドのオーダースーツ、ジャケットが主力商品ですが、アメリカ、ニューヨークでは、袖詰めのみのプレタポルテ商品で展開を進めていきたいと考えている」という。
 各商品は、裏地に着物柄、和柄をコーディネートし、侍の刺繍を各所に入れ、着物、羽織の考え方を取り入れている。
「江戸時代の徳川幕府による贅沢禁止令から、表の生地はねずみ色一辺倒の着物で、せめて裏地だけは自分の思いを入れたいとのことから、各色、各柄の裏地が多数出て、皆裏地を見せ合い、自慢し合っていたという史記も残っている。その考え方を、この現代に生かし、各人の個性、想いを大切にしたい」とも。
 生地産地は、悠久の1200年の歴史を誇る京都 の産地を中心に生地の仕入れ、生産は、国内有数の工房のある、名古屋、九州を中心に制作。企画、デザインは村井さん自身が26年のキャリアを生かして、毎回手の切れるような製品を作るごとく、その想いを込めて、一点一点、刀、真剣を作る想いで、ミリ単位でこだわり、制作している。 (三浦良一記者、写真も)