BROWN SUGER 1ST. 有機ココナッツオイルで米上陸へ

現地法人をNYに設立

 有機ココナッツオイル、有機ココナッツシュガーなど日本で菓子製造事業、食品輸入卸事業、オーガニック食品小売事業を展開する株式会社ブラウンシュガー1ST(本社東京都千代田区平河町、荻野みどり社長)が1月5日、ニューヨークに米国現地法人ブラウンシュガー1STニューヨーク・インク(BROWN SUGER 1ST.NYC ,INC.)を設立した。

 現地責任者を兼務する荻野社長は「長女を出産し、母乳育児をしていたある日、娘が湿疹になり、10日間ほど便秘になってしまったことから『YOU ARE WHAT YOU EAT. (人は食べた物で出来ている)』という言葉を実感し、安心して子どもに与えられる美味しい食べ物がもっと気軽に買えたらとの思いから菓子教室を主催する実家の母の助けを借り『わが子に食べさせたいかどうか?』を基準に食材を厳選する手作り菓子店としてBROWN SUGAR 1ST.を2011年に創業したんです」と創業のきっかけを語る。

 現在ではココナッツオイルのほか、有機レモンスカッシュ、 有機ジンジャーエール、有機アガベシロップ、有機アップルソース、 菓子、各種スパイスなどのオーガニック食品を手広く日本国内で販売する。米国では主力商品であるココナッツオイル=写真=のほか、4月には新商品、有機ココ米油を米国で発売する予定。初年度売り上げ目標を50万ドル見込む。6月にはニューヨークでの商品見本市にも出展を計画、「食の安全と品質を優先」した看板商品を主軸に本格的な対米進出を目指す。企業の詳細はウェブサイトhttps://bs1st.com/ を参照。