堀江さんの「最後の乗客」5部門で受賞

グローバル・ノンバイオレント映画祭

 ニューヨーク在住で宮城県出身の映像ディレクター、堀江貴氏(51)=写真右=が監督した映画「最後の乗客」がこのほどグローバル・ノンバイオレント映画祭で最優秀賞を含む5冠を受賞した。受賞したのは最優秀音楽賞(徳家”Toya”淳)、最優秀脚本賞(堀江貴)、最優秀女優賞(岩田華怜)、最優秀監督賞(堀江貴)、最優秀作品賞(「最後の乗客」)。

 堀江監督は「このような映画祭でこんなにたくさんの賞を頂き大変光栄です」と喜びを語っている。同映画は東日本大震災から10年目の2021年3月の公開を目指して制作を進め、ドキュメンタリーではなく、親子の関係が震災で変わってしまったドラマ。今年ニューヨーク映画祭でも上映された。これまでサンディエゴ芸術映画祭で「最優秀インデペンデント映画賞」を受賞、またカンヌ世界映画祭の最優秀インディペンデント映画(低予算部門)、スウェーデンの映画祭ボーデン・インターナショナル映画祭(BIFF)の初長編映画ノミネート、モントリオール・インデペンデント映画祭の最優秀フィクション映画など数々の映画祭で受賞やノミネートされている。