国家非常事態を宣言

コロナウイルス関連3月13日の動き

 トランプ大統領は13日午後、国家非常事態を宣言した。会見の内容は、連邦政府予算の最大500億ドルを使い州や市でのコロナウイルス拡大を防止、ドライブスルーでの検査を準備中、グーグルと共同でコロナウイルスのスクリーニング用ウェブサイトを構築中、政府は1時間以内の結果を可能にする検査の開発費に130万ドル支出するなどとなっている。

 またクオモNY州知事は13日、ニューロシェルにドライブスルーでコロナウイルスの検査が受けられる施設を開くと発表。1日200台へのサービス提供する。米国の感染者数は13日夕現在1875人で、ニューヨーク州はワシントン州と並んで421人と国内1位の感染者数となった。ニューヨーク市では昨日より96人増加して合計154人の感染が報告されている。フロリダ、アリゾナ、オハイオ、イリノイで17日に予定されている大統領選挙の予備選挙は、予定通り行われる。全日空は13日、今月下旬から羽田―ニューヨーク線を運休すると発表した。AMCシアターは、収容人数の50%分のみのチケット販売を開始する。観客間の適切なスペースを確保する目的。明日13日から4月30日まで。デブラシオNYY市長はアジア系に対する増悪犯罪の増加を受け、犯罪行為を受けたり目撃した場合911に連絡するよう求めている。その際移民のステイタスは一切問わないと付け加えている。

 閉館中の施設(追加)は次の通り。MoMA、ホイットニー、グッゲンハイム、Museum of the City of New York、シンフォニー・スペース(4/1まで)

 延期のイベント(追加)は次の通り。ボストンマラソン(9/14に延期)、Rock and Roll Hall of Fame 、マスターズ・トーナメント・ゴルフ