黄緑のネームプレート

赤川次郎・著光文社文庫・刊  中学生くらいで教科書以外の本を読もうと思ったとき、読書好きの友人から「最初は赤川次郎から始めるのがいいらしいよ」と言われて読み始めたミステリー。難しい言葉や表現を避けた優しい文章と登場人物た […]

生きづらい女性の素顔

蝶々・著双葉社・刊  週末、死にたくなるというあなたへ。日本に生きている女性、若きも中年も、得体のしれない不安を抱きながら。高額所得者であろうと、低所得にあえぐ人であろうと、ここで描かれている女の人たちの心の葛藤とつきあ […]

社会人こそ学ぶべし

石川 康晴・著PHPビジネス新書・刊  著者は、洋服ブランド「earth music&ecology」で有名な株式会社ストライプインターナショナル代表取締役社長。1994年、23歳で創業。現在30以上のブランドを […]

出口の見えない若者迷路

中村 淳彦・著東洋経済新報社・刊  本書は、女性、特に東京とその近郊に暮らす単身女性とシングルマザーの貧困問題を考えるため「総論」ではなく「個人の物語」に焦点を当てて紹介している。貧困は、生れや育ち、家庭環境、健康状態、 […]

美味しい漬け物のレシピ

舘野真知子・著Tuttle Publishing・刊  料理家・管理栄養士の舘野真知子さんが2年前に上梓した「きちんと美味しく作れる漬け物(成美堂出版)」では梅干し、ぬか漬け、白菜漬けなど定番の漬け物から山形の三五八漬け […]

つげ義春の最高傑作

つげ義春・著青林工藝舎・刊  およそ漫画の世界と縁のない人でも、この作品の名前くらいは耳にし、また目にしたことがあるはずだ。『ねじ式』は、つげ義治が、青林堂から出版されていた月刊漫画雑誌『ガロ』の1968年6月号増刊特集 […]

速読で即理解の手引き

齋藤 孝・著ちくま新書・刊  著者は、テレビのコメンテーターなどでもお馴染みの明治大学文学部・齋藤孝教授。『語彙力こそが教養である』など著書は多数ある。  冒頭、同書は「超速読力」を次のように定義する。「『超速読力』とは […]

ありのままの自分を生きる

香咲弥須子・著 フォレスト出版・刊  ニューヨークに住んでいる読者にも、とても気になるタイトルの本だ。「人生に奇跡を起こすニューヨークの秘密」と題していてしかも、サブタイトルには「マンハッタン・ミラクル」。五番街を歩いて […]

ズバリと伝える、伝わる。

リップシャッツ信元夏代・著朝日新聞出版・刊  日本で生まれ育った純粋な日本人でありながら、全米スピーチコンテストのニューヨーク大会で4連覇を果たすという快挙を成し遂げたリップシャッツ信元夏代さん。プロフェッショナルスピー […]

戦後日本の姿を思う

集英社・刊伊東 潤・著  作者は1960年に神奈川県横浜市で生まれる。早稲田大学を卒業後、日本アイビーエム株式会社に勤務した後、外資系企業のマネジメントに従事。その後コンサルタントに転じ、株式会社を設立するなど長らくビジ […]

事務総長4人に仕えて

田 仁揆(ひとき)・著中央公論新社・刊  著者はジャパンタイムスの記者を経て、国連政務官の試験にパスしたものの、国連は財政難で採用は延期。赴任したのは3年後の1988年、ニューヨークにある国連本部であった。それから201 […]