JAPAN Fes 日本の食とアート

ニューヨーカーを魅了

 日本のストリート祭り「ジャパンフェス」が9日、6番街24丁目から26丁目までを貸し切りで祭を行った。文字で絵を書く書道アーティストの原愛梨さんが来米し、地面に広げた紙いっぱいにマイケル・ジャクソンの姿を描き、絵の中にking of popの文字を描き入れると大きな拍手が湧いた。ジャパンフェスは今年12回の開催を計画、4月31日と5月1日にはヌードルフェスを開催する予定だ。(写真・植山慎太郎)

「在外邦人の声を一括して国会へ届ける方法」

 今年は日本の参議院選挙があり、在外選挙も行われる。今回の選挙にあたっては、以前とは全く意味が違っていることを感じる。以前の在外選挙というのは、いわば在外の観点から日本の国政に関して選択を行なって母国に貢献するという性格のものであった。今回は違う。在外邦人の権利について、強く声を上げて行く時期が来ている。

 契機となったのは、新型コロナウイルスの感染拡大だ。今般のパンデミックが収束するまでは、日本の厚生労働省、法務省、外務省の措置に対して、とにかく協力する姿勢を持つ、これは全ての在外邦人の共通の態度であることは間違いない。だが、「その後」は違う。事態が落ち着いた時点で、一連の「水際措置」の制度と運用に関する徹底した検証を求めたい、この点においても在外邦人の姿勢に大きな違いはないであろう。

 例えば、日本様式の検査証明書が使いづらい問題、自主隔離に強制隔離、航空機内における濃厚接触の事後通知など、具体的な点に関しては、検証して現実的な改善を協議することは可能であろう。また、この間、多くのクレームの矢面に立って来られたであろう、在外公館の現場の皆さまのご苦労にはむしろ頭を下げるしかないと思っている。

 けれども、次の4つの問題は深刻さのレベルが違う。1つ目は、検査証明書の不備を理由に日本国籍者の入国が拒否された事例である。2つ目は、日本国籍者の配偶者の入国が不可能となったことで、外国人を配偶者に持つ日本人の人権が著しく毀損された事例。3つ目は、公職に就任等の理由で現地国籍を取得し、法務省等の勧告に従って正直に国籍離脱をした方の日本入国が不可能になった事例だ。これに加えて、4つ目としては、ウクライナ避難者を政府専用機で日本に収容する際に「日本国籍者を除外」したという驚愕すべき事件が発生した。

 つまり役所の判断が、狭い意味の法律・規則に縛られてしまった結果、国家を構成する要素である国民の権利が侵害されたのである。これは著しい国のかたち(=国体)の歪みであり、在外邦人として看過できない。また同時に、所轄の官庁と、その判断の背後にある国内世論には、在外邦人の置かれた状況に対して、絶望的なまでの無理解があるということも示している。

 これは緊急事態だ。伝染病、そして戦争という災禍において、母国が自分達を守ってくれない、そこに悪意はないが、しかし絶望的な無理解と制度の不備があるという現状は深刻だ。これに対しては、主権者がその権利を行使することで声を上げて行かねばならない。

 手段はある。今年7月の選挙で参議院の比例区を使うのだ。比例区というのは全国における単純集計によって個人と政党が得票する制度だが、在外からも投票できる。ここの当選ラインは全く単独の政党を結党して戦うと100万票必要になるが、政党内の名簿に乗せてもらえれば自民党で10数万票、野党だと数万票で当選可能だ。主要な政党の名簿に「在外代表」を送り、例えば、最初に頑張って世界中で30万の人が参院選の在外選挙に投票することとして、その票を自民の2人に10万、10万、野党の2人に5万、5万という割り振りができれば、在外邦人の代表を4名参議院に送れる。

 この4名が国会内で活動することで選挙制度改正が進み、仮に在外投票率が50%になれば、次の参院選では、自民3名、野党4名が送れて、参院での勢力は11名になる。これは一大勢力である。つまり、議員に一種のロビイストになっていただくのである。次のステップとしては、参院地方区に1区在外代表区をもらうのだ。今は、最低で福井選挙区で2議席ある。在外区の議席というのは十分視野に入ってくる。更に衆院についても、「直前の住民票のある選挙区」などという根拠薄弱な割り当てではなく、どこかのブロックに付けて衆院在外区を設置するのだ。

 勿論、権利には義務も伴う。これは皆さん様々なご意見があって簡単に一本化できないかもしれないが、将来的には日本国籍者には全世界合算課税で日本に納税(但し二重課税は回避)という制度を考える必要があるかもしれない。この夏の参院選、こうした在外邦人の「志」に応えてくれる候補者の登場を待ちたい。

(れいぜい・あきひこ、作家、ニュージャージー州プリンストン在住)

平和の鐘の音聞いて

国連平和の鐘を守る会の高瀬代表レプリカ寄贈

ウクライナとロシア在日両大使館に

 一般社団法人国連平和の鐘を守る会(本部東京都)の代表、高瀬聖子さんが3月18日、東京の在日ウクライナ大使館を訪問し、平和を願う「国連平和の鐘」のレプリカを贈呈した。この鐘は、世界のコインを溶かして鋳造した4キログラムの鐘で、国連本部にある鐘を寄贈した中川千代治が行ったように鎌倉宮で入魂式を行った。

 高瀬代表によると、同大使館で対応したセメニューク公使と共に平和の鐘を鳴らし、ウクライナの平和が一日も早く訪れるよう祈った=写真右=。また 3月22日には、在日ロシア大使館を訪問し、同様にガルージン駐日大使に「国連平和の鐘」のレプリカを贈呈した=写真左=。高瀬代表が平和の鐘について説明すると、同大使は今のウクライナ問題に至る経緯と歴史を1時間以上にわたり説明したあと「平和を祈る気持ちはロシアも同じ」と述べ鐘を鳴らし、「この音が駐日ウクライナ大使館とホワイトハウスにも届くよう願った」と話したという。

 高瀬さんは「どちらの国にも平和になって欲しい、国連平和の鐘は国も民族も宗教も考え方の違いも乗り越えるところに平和があるという中川千代治の思いですから、この様な時こそ両方に必要だと考えています」と話している。

暴力団幹部を逮捕

盗品の対戦車砲を薬物で購入

マンハッタン

 アフガニスタンの米軍基地から盗まれたと思われる地対空ミサイルなどの武器を薬物と引き換えに購入しようとした疑いで、日本国籍のエビサワ・タケシ容疑者(57)ら3人が4日、タイ国籍のソンホップ・シンガハシリ容疑者(58)が5日、マンハッタンで逮捕された。マンハッタン連邦地方裁判所が7日、明らかにした。

 連邦司法省ニューヨーク南部地区の声明によれば、エビサワ容疑者は「ヤクザとしても知られる日本の多国籍組織犯罪シンジケートのリーダー」で、日本、タイ、ミャンマー、スリランカ、そして米国を結ぶ麻薬および武器取引ネットワークに関わっているとして、2019年から米麻薬取締局(DEA)の捜査対象となっていた。

 昨年2月、デンマークのコペンハーゲンに渡航したエビサワ容疑者に覆面捜査官が接触し、アフガニスタンの米軍基地から盗まれた兵器を購入する計画を立てていることを突き止めた。エビサワ容疑者は仲買人として、ミャンマーの複数の反政府武装民族グループに、携帯型M-72軽量対戦車ロケットランチャー、M-60機関銃10丁、全自動小銃10丁などを送る予定だったという。

 この支払いの一部として計画されたのが大量の薬物で、エビサワ容疑者はタイ国籍のソンホップ・シンガハシリ容疑者(58)とともに、ニューヨークでメタンフェタミン500キログラムとヘロイン500キログラムの麻薬を販売しようとした。

 覆面捜査官が昨年6月と9月にエビサワらに接触したところ、シンガハシリ容疑者は米と麺の箱に入れて麻薬を密輸したと覆面捜査官に語り、見本として麻薬の一部を提供した。

 ほかに逮捕されたのは、タイと米国籍両方を持つ国スクサン・ジュラナン(53)とタイ国籍のソンパック・ルクラサラニー(55)。兵器は竹、メタンフェタミンとヘロインにはアイスクリームとケーキという暗号を使っていた。エビサワ容疑者はマネーロンダリングの容疑でも逮捕された。麻薬輸入や武器所有の陰謀などにより、4人は最高で終身刑の可能性がある。

 NYポストやNBCニュースなど米国メディアはエビサワ容疑者を「ヤクザのボス」として報じた。

(写真)兵器を構える海老沢容疑者(写真・米司法省提供)

「生ビールは注ぎ方が大切なんです」

サントリーの大野さん
THE MODERNで解説

 ニューヨーク共同貿易は昨年末からサントリーのザ・プレミアム・モルツ樽生ビールの販売を開始し、現在、約40軒のレストランで飲むことができる。そのニューヨークでのお披露目イベントが11日昼、ニューヨーク近代美術館(MoMA)内の高級レストラン、「ザ・モダン」で開催された。

 当日は、日本から唯一といわれているサントリー・ドラフトマスターの大野浩さんが、プレミアム・モルツの特徴である「神泡」と言われる泡について解説、樽生やグラスの洗浄など生ビールを美味しく飲む秘訣やこだわりの注ぎ方を披露した。実演で、ビールの香りやコクを引き立たせるために開発したオリジナルグラスでビール7割泡3割の黄金比率の泡を作って見せると、会場からは「おぉー」という驚きの声が沸いた。

(写真)ザ・プレミアム・モルツの美味しい注ぎ方を実演解説する大野さん

JFK空港行ってローラースケートしようか? 

レトロなTWAホテルで

 ジョン・F・ケネディ国際空港内のTWAホテルは今年も、特設ローラースケート場「ロールアラマ・アット・ザ・ランウェー・リンク」を4月15日から営業する。  

 同ホテルは1962年築、2001年に閉館したトランスワールド空港フライトセンタービルを改装して19年にオープンした。青と白のタイル2668枚が床に敷かれた屋外スケート場の横には、ロッキード社58年製のプロペラ旅客機「コニー」が駐機し、懐メロが流れるなかでスケートを楽しめる。料金は50分で大人20ドル、12歳以下は16ドル(シューズのレンタル料込)。チケットは事前予約制ではなく、会場での購入のみ。営業時間は金曜が午後4時〜8時、土曜と日曜は正午〜午後8時。11月1日まで。ソックス要着用。 

 またコニー機内にはカクテル・バー、同ホテル内にはTWA航空の展示コーナー、ジェット時代やミッドセンチュリー当時のデザインが施され、ツイスター・ルームでは60年代のゲームを楽しめる。宿泊しなくても、午前6〜午後8時に客室滞在できるデイトリッパー料金もある。

 詳細は公式サイトtwahotel.comを参照する。 

Photograph: courtesy TWA Hotel

ミュージカルCATSで全米を公演中

ピアニスト

松浦 麻未さん

 アンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカル「キャッツ」の2021年度全米ツアーに現在日本人ただ一人のメンバーとしてキーボーディストを務めている。ニューヨーク州はもとより、ラスベガス、サンフランシスコ、オーランド、ニューオリンズ、カナダのモントリオールを始めとした56都市で巡業公演中で、9月からの来季も続投予定。

 松浦さんの日常のスケジュールは、ショーでの演奏がメインで、月一回行われるキャストのボーカル・ダンスリハーサルでの伴奏もする。基本的に月曜日が飛行機やバスを使った移動日で、平日の火曜から金曜は公演があり、土日は2公演をこなす。バスで1週間に2、3都市を回る週もあるという。基本的に月曜日の移動日以外にオフの日はなく、体力勝負なのでジムに通ったり、食事に気を付けたり体調には気を遣っているという。「アメリカのさまざまな都市の劇場を回ることができるのはとても良い経験」と公演生活を楽しんでいるようだ。

 米国に来ることになったのは、桐朋学園大学でクラシックピアノを学んでいたが、自分の好きなジャズやミュージカルの音楽をしっかりと学びたい、という思いが次第に強くなり、大学の教授に将来の進路について相談したところ、バークリーの奨学金オーディションが日本であることを知り、受験したことがきっかけ。2017年から同音楽大学へ留学した。バークリーでは、ピアノ演奏だけでなく、ミュージカルシアターにおけるミュージックディレクション、指揮法、歌唱指導法や伴奏法を学んだ。在学中、ジャズ・パフォーマンス・アワードを受賞している。2019年に同大学を卒業後、ニューヨークを拠点に活動し昨年9月からツアーに同行している。演奏中、客席が盛り上がっているのが聞こえる時にやりがいを感じるという。「自分が客席でミュージカルを観るときのワクワク感を思い出します」。

 「ミュージカル好きな私にとって、アメリカのミュージカルの現場で働くことができるのは、かけがえのない経験。現場で働く人達と会話をするだけでも沢山の刺激を受けます。いつかブロードウェイで仕事がしたい。その経験を活かして、日本でミュージカルシアターの仕事をするのも夢。そのためには、ビジョンを持って続けていくということがいま何よりも大切だと思います」と将来を見つめる。横浜市出身。1993年生まれ。(三浦良一記者、写真は本人提供)

編集後記 4月9日号

【編集後記】
 みなさん、こんにちは。日本を代表する漫画家の藤子不二雄Aさんが、本日7日午前、神奈川・川崎市の自宅で亡くなりました。88歳でした。「オバケのQ太郎」など数々の名作を残した藤子不二雄Aさん。本名は安孫子素雄。小学校時代の漫画絵描き友達だった藤子・F・不二雄さんとコンビを組んで、1987年にに解消するまで35年間に、共作としては前述の「オバケのQ太郎」、藤子不二雄Aさんとしては、「忍者ハットリくん」、「怪物くん」、「プロゴルファー猿」、「笑ゥせぇるすまん」などがあります。昭和の時代を彩った少年漫画界の大御所がまた一人他界した。「ゴルゴ13」のさいとうたかおさんが昨年9月に84歳で亡くなったばかり。思えば、手塚治虫をはじめ、赤塚不二夫、水木しげる、白戸三平、ちばてつやなど戦後漫画ブームを興した個性ある名人たちがみんないなくなってしまいました。「少年サンデー」「少年マガジン」「少年キング」の週刊漫画雑誌に加え「少年」「冒険王」などが昭和30年代全盛を極めていました。「巨人、大鵬、卵焼き」が当時の小学生の人気ナンバー3アイテムでした。「少年ジャンプ」が出てくるもっともっと前の時代です。あの頃、今の、世界的なアニメブームを誰が想像したでしょうか。「スーパーマン」や「バットマン」「スパイダーマン」などアメリカンコミックが実写活劇のテレビドラマや映画になって多くのファンを魅了していったのとは異なり、日本が生んだ「鉄腕アトム」は「アストロボーイ」として、桑田二郎の「エイトマン」はそのまま「8マン」でアメリカの白黒テレビの時代からアニメのまま放映されて人気となっていました。手塚治虫の「マグマ大使」みたいに人間が入ってテレビ活劇になって怪獣ブームを牽引した例はあっても、基本、日本のアニメは漫画映画の世界で生き続けることになります。それだけ、後世になっても、形を変えて妙な進化をすることなく、いつまでもオリジナルのままの姿形、時には、アニメの声優の声がそのまま心に刻まれています。半世紀以上も前、そんなに技術もなかった時代、CGもなく、今のようにお絵描きソフトで手軽に漫画が誰でも作れる時代と違って、労働集約的な地味でコツコツやる仕事でした。私も大学時代に漫画家のアシスタントをやっていたことがありますが、結構大変な仕事です。小学生時代に永島慎二の「漫画家残酷物語」3巻を読んで、自分には無理かなって思ったものです。貸本漫画時代から日本人の心に生き続ける日本漫画のスピリットは、今も世界の日本漫画ブームに脈々と引き継がれています。藤子不二雄Aさんのご冥福を心より、遠くニューヨークからお祈りいたします。長い間ご苦労様でした。それでは、みなさん、よい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)

【今週の紙面の主なニュース】(2022年4月9日号)

(1)性自認不一致は「X」 米国パスポート記載11日から

(2)週末は春うらら  フリマの陽だまり

(3)NYが好きすぎて  たまらない

(4)鳥インフル流行  農務省「適切な調理を」

(5)ソプラノ田村麻子     春、花、月を歌い上げる

(6)鮨 青木が開業1周年 フォートリーで本物日本食

(7)大戸屋チェルシー店   10周年感謝メニュー

(8)春到来を祝うイースター  暮らしのテーブル

(9)NY補習授業校LI校 2年ぶりに対面授業再開

(10)女性の人生と向かい合う 産婦人科医・常盤真琴さん

性自認不一致は「X」

米国パスポート記載で今月11日から

 今月11日から、トランスジェンダー、ノンバイナリーまたは身体的な性自認が一致しない米国市民は、パスポートの性別欄に、特定不可および別の性自認として「X」を選択できるようになる。 アントニー・ブリンケン米国務長官は3月31日の会見で「世界のすべての人びとの自由と尊厳、平等の推進と保護に尽くすことを改めて断言する。つまり多様性を包含しながら、個人のプライバシーを尊重することである」と語った。性自認の尊重に関しては、米運輸保安庁(TSA)は「空港などで、渡航者の審査、検査でより性的に中立なプロセスを導入していく」、社会保障局(SSA)は「公的な書類、記録などに自認している性別を選べるようにする」など、複数の連邦機関が、LGBTQ+市民が政府発行の身分証明を申請しやすくする政策を発表している。 

 同政策は、トランスジェンダーの女性の競技参加を禁ずるなど、トランスジェンダー市民の生活を制限する新たな規制を執行しようとする保守派の動きに対抗して承認された。例えばテキサス州はこのほど、性転換を望む若者の治療を禁ずる法案を可決した。 

鳥インフルエンザ流行

米農務省「鶏肉と卵は適切に調理を」

 今年に入り、アイオワ州はじめワイオミング州からメイン州にかけて鳥インフルエンザが流行しており、3月末までに約1700万羽の鶏や七面鳥が殺処分にされた。

 流行しているのは鳥インフルエンザA(H5N1)で、鶏、七面鳥、アヒル、ガチョウなどの鼻汁、唾液などの体液や糞便を介して感染する。伝染力が強いうえ、感染した鳥類は高い確率で死亡する。野鳥を含む19の州で確認されており、日本の農林水産省は4月1日より米国からの生きた家禽、家禽肉などを一時輸入停止にした。

 まれではあるが感染した鳥に濃厚接触すれば人に感染することがある。米農務省(USDA)によると、米国では人が鳥インフルエンザに感染した症例は確認されていない。カナダで一人感染例があり死亡している。日本でも人への感染性はないが、世界保健機関(WHO)によれば2003年以降、インドネシアで200人が発症し、うち168人が死亡するなどアジアや中東、アフリカで感染例がある。人から人への感染は確認されていない。米農務省(USDA)は、適切に調理すれば鶏肉も卵も危険はないとしている。物価への影響だが、2014〜2015年の流行の時も卵の価格が上昇した。すでに卵や鶏肉の価格が上昇している。一方、日本では、北海道が5日までに、札幌市内で見つかったキタキツネ1匹の死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5型)を検出したと発表した。 環境省によると、哺乳類の感染確認は国内初。 同ウイルスに感染したカラスを食べたことが原因とみられる。

春うらら フリーマーケット

 春の日差しが出たり入ったり。三寒四温で薄手のコートの季節に。週末のマンハッタンでは、空き地の広場を使ったフリーマーケットがスタートした。

 古着に腕を通せば、古き良き時代へタイムスリップ。テレビをつければ、連日、戦争のニュースばかり。

 心が少しだけ、春うららの陽だまりを求めている。

 (4月2日昼過ぎ、マンハッタン26丁目、五番街と6番街の間で、写真・三浦良一)