「日本の防衛力を抜本的に強化」 米空母で高市首相が決意表明

 10月28日午後3時45分頃から約45分間、高市早苗総理大臣は訪日中のドナルド・J・トランプ米国大統領と共に、横須賀に入港している米空母「ジョージ・ワシントン」を訪問した。高市総理大臣とトランプ大統領は、自衛隊員及び在日米軍人に対して激励の挨拶を行い、高市総理大臣はインド太平洋を自由で開かれたものとし、地域の平和と繁栄の礎とする決意を述べ、トランプ大統領と共に世界で最も偉大な同盟となった日米同盟を更なる高みに引き上げていく覚悟である旨を述べた。首相挨拶は次の通り(外務省発表)。

挨拶をする両首脳(写真提供:内閣広報室)

 本日、米国の海軍創設250周年という記念すべき節目に、トランプ大統領とともに、地域の自由と平和を守る象徴である空母「ジョージ・ワシントン」で、挨拶するチャンスをいただいたことを心から光栄に思います。まず何よりも、日夜、我が国と地域の平和と安全のために尽力してくださっている自衛隊、そして在日米軍の軍人の皆様に、心から敬意と感謝を申し上げます。

 6年前、この横須賀の地で、トランプ大統領と亡くなった安倍晋三総理が、日米が共に手を取り合って、この地域の平和と安全を確保していくという決意を示しました。今ここに、再び日米の最高指揮官が並び立ったこの機会に、私は、その決意を引き継ぎ、インド太平洋を自由で開かれたものとし、そして、地域の平和と繁栄の礎とする決意を新たにしました。いま、我々はかつてないほど厳しい安全保障環境に直面していま

す。平和は言葉だけではなく、確固たる決意と行動によってこそ守られます。

 あちらに見える「もがみ」と「まや」を含む自衛艦と、「ジョージ・ワシントン」は、数多くの訓練を重ねてきました。また、横須賀にいる多くの補給、整備に携わっている日米関係者の方々、そして地域社会との絆が、米海軍の活動を長年にわたって支えてきました。こうした幾層にもわたる日米の協力が、日米の抑止力・対処力を確かなものとしております。

 私は決意しています。今後、日本の防衛力を抜本的に強化して、この地域の平和と安定により一層積極的に貢献していきます。そのことにより、トランプ大統領と共に、世界で最も偉大な同盟になった日米同盟を更なる高みに引き上げていく覚悟です。日米は共に帆を掲げ、自由で開かれた海を進みます。この横須賀から紡がれる航路は、日米の絆を輝く未来へと導くことを確信しています。(原文まま)