今井千恵さんの社会貢献活動

米リーヴ財団への寄付続ける

 映画『スーパーマン』で知られる俳優クリストファー・リーヴ氏は1995年5月、落馬事故による脊髄損傷で首から下が不随となった。事故後、リーヴ氏は同じ障害をもつ脊髄損傷者のためにもっと進んだ治療法の開発をするよう科学者に研究支援を行い、幹細胞研究の補助金のために連邦政府に働きかけていた。

 CHIE IMAIリードデザイナーの今井千恵さんは1999年にアメリカで自身の会社を立ち上げ2003年、リーヴ氏が設立した「クリストファー&ダナ・リーヴ財団」の支援を始めた。彼の逆境に立ち向かう勇気に感銘を受け、日本や世界の人々へ、彼の前向きなスピリットを広めようと決心したという。リーヴ氏は04年に、妻のダナさんは06年に亡くなったが、今井さんは引き続き同財団への支援活動を続けることを表明している。またNYで開催のチャリティガラ副会長を務める。

 CHIE IMAI公式サイト(https://chieimai.com/ja/)では12月10日(金)まで、「クリストファー・リーヴ・キャンペーン」を実施中。財団のチャリティーアイテムである  「スーパーベア」(1万1000円)他、商品購入価格の50%は、脊髄損傷患者のサポートや最新治療の研究促進のために活動するリーヴ財団へ寄付される。

 今井さんは、高松宮妃喜久子殿下ががん研究のための慈善事業を目的に創設した公益財団法人「高松宮妃癌研究基金」のほか、「東日本大震災チャリティー」に5年間で3500万円寄付するなど、社会貢献活動を行っている。

(写真左)長男マシュー・リーヴさん(右)と今井さん

(写真右)スーパーベア