ウルトラマン登場、NYコミコンでライブ

円谷プロとバンダイ共催

 2006年から毎年、全米から大勢のアニメ&漫画ファンを集める一大イベント「ニューヨーク・コミコン」が、10月12日から15日までの4日間、マンハッタン西部のジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターで開催された。昨年は4日間で20万人以上を動員した同イベントだが、本年も入場券は早々に完売し昨年の記録を上回るほどの大盛況で会場はコスプレをしたファンたちで埋め尽くされていた。

 会期中、4階の会議場エリアでは、日替わりで様々な特別講演や催しが行われていたが、14日土曜日の正午からは円谷プロダクションとバンダイ共催で、現在放映中のシリーズ最新ウルトラマン、「ウルトラマン・ブレーザー」のスペクタクルライブが行われ、400席以上ある会場は特撮好きのニューヨーカーたちで満席となった。ライブショーは2部構成で、57年に及ぶウルトラマン・シリーズで初めて海外ファン向けに英語吹き替え版が同時配信されているウルトラマン・ブレーザーの魅力をニューヨーカーにアピールするもの。まずは、英語吹き替え版のナレーターを務めるメジャー・アッタウェー氏のMCで、主要キャストの吹き替えを演じる声優のリコ・ファヤード氏とニコラス・アンドリュー・ルイ氏を特別ゲストに迎えてのトークショーで、新しい切り口が日本でも話題になっている同作品の見所などを語った。続いては、主人公ウルトラマン・ブレーザーと地球防衛軍のロボット怪獣「アースガロン」が極悪宇宙人や凶悪怪獣たちとバトルを繰り広げるアクションショー。洗練されたスーツアクター達の迫力満点のアクションに、会場を埋め尽くしたニューヨーカー達は大きな声援と喝采を送っていた。

 一方、メインの展示販売フロアは、身動きを取るのも難しいほど人で溢れ返っていた。中でも、最大面積を誇るバンダイナムコのエリアは、各部門ごとにブースが分かれており、数々の巨大な人気キャラの像や等身大フィギュアが人目を引いていた。各種アトラクションや、商品販売コーナーでは、どの部門のブースにも長い列が出来ていた。また、ライブショーで活躍したウルトラマン・ブレーザーとアースガロンも同社ブースを訪れ、ファンと記念撮影をするなどして盛り上がった。

 NYコミコンは、アメリカ社会における日本のアニメや特撮の根強い人気ぶりを改めて知らしめる4日間となった。

(本紙・久松茂、写真も)