早食い6連覇の小林さんお墨付き、ニンジン ホットドッグ誕生

 インポッシブルバーガーやビヨンドバーガーなど、肉に代わるベジタリアン食品が話題のなか、ファッションブランドのクロエはイーストビレッジの人気総菜店ハリー&イダズ(アべニューA189番地)と提携し、17日のナショナル・ホットドッグ・デーに合わせ「ザ・キャロット・ドッグ」を開発した。
 パストラミ・サンドイッチをはじめ肉類の総菜が自慢の同店だが、ベジタリアンの新メニューにも手は抜かず、処理した丸ごとのニンジンを1週間かけてじっくり燻製。ポテトを練り入れた特製のパンでニンジンを挟み、サー・ケンジントンのクラシック・イエロー・マスタードとザワークラウトを添えて値段は1本6ドル75セント。
 同コラボレーションに賛同した写真家ジェシカ・ペットウエーさんは、独立記念日ホットドッグ早食い選手権で6連覇しギネスに登録された小林尊さんをモデルに起用した「ザ・キャロット・ドッグ」シリーズを撮影した。小林さんのネイルは、ニューヨークで活躍するネイリストのメイ・カワジリさんが施している。小林さんは同メニューについて「ホットドッグのマスターとして、これまで多くのベジタリアン系ホットドッグを試したが、正直に言って、これほど満足できるものはこれまでなかった。ニンジンのスモーキーな風味がとても独創的。何よりもニンジン以外はほとんど何も入っていないところがいい」と話している。