第29回JAA NYで活躍する日本人・日系人美術家展

31日まで展示販売
NY日系社会に貢献

 第29回JAAニューヨークで活躍する日本人・日系人美術家展覧会がニューヨーク日系人会館ホール(西45丁目49番地5階)で開催されている(主催・NY日系人会JAA、後援・在NY日本総領事館、週刊NY生活、よみタイム)。

 同展は1996年から、コミュニティーに貢献をしようと集まった26人の日系アーティストが始めたチャリティー美術展。当時からのからの参加作家は、皆70歳後半から90歳代だが全員現役で精力的に作品を作っている。

 本年の参加作家は、林幸江、平之内美穂、百田和子、小林園美、三浦良一、森本和也、永野みき、大野廣子、作山畯治、佐藤正明、篠原空海アレックス、篠原有司男、竹田あけみ、依田順子、依田洋一郎、廣瀬ジョージ、廣瀬公美、市村しげの、久住真理子、森本洋充、森戸泰光、野田正明、小野知美、佐々木健二郎、澤野水纓、塩原乃り子、鈴木克美、渡辺啓子、依田寿久、特別展示・飯塚国雄、中里斉。

 初日の15日にはオープニングレセプションが開催され、後援団体を代表して在ニューヨーク日本総領事館の森和也首席領事が祝辞を述べた。当日は延べ200人あまりが来場して出展作品を鑑賞しながら歓談した。展示作品はすべて販売されており、売り上げの50%がJAAに寄付される。会場では早速、気に入った絵を買い求める来場客の姿もあり大盛況だった。展示は今月31日(土)まで。入場無料。平日は午前10時から午後5時まで。土曜日は午後3時まで。日曜休館。問い合わせは212・840・6942(JAA事務局)。

Photo: i.g.@hashimotophotography