アマゾンがJAPAN STORE開設

ジェトロが支援

 米テクノロジー企業アマゾン(Amazon)のショッピングサイトで、昨年から新しい特集ページ「ジャパン・ストア」が開設されている。日本貿易振興機構(ジェトロ)とアマゾンによる、日本企業の海外進出を支援するプログラムで、日本各地で生まれる作り手の想いが詰まった日本商品を紹介している。

 カテゴリーは、グローサリー(お茶や醤油など)、ビューティー(スキンケアやヘアケアなど)、キッチン(食器など)、ホーム(お香やハサミなど)、PC&オフィスプロダクト(文房具など)、トイ&ホビー(人形やペット用品など)、ファッション(和服や腹巻きなど)、スポーツ&アウトドア(自転車の部品やアウトドアグッズなど)の8つに分かれてさまざまな製品を販売している。

 ジャパン・ストアは、Amazon.comのトップページや検索結果にストアのバナーや広告が表示されたり、ストアのマーケティングメールが利用者へ配信されるため、露出度が高いという利点があり、アメリカで販売実績のない商品でも集客が見込めるサービスとなっている。出品開始後に効果的なプロモーション方法、日本の商品訴求方法について具体的例を用いて説明するウェ ビナーの実施やニュースレターを配信。 初めてアメリカのアマゾンで販売を開始する企業にはアマゾンの専任担当者がつき、ジャパンストアへの出品決定後、アカウント作成・商品登録、海外送金や海外輸送など日本語でサポートする。2023年3月ごろまで運営予定。