書道アーティスト
書道アーティストの原愛梨さんは、書道で世界中の心を動かすための作品を「書いて」いる。福岡県出身で書道は2歳から始めた。小さい頃から書道一筋で文部科学大臣賞を最年少で受賞するなど、とにかく腕を磨いてきた。大学卒業後は一度地元の銀行に就職したが、どうしても夢を諦めきれずに退職、書道家として活動を始めた。

世界ではあまり知られていない書道をもっと多くの人に知ってほしいと思い、書道と絵を融合した書道アートを始めた。「名前や四字熟語、名言、歌詞などの言葉を、人や動物などの形に合わせて書いています。たくさんの人が語り継いだ言葉、未来の希望を信じて残した言葉、世界の平和を願って書いた歌詞など、ただの記号でしかない文字に込められた想いに書道で命が吹き込まれたような作品を書いています」と話す。
最初はスポーツ選手の作品をSNSにアップし始めたところ、選手達を含めて多くの人から反響があった。話題となり、多くのテレビでも紹介もされ、24時間テレビでの生パフォーマンスやNews Zeroで東京オリンピックのメダリストなどを書道アートで描くといった機会にも恵まれ、言葉と書道に心を動かす力がある事を実感した。そして「書道アートをもっと進化させれば、もっと世界にメッセージを届けて世界を変える力がある」と信じ、作品を書くようになったそうだ。
日本では神田明神での個展やCASIOやNISSANなどの企業とのコラボ、日本各地でパフォーマンスを通じて少しずつ知名度が上がってきたが、日本だけでなく世界で活躍したいと思い1年前からニューヨークに住み始めた。
「ニューヨークは世界中の人が集まり、アートに溢れ、毎日がとても刺激的で大好きな街です。ニューヨークに住み始めてメッツやイタリアのユベントスとコラボできて世界への広がりも感じていますし、原愛梨の書道アートにしかできないことがあると確信しました」と話す。
10月にはニューヨークで個展も開催する予定だという。ニューヨーカーが驚き、楽しみ、そして感動する原愛梨の新作が待ち遠しい。書道アーティストで今一番の注目株だ。
(三浦良一記者、写真も)

