運動を通してNY地域女性の健康サポート  吉岡真理子さん

フィットネスインストラクター

 吉岡真理子さん(53)は、ニューヨーク地域で産後ケア、更年期障害予防、骨粗相症予防、肩こり、腰痛予防、ストレス解消を目的としたエクササイズ教室を開催している。東京で短大を卒業後、株式会社丸井に就職、2001年に転職して東京の住友不動産系のジムに5年勤務しており、その時は健康運動指導士として一般ジム、シニアケアの運動指導をしていたが、2007年に韓国系アメリカ人と結婚し、ニューヨークに移住、出産、落ち着いた頃に運動指導を米国で再開し、現在11年目を迎える。2018年、日本親子体操協会指導者資格修得。

 女性を中心とし子供からシニアまでの健康に自分の生涯を賭けようと思ったのは、27歳の時に札幌の祖母が倒れたが、病院での運動や音楽治療で元気になる祖母の姿を見て、健康運動指導士になり、人々をこのように健康にしたいと思ったのがきっかけだ。  

 永住者はもとより、駐在員の奥さんたちや、日本人以外の人々にパーソナル、セミパーソナル、グループエクササイズ、ズームレッスンをウエストチェスターを中心に週15回ほど実施している。日本人のお母さんたちのサポートグループ「ニューヨークすくすくお茶会」(米国日本人医師会会長の加納麻紀医師が創設)のボランティア活動を通じ、イベント企画、開催に携わっている。 

 運動内容は基本的に「その方の目的に基本合わせます」としている。その人のライフステージにより、必要な運動、頻度、そして子供、家庭のスケジュールによっても異なるので、そこを考慮に入れることが大事だという。

 コミュニティーを広げる、など参加する人の目的に応じてその求めている身体的なサポートを提供している。場所はスタジオ、クライアントの自宅(庭やアパートのジム、プール)、各公園など屋外。遠方の人や日本、他州の生徒のためにはズームレッスンも実施している。レッスンの時間は基本的に1時間。運動の内容はストレッチ、有酸素運動(エアロビクスなど)、ウェイトトレーニング(自重、ダンベル、ウェイトバー、ストレッチバンド、スイスボールピラテスボールなど使用)マシンエクササイズ指導など多岐にわたる。

 将来的な夢は、現実的な計画としては、アメリカのシニアエクササイズのライセンスを取得し、コミニュティーでグループ、パーソナルエクササイズ指導(認知症、転倒防止予防エクササイズ)をして、自分のスタジオを持ちいつでも、誰でも指導が出来るような環境を作ることが目標だ。日々の指導で心掛けているのは、クライアントさんの生活、声を聞き、ライフステージにあったエクササイズを提供すること、運動はフィジカルだけでなくメンタル、ホルモンのバランスとの繋がりも大きく影響するため、ストレスにならないようなスケジュールにし、友達との繋がりやコミュニティー活動に参加することも大切だと思っている。自分的には「家族にしっかりとした栄養バランスのとれた食事を作り、清掃の行き届いた無駄の無い、生活を維持することだ」という。北海道札幌市出身。

 (三浦良一記者、写真も)