日系医療支えて54年
年次晩さん会盛大に
第54回米国日本人医師会(JMSA、加納麻紀会長)の年次晩さん会が9月25日、マンハッタンのメトロポリタンクラブで開催され、170人あまりが参加した。ニューヨーク総領事の片平聡大使が冒頭で祝辞を述べた。
(写真上)今年度の奨学金を授与された日系の医学生や研修生たち
同団体は1973年にニューヨーク近郊の日本人医師を中心に設立された非営利組織。現在では、多種多彩な医療従事者による北米の医療支援ネットワークとして活動し、米国で生活する邦人コミュニティへの貢献を主な目的としている。医学生、看護学生、研修生、研究員への奨学金制度や、2007年からは、ニューヨーク周辺のボランティアグループに対する献金を通しての支援(Japanese Community Outreach Program)をしているほか、東日本大震災後は現在にいたるまで日本の被災者への直接的及び金銭的なサポートを続けている。
2015年からは、日米医学会で活躍する医療従事者や研究者の交流と協力を促進する目的でJMSA ライフ・サイエンス・フォーラムを毎年開催している。また、医学生は、医学教育の後の研修期間も長く、医師になって何年経っても学費ローンを返済しなくてはならない現状があることから1974年以降毎年奨学金を授与している。

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今年度の奨学金を授与された15人は次の通り。
▽本庄奨学金=九野絢子(マウントサイナイ薬科大)、鈴木はるの(カリフォルニア大サンフランシスコ校)、原野新渚(NY大)▽カレン・ミチコ・クリング奨学金=金沢輝蓮(カンサスシティ大)▽シブタニ奨学金=アイアン・陽・ザーファー(イリノイ大)▽モリ奨学金=ベントリー・葵(エモリー大)▽三井USA奨学金=斉藤恵美理(セントルイス大)、佐野史佳(カリフォルニア大学サンディエゴ校)、岩井萌(コロンビア大)▽MUFG奨学金=奥谷紘子(ボストン大)▽日本生命奨学金=ダニエラ・イズミ・パラズエロス・フジガキ(バージニア薬科大)、ホー・マシュー(バーモント大)▽西岡慈善基金奨学金=佐々木あきみ(NY医科大)、朴秀夏(バンダービルト薬科大)、市川続(ニューイングランド大)(敬称略)。
当日はバイオリニストの三井えりか、ピアニストのエリ・カング、浅沼りかこが演奏。総合司会は元FCIキャスターの久下香織子さんが行った。

