23日にNYでプレミア上映

女優の岩田華怜が23日午後7時から、イーストビレッジのミドルチャーチ(東7丁目50番地4階)で、岩田自身で脚本・演出を手がけた舞台「10年後の君へ 2026」のチャリティー上映会を開催する。入場無料。演奏会に続き上映は午後7時30分から。
岩田は2011年に地元仙台市で東日本大震災を経験した。その後数週間の避難生活を経て、AKB48としてデビューするが、そのとき以来、自分が経験したこの震災の記憶を、なにか作品として残したいと言う強い思いがあったという。100回を超える被災地訪問や取材を経て、時間をかけて自分の中で物語を組みたてていき、気づいたら筆を取っていたという。大学2年生のときに、ワンルームのアパートで書き終えた作品だそうだ。
東日本大震災に関連する出演作品としては2024年公開の堀江貴監督の映画「最後の乗客(ラストパッセンジャー)」があるが、自身自らの念願の作品を米同時多発テロから25年の節目にNYでプレミア上演として世に問うのは初めてで本人にも熱い思いがある。この会場で集めた寄付金は、7月に発生した令和8年熊本地震の被災者へ義援金として寄付する。
「震災の記憶や命の大切さを後世に語り継ぐ目的もあり、ニューヨークに住む子供たちや、世界中の人たちに届けたい作品でもある。ニューヨークでも、25年前の9月11日に起こった同時多発テロ事件で、たくさんの人が亡くなった。震災に関わらず、今自分たちが生きている今日は、震災や戦争により命を落としたたくさんの人々が、『生きたかった今日』だ。このチャリティー上映会では、そんな私の思いを、ニューヨークの皆さんに伝えられたらと思う」と話した。当日は上映会のあと交流会がある。

