日本美術の収集家

日本クラブは9月14日(月)から30日(水)まで、展覧会「慧眼(けいがん)—スーザン・トスク氏が愛した日本工芸」を日本ギャラリー(五番街604番地)で開催する。ブルックリン生まれのスーザン・トスク氏(1944〜2026年)は、理系、左利き、血液型はRhマイナスのAB型で、強い正義感を持ち、単刀直入な物言いで、偽りのない誠実さをモットーとしていた。生物学を学んだ同氏は、その科学的な観察眼を携えて日本美術の世界へと転じ、日本人と日本文化、とりわけ日本美術を人一倍愛し、生涯を日本工芸の収集・研究に捧げた。
同展は、本年2月に81歳で逝去した同氏を偲ぶ追悼展となり、彼女のコレクションの中から明治期の作品44点を選りすぐり紹介する。会場には、七宝、金工、染織、銀製品など、明治の職人技の粋を集めた作品が並ぶ。
入場無料。開廊時間は月〜金曜が午前10時から午後6時、土曜は午後5時まで。日曜休廊。14日(月)午後6時から8時までのトーク&オープニングレセプションでは、デイビッド・コール氏(明治美術研究家)と堀佐知子氏(日本美術スペシャリスト)が、明治工芸の技法や見どころをスライドとともに解説しながら、NYと日本の美術館・研究者との橋渡し役を務め、日米文化交流に大きく貢献したトスク氏の生涯をたどる。レセプション参加希望者はEメール[email protected]まで申し込む。詳細はウェブサイトhttps://www.nipponclub.org/?lang=jaを参照する。

