独立記念日盛大に
米国の独立記念日となった4日、ニューヨークでは建国250年を祝う大規模な記念行事が朝から夜まで繰り広げられた。中心となったのは、ニューヨーク港を舞台にした帆船パレードと、夜のメイシーズ花火大会で、マンハッタン、ブルックリン、ジャージーシティ、ホーボーケンなど水辺の観覧スポットには、多くの市民や観光客が詰めかけた。
(写真上)大勢の市民が見守る中、ハドソン川上空を飛行した各国精鋭のアクロバット航空隊の戦闘機(写真・植山慎太郎)
日中には、米海軍のブルーエンジェルスを先頭に、米軍や同盟国の航空機による大規模な飛行ショーが行われた。あわせて、世界各国から集まった帆船や艦船がニューヨーク港からハドソン川へ進むパレード「セイル・フォース250(Sail4th 250)」を実施した。帆船パレードは、1976年の建国200年や、自由の女神100周年を祝った1986年の大規模海上行事を思わせる演出で、港町ニューヨークの歴史を印象づけた。
夜には、恒例のメイシーズ・フォース・オブ・ジュライ花火大会が開催された。数日間続いた危険な熱波はこの日が山場となり、雷雨など悪天候への懸念から、通常は午後9時半前後に始まるところ9時過ぎに打ち上げが始まった。今年は同大会の50回目とも重なり、花火はロウアー・ハドソン川とロウアー・イースト川に配置された6隻の打ち上げ台船などから放たれ、ブルックリン橋では特別演出も行われた。
打ち上げられた花火は約8万5000発に上り、このうち約2万発はブルックリン橋での演出用に特別に設計された装置から放たれた。赤、白、青を基調とした光が夜空と川面を彩り、ショーの模様はNBCなどを通じて全米に中継された。
ニューヨーク市と周辺地域では、花火に合わせ道路閉鎖や交通規制が敷かれ、観覧後の地下鉄、PATHトレイン、フェリー、道路の混雑も目立った。ハドソン川とイースト川の双方を使う今回の花火大会は、建国250年を祝う特別仕様で、市内各地では関連イベントも行われた。一方、花火の最中にブルックリン橋の仮設設備付近で小規模な火災が発生。消防が対応し、けが人は報告されていない。





