空港へは余裕持って

搭乗身体検査で混雑も

ケネディ国際空港への公共交通手段としてはバスや地下鉄、エアトレインがある

 メキシコ国境の壁建設予算をめぐる与野党対立で、連邦政府機関が昨年12月22日から一部閉鎖となっているなか、全米各地の空港でも職員不足で搭乗手続き等に影響が出ている。
 ニューヨークタイムズ紙15日付けの記事によると、保安業務を担当する米運輸保安庁(TSA)職員5万1000人の給料が未払いの状態。11日に払われるはずの給料が受け取れず、TSAからは勤務命令が出されたものの自宅待機もしくは欠勤する職員が急増し、身体検査の列に1時間並んだ例も報告された。
 ジョン・F・ケネディ国際空港やラガーディア空港での搭乗手続きなどに大きな支障はみられていないが、日系旅行代理店IACEトラベルでは、「通常2、3時間前に空港に行かれることをおすすめしていますが、今回は余裕を持って少し早めにおでかけください」と話している。
■マンハッタンから各空港への行き方
 タクシーやUBERなどのほか、主要駅付近から出発する大型バスやホテルなどから乗れるシャトルバス(GoAirlink NYCやSupershuttleなど)がある。
 公共交通機関の利用の場合、ジョン・F・ケネディ空港へは地下鉄A・E線を利用してエアートレインに乗り換える。ラガーディア空港へは地下鉄E・F・M・R・7線74ストリート/ルーズベルトアベニュー駅下車、空港直行のセレクトバスに乗る。