和の魅力を披露

日本の着物文化と伝統の踊り無料公演

ジャパン・パフォーミング・アーツ

 ジャパン・パフォーミング・アーツ(JPA、 濱田裕子代表)は11日に日本の着物文化と歴史の紹介、日本三大盆踊り、日本舞踊、書道の大筆書、石見神楽の無料公演をシンフォニー・ハウスで開催した。

 日本三大盆踊りの一つで1981年に重要無形文化財に指定され700年以上の歴史がある西馬音内盆踊り(秋田県)で幕を開け、端縫いの着物を身にまとった流麗優麗な舞を披露した。楽しく踊れる郡上踊り(岐阜県)や知名度の高い阿波踊り(徳島県)、石榑雅代の琴の演奏をバックに日本舞踊「六段」と「デイブレイク」や琴のソロ演奏「鳥のように」が観客を魅了した。

 書道歴50年の川口英子の大筆のパフォーマンスは28mx6mの巨大な布に日本発祥の言葉「笑う門には福来る」と大胆に描き、その作品はまさに書の傑作といえる。プログラムのトリはエンタメ性が高い石見神楽(島根県)で幕を閉じ、大きな拍手に開場が包まれた。 (山本みゆき、写真も)