海老屋流茶箱 企画展

日本クラブWEBギャラリー

 日本クラブWEBギャラリーは4月15日(木)から5月26日(水)まで、「海老屋流茶箱」と題した企画展を開催する。(協賛:ニューヨーク日本商工会議所基金)

 茶箱は大きさ約20センチほどの小さな箱や籠のなかに、お茶を点てるために必要な茶道具、棗や茶筅、茶碗などがすべて入ってるセットのことで、今から約400年前、千利休が野外でお茶を愉しむために小さな茶道具を仕組んだのが始まりと言われている。同展では延宝元年(1673年)から続く骨董店海老屋九代目三宅正洋氏の「見立て」で作られた遊び心満載の茶箱30点を紹介する。

 また、4月15日(木)午後7時から「海老屋流茶箱展」バーチャル・オープニング・レセプションが開催される。三宅正洋氏による骨董茶箱についての解説、表千家教授中澤宗寿氏のお点前と、西川流宗家家元西川扇蔵十世(人間国宝)の長女西川祐子氏による日本舞踊「お江戸日本橋」が披露される。 参加費無料(任意で医療従事者へのお弁当プロジェクトへ寄付)。先着500人。申し込み・詳細はウェブサイトhttps://www.nipponclub.orgを参照。