【編集後記】7月17日号

みなさん、こんにちは。1964年の東京オリンピックで強豪ソ連を破って金メダルを獲得し「東洋の魔女」と呼ばれた日本女子バレーチーム。大阪市貝塚の紡績工場(日紡貝塚、後のユニチカ)で働く繊維労働者たちが、スピードと攻撃性を重視する型破りで冷酷な鬼の大松博文監督の指導のもとで、無敵のバレーボールチームへと生まれ変わっていく。その姿をドキュメンタリータッチで描いた映画「The Witches of the Orient(東洋の魔女)」がニューヨーク市内のフィルムフォーラム(西ハウストン通り209番地、電話212-727-8110)で上映されているので締め切りの合間を縫って観てきました(今週号2面に記事)。同作品は、テニス選手ジョン・マッケンローのドキュメンタリー “In the Realm of Protection”を手掛けた監督ジュリアン・ファローによって制作され、記録的な連勝を重ねたのち64年の東京オリンピックで劇的な勝利を飾った彼女たちの練習風景やコート上での姿を当時の映像と現代の彼女たちの素顔をオーバーラップさせながら描いて、メダリスたちの人生は、心も豊かにしてくれるんだなと思いました。みんな、今、いい表情をしていたのが印象的です。日本では東京五輪直後から空前のバレーボール・ブームが起こり、後にテレビの『サインはV』、漫画の『アタックNo.1』などの作品が生まれました。「サインはV」、子供子供時代にテレビで観てましたし、アニメの主題歌も耳に焼き付いています。映画のチケットは会員9ドル、一般15ドル(シニア11 ドル)。英語字幕付き。16日から午後4時30分上映のみ。オンラインでも視聴可能。https://www.kimstim.com/film/the-witches-of-the-orient/ いよいよ23日から、コロナ禍の真っ只中で2021年東京オリンピックが開幕します。現代の東洋の魔女たちの活躍も期待したいです。それでは、みなさん、よい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)